1920年ドミニカ共和国生まれで、1930年代から歌い出したホセイート・マテオ。その甲高くも芯の通った軽快な歌は、すぐにパン・カリブ的な人気を得て、1950年代半ばにはソノーラ・マタンセーラをバックに歌い、1962年には、エル・グラン・コンボのファースト・アルバムにヴォーカリストとして参加。まさに往年のトロピカル系大歌手であります。 本作はアコーディオンのア …
続きを読む1920年ドミニカ共和国生まれで、1930年代から歌い出したホセイート・マテオ。その甲高くも芯の通った軽快な歌は、すぐにパン・カリブ的な人気を得て、1950年代半ばにはソノーラ・マタンセーラをバックに歌い、1962年には、エル・グラン・コンボのファースト・アルバムにヴォーカリストとして参加。まさに往年のトロピカル系大歌手であります。 本作はアコーディオンのア …
続きを読む1904年生まれ79年に亡くなったドミニカ共和国のサックス奏者/バンド・リーダー、ナポレオン・サヤス。ビッグバンドを率いてメレンゲをインターナショナルに広めたパイオニア的存在です。 トランペットとサックスの管楽器セクションが活躍するオーケストレーションで、メレンゲ独特のサックスのリフがうねる、祝祭感あふれるサウンド。50年代の録音かと思いますが、チャチャチャ …
続きを読む追悼 2023/11/20 〜45歳の若さで亡くなってしまったとのことです。 DVD- ntsc “Alive In Lisboa” 1 Barquinho Da Esperança 4:30 2 Lisboa Kuya 7:10 3 Chuva De Verão 7:38 4 Balance 7:01 5 Guisa 5:34 6 …
続きを読むフィーリン・ムーヴメントにも深く関わり、ホセ・アントニオ・メンデスと同時期にメキシコに活動の場を求め渡った朋友、エル・グラン・フェジョーベ。その初期録音であるメキシコRCAのアルバムから、12曲を復刻盤です。スキャットを多用した歌い口と、ファンキーなキャラクターが、キューバ音楽~ラテン音楽では異彩を放っていますが、勿論しっかりキューバ音楽をベースにしています …
続きを読むサンティアーゴ・デ・クーバ1915年生まれ(1905年説もあり)、サックス奏者、作曲編曲家、楽団リーダーのマリアーノ・メルセロンのメキシコ録音シングル集かと思います( “Carmencita …y otros exitos” というアルバムと同内容 / 曲順シャッフル)。最後まで、ダンソン楽団の側面とマンボ系楽団の要素を兼 …
続きを読む1 Ова Срце Знае 2 Умирам Без Тебе 3 Слатка Горчина 4 Први Март 5 Во Заборав 6 Се Лажам Себе 7 Пловиме 8 Уште Само Еден Ден 9 Љубов 10 Ружа Ружица 11 Као Мало Воде 12 Кад Ми Небо …
続きを読む曲順はシャッフルされていますが、1964年の DECCA 盤LP (DL 4505) ストレート・リイシューと言いたいところですが、1曲欠けて全11曲となっています(”Intermezzo” )。が、もともとそのDECCA 盤LP (DL 4505) は1941年のSP音源集の復刻なので(もともとはSPアルバム)、それほど気にならないのですが…。 …
続きを読む1 Women’s Singing 2 On The Way To Arad 3 Shad’dou Marakibhoum 4 Zikra 5 Ya Hal L’hilou 6 Mani Ya Habayeb Mani 7 Taqasim – A Poem Of Bliss 8 Mayjana 9 A Poem …
続きを読む1917年生まれのベネズエラを代表するアルパ奏者フアン・ビセンテ・トレアルバ。本作は、曲順はシャッフルされていますが、ロス・トレアルベーロス名義でバンコ・ラルゴから1956 or 57年にリリースされたLP『シンフォニーア・デル・パルマール』(BANCO LARGO QBL-1201)の全12曲を収録するリイシューです。 全曲自作によるパサーヘやトナーダ、ホ …
続きを読む1914年生まれ97年に亡くなったプエルトリコの鍵盤奏者パパ・カンディートのアルバムのストレートCD-Rリイシュー。オリジナルは、Montilla – FM-224。 電子オルガンも操る彼のグループは、50~70年代にプエルトリコのフィエスタなどのもり立て役として重宝されていたとのことですが、ここでもインストでブーガルーやボレロ、メレンゲ、タンゴ、タンボリ …
続きを読むフィリペ・ドゥルサイデス (1917-1991) 、キューバ、ピアニスト、作曲編曲家、バンドリーダー。革命前後を境にそれまで率いたヴォーカル&インスト・コンボ、アルモニコスを解散し、ストリングスを導入、ピアノを中心としたラテン・インストルメンタル〜それもとっておきにゴージャスな録音を試みていた頃の、編集盤LPのCD化かと思われます。00年代の初めにエグレムか …
続きを読む★カチンバ・クアトロ 『ハチャーガマク』 カチンバ・クアトロ、待望の新作! 沖縄音楽とラテン、カリビアン・ミュージックの融合を進めてきた KACHIMBA4! 9枚目となる本作は、近年のヨーロッパ公演を経て、さらにワールドなサウンドのチャンプルーを大胆に展開! ●1998年2月、バンドリーダーのTAROの呼びかけにより結成され、これまでに8枚のアルバムを発表 …
続きを読むルディー・カルサド〜1929年サンティアーゴ・デ・クーバ生まれ、兄弟達も歌い手であり(オルケスタ・アラゴーン)、従兄弟は、やはり歌い手のフェルナンド・アルバレス、妹達はピアニストだったそう。そんな音楽ファミリーに生まれ、打楽器奏者、そして歌手として、マリアーノ・メルセローン楽団、ホセ・ファハルド楽団、エンリケ・ホリン楽団といったダンソン〜チャランガ系楽団を遍 …
続きを読む女性歌手カンディータ・バスケス(キューバ女性だそうですけど、どこの誰だかわかりませんな、カンディータ・バティスタと間違えて、ちぐはぐなこと書いてすみません…)の VENE-VOX盤LP アルバムとなりますが、それ以前のSP音源も含んでいる模様。それにしてもキュートな歌声!で、伴奏&制作をつとめているのは、1940年以降、べネズエラのトロピカル系ラ …
続きを読む1999年、ペルーのセロ・デ・パスコで結成されたガールズ・ヴォーカル・グループ、ラス・チカス・マニャネーラスの2枚目のアルバム。アンデス・ブラスにベース、ギター、チープなシンセ、ホイッスルを伴って、4~5人の若き女性たちが、ユニゾンで、時に独特な甲高い掛け声なども交え、楽しそうにコーラスを披露します。ペルーにたく沢山あるデジタル・クンビア系の女性グループのア …
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