BRUNO ANGELINI, FABRICE MARTINEZ, ERIC ECHAMPARD / TRANSATLANTIC ROOTS

1965年南仏マルセイユ生まれのピアニスト、Bill Evans Piano Academyの教鞭を取ったことがあるそう。03年から、セッション・アルバム含め、今作が13作目となるそう。基本、エレクトロニカ、エフェクトも含むフリーフォームなジャズということになると思いますが、例えば1曲目、“デヴィッド、スパイク、ジム” というのは、デヴィッド・リンチとスパイ …

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JOSEF JOSEF

マヌーシュ・ジャズとクレズマー、ロマ音楽をフュージョンさせたユニット、レ・ジュウ・ノワール (1992-2017) を率いたユダヤ系ヴァイオリン奏者、エリック・スラビアクのニュー・ユニット “ジョセフ・ジョセフ”の初作。そのジョセフ・ジョセフという名は、ロシアに生まれ、渡米したユダヤ系女優にして歌手、ネリー・キャスマンが1923年に歌った曲名、以 …

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CELINE OLLIVIER / SIROCCO

フランスのシンガー・ソングライター、セリーヌ・オリヴィエによる2021年のサード作です。ピアノ、ギターなどにプログラミングも取り入れた内省的ムードの漂うバンド・サウンドに、抑えの効いたヴォーカルが生み出す詩的で知的なサウンド。ネット掲載のインタビュー記事によると、4曲目は、当時15歳のグレタ・トゥーンベリによるCOP24でのスピーチに触発されたものとのことで …

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BULULU / UN VENEZUELA IMAGINAIRE

フランスのクラリネット奏者で、コメディエンヌなどとしても活動しているというエマニュエル・サビーを中心としたユニットの2021年作です。彼女は2013年にベネズエラ音楽と出会い、アンサンブル・グルフィーオのマンドリン奏者クリストバル・ソトやクアトロ奏者チェオ・ウルタードと共演したり、2019年のソロ名義作『カンタ・ムヘール』では、コントラバス奏者エドウィン・ア …

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BADUME’S BAND & SELAMNESH ZEMENE / YAHO BELE, SAY YEAH

フランス・ブルターニュ発の欧州最強のエチオピア音楽楽団バドゥムス・バンド。11年作と同様、アジス・アベバ出身の素晴らしい女性歌手セラムネッシュ・ゼメネを全編にフィーチャーした2021年です。メリスマを効かせた野性味溢れるセラムネッシュの歌声のインパクトがここでも強烈。ハードロック系のザラついたエレクトリック・ギターやハモンドの音色を活かした、エチオピアに憑依 …

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GWEN CAHUE ACOUSTIC QUARTET / MARGIN CALL

フランス北西部ブルターニュ地方のヴァンヌ出身で、ジャンゴ・ラインハルトに魅せられ、ビレリ・ラグレーンらが輩出したアルザス地方の首府であり、チャボロ・シュミットの移り住んだストラスブールで研鑽を積んだという、マヌーシュ・スウィングの若き俊英ギタリスト。2021年のセカンド・リーダー作です。19年の前作『Memories of Paris』はリズム・ギター、コン …

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MICHEL PORTAL / MP 85

仏ジャズ・シーンのヴェテラン、とのこと、こちらもたまたま耳にして、単純に気持ちのいい演奏だなあ、というわけで、初入荷。この人、昔はバリバリのフリー・ジャズ演っていたそーですが、歳を取ってこそ演じることができるジャズを自然に演っているんでしょうね。当方も歳を取ったから耳を惹かれてしまったんだと思います、ハイ。それに、どこかしら微かにサウス・アフリカン・ジャズの …

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BELOUGA QUAETET / QUATUOR DE GALOUBETS, Tamborins

ガルベ(縦笛)&タンブラン(太鼓)を奏でる4人が集ったフランスはプロヴァンスのアンサンブル、ベルガ・カルテットの初アルバムです。英語で言うところのパイプ&テイバーによるスタイルは、プロヴァンスの伝統的な民衆音楽を下敷きにしていますが、4人編成による編曲の妙とでもいうか、素朴で親しみやすい中にも、聴くものを惹き付けるユニークな味わいを醸し出していて、その意味で …

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VOX BIGERRI / JORN 

フランスはオクシタニアの男声ポリフォニー・グループによる2020年作。18年の前作は、米国のジャズ・ドラマー、ジム・ブラックとのコラボレーションを試みたものとなっていましたが、本作では本来の姿に立ち返り、無伴奏で四声の美しいハーモニーを聴かせてくれています。とはいえ、前作に収録されたオリジナルの2曲目や、そしてビリー・ホリデイの名唱でもお馴染み「奇妙な果実」 …

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HK / DANCER ENCORE

  ファン向け、というか、何か企画もののような6曲入りHK単独CD新作ですね、いずれ、内容、というか、本作リリースの趣旨がわかりましたら、改めて、後刻〜   1 Danser encore 5:26 2 Dis-leur que l’on s’aime, dis-leur que l’on sème 4 …

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ROMANE / SOIR DE TROTTOIR

ジャンゴ・ラインハルトのスピリットを継承するマヌーシュ・スウィング・ギタリスト、ロマーヌの2021年リリース作です。ヴァイオリンのローラン・ゼレール、コントラバスのローラン・ドゥラヴォーとのトリオによる録音。ストーケロ・ローゼンバーグの00年作『エレガーンス』からの本作タイトル曲を含む3曲をはじめ、過去のレパートリーを再演しています。新曲(?)と思しきボサノ …

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V.A. / NOUVELLE VAGUE, Les Musiques De Films 1957-1962 

フランスの新進気鋭の映画作家たちにより1950年代後半に巻き起こされたムーヴメント、ヌーヴェルヴァーグの映画音楽をピックアップした、仏フレモー社による3枚組アンソロジーです。ヌーヴェルヴァーグとジャズとの出会いとしてあまりにも有名な、マイルス・デイヴィスが音楽を手がけたルイ・マル監督の『死刑台のエレベーター』、ブラームスの楽曲を用いた同じくルイ・マルの『恋人 …

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FEIZ NOZ MOC’H / ATAU ATAV

フランス大西洋岸、ガスコーニュとブルターニュにまたがる現地トラッド系バンド3作目となる2018年作〜ブッキラボーな女声&男声をフロントに、ハーディー・ガーディー&ヴァイオリンのフリーキーなプレイ、加えて、変拍子を強調したパーカッシヴな演奏を繰り広げ、異彩を放ちます。 1. Triptik 09:07 2. Harri Chivalet 05:07 3 …

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LALALA NAPOLI / CAVALLUCCIO

フランスを拠点とする東欧ツィガーヌ(ロマ)バンドの最古参ブラッチのアコーディオン奏者として活躍してきたフランソワ・カスティエロが立ち上げたバンド、ラララ・ナポリの2021年のサード作です。タランテッラやタムリアータといった、ナポリのルーツ音楽のプログレ化とでも言うべき試みが炸裂。ヴォーカルとアコーディオンに、第2アコーディオン、木管&ギター、ヴァイオリン、コ …

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