BABX / UNE MAISON AVEC UN PIANO DEDANS

オ・フェレ、デヴィッド・ボウイ、ジム・モリソンの息子と称賛される鬼才 バビックスによるピアノ・ソロ作品  古き良きシャンソンならではの優美さを踏襲した楽曲群に、ランボーやボードレールなどの有名詩を重ねた2015年リリースの作品『Cristal Automatique #1』が注目を浴び、〈レオ・フェレ、デヴィッド・ボウイ、ジム・モリソンの息子〉と称賛されたフ …

続きを読む>

CANTO DO SOL / AVANT L’EQUINOXE

在仏ブラジル人バンド、こちらが初作になるんでしょうか、ポルトガル語とフランス語の歌詞、ボサ、サンバにノルデスチっぽい曲や、シャンソン、あるいは、カボヴェルデっぽい曲など、軽くチャーミングな発声で歌くれるソフィ・マグナーニ(マニャーニ?イタリア系でしょうね)が、なんとも魅力的じゃないですか。そんなソフィの涼しい歌声に寄りそうバッキングが、また、すき間があって、 …

続きを読む>

IREKE / TROPIKADELIC

う〜ん、なんか、昔のファンカラティーナとかリップリグ&パニックとか(ちょっと違うか?)、本盤を聞いて、そーゆー英国ほかのニューウェイヴを少しばかり思い出したりもしました。が、本作、時代は下って、現今フランス・メイドとのこと。アフロビートはじめルンバ・コンゴレーズ風やラガ、カリビアン、トロピカル系リズムに、プログラミング&ダブ処理もカケ合わせた、今様アフロビー …

続きを読む>

AZIZ SAHMAOUI, ERIC LONGSWORTH & ADHIL MIRGHANI / IL FERA BEAU DEMAIN MATIN JUSQU’A MIDI

元オルケストル・ナショナル・バルベスのメンバーだった、グンブリ(シンティール)弾き語り&作詞作曲のアジズ・サハマウイ〜その後、西アフリカ〜モロッコ、サハラ周縁グナワ系ミクスチュアー・ユニット “ユニヴァースティー・オブ・グナワ” を率い(2011/2014 /2019年作と)3枚のアルバムをリリース しましたが、2020年に ベスト・アルバムをリリース、その …

続きを読む>

SOURDURENT / L’HERBE DE D​É​TOURNE SOURDURENT

エルネスト・ベルジェ率いるユニット、スールデュレンの初作〜フランスはオック語圏、オーヴェルニュ地方の民謡を基盤に作り上げたという、実験的トラッド作品とのこと…。バグパイプ、擦弦、足踏みビート、オーボエ、マンドールほかで練り上げた、どこか不協和なメロ&ハーモニーによるトラッド演奏&歌唱に、プラス、エレクトロな音響&ビートを注ぎ込んだら、こうなりまし …

続きを読む>

LA CARAVANE PASSE / HÔTEL KARAVAN

ポーランド〜ルーマニアを流転したアシュケナジの血をひくフロント/ ヴォーカル&バンジョーのトマ・フェテルマンが率いる在仏ジプシー系ミクスチュアー・バンド “ラ・キャラバン・パス” の新作(8作目)は、20周年記念アルバムということで、全曲豪華ゲストを迎えた22曲(旧録ミックスも含)!コレ1枚でキャラバン・パスの全てがわかりますよ。 1 Insulaire 0 …

続きを読む>

HAIDOUTI ORKESTAR / YUH YUH

2004年、パリで結成〜14世紀から18世紀にかけてブルガリアとマケドニアにまたがって活躍した義賊団「ハイドゥーチ」と言う名前を冠に、バルカン系ブラス・サウンドを聴かせます。メンバーは、ブルガリア人、トルコ人、セリビア系ロマ、マケドニア系ロマ、ギリシャ人、フランス人などなど、本作は最新作となる6作目、ラ・キャラヴァン・ドゥ・パスのトーマス・フェターマンが1曲 …

続きを読む>

MOHAMED LAMOURI / MEHARI

>こちらで紹介されていた作ですね! 無断リンク、いつもすみません&感謝! >こちらが前作でした。 近年、ライの新譜が全然届かないなあ、なんて、愚痴をこぼすことしきりだったけど、そうか、こういう人は全然マイペースなんだなあ…、CDリリース・ジャンルとしてのライは、もう終わってしまったのかも知れないけど、インディー系ライの個人活動には、まだまだ期待で …

続きを読む>

AGNES JAOUI Y EL QUINTET OFICIAL / DANS MON PAYS

全然知らない歌い手だったので、これは新作なのかな?と、それにしては今時(円安にしては)安いなと思いつつ試聴してみたら、ボレーロ、カンシオンやボサノーヴァ、ホローポ、カタラン・ルンバからシャンソン、タンゴにファド、そして果てはアンゴラのセンバまで、一人の女声を取り囲むように、かわるがわるにゲスト含め男性達がそれぞれ味のある歌を聞かせもする作で、基本ギター2本& …

続きを読む>

go top