>★ 1906年生まれで、1920年代末から歌い始めたそうです。ルーハーンギーズという同名の、イラン初のトーキー女優さんも歌うようですが、違う人物ですね。こちらのルーハーンギーズはカジャール朝の末期の生まれ、古典声楽をマスターした女性歌手ということですが、曲によっては、西洋音楽の影響を受けたような曲もあります。が、やっぱり聞き所はヴァイオリンと歌声だけのアー …
続きを読む>★ 1906年生まれで、1920年代末から歌い始めたそうです。ルーハーンギーズという同名の、イラン初のトーキー女優さんも歌うようですが、違う人物ですね。こちらのルーハーンギーズはカジャール朝の末期の生まれ、古典声楽をマスターした女性歌手ということですが、曲によっては、西洋音楽の影響を受けたような曲もあります。が、やっぱり聞き所はヴァイオリンと歌声だけのアー …
続きを読むペルシャ(現イラン)古典声楽を飾る名歌手のひとり、REZA QOLI MIRZA ZELLI(1906-1946)による歴史的音源(ダストガー、アーヴァーズ)を収めたアンソロジーです。先に>マーフール出直し盤CDもリリースされていましたが、半分ほどしか重なってないはず(手元にマーフール盤がなく、ネット上で見つけた曲目の表記法が異なるので、はっきりとは確認でき …
続きを読むまたまたイイ仕事ですね、Dust to Digital !! ヒュー・トレイシーによる現地録音をリマスター&コンパイル!が、オランダ SWP でのCD化とは微妙に重ならないと思いますよ。黎明期コンゴレーズ・ルンバの影響も、そこかしこに聴いて取れますが、後年のケニアはルオー人のベンガ・ミュージックやタンザニアのミジキ・ワ・ダンシにつながって行く感覚、あるい …
続きを読む★V.A. / ルンバの神話(改訂版)パリ篇 (ディスコロヒア) 武蔵野美術大学「中村とうようコレクション」シリーズ第2弾〜1930年代のパリで一世を風靡したキューバ音楽「ルンバ」〜とうようさんが選ばれた最高の音源を楽しみながら、その歴史に迫る! 武蔵野美術大学の「中村とうようコレクション」シリーズの第2弾は、30年代に世界中で一世を風靡したキューバ音楽「ル …
続きを読むこんなに古いマダガスカル音楽の録音があったのかと驚かされますが、インド洋とアフリカ大陸の間で、さまざまな音楽の影響を受けながら成り立ったマダガスカルのフォークロアを、無垢と形容したくなるような感触で聞かせてくれるSP復刻編集盤~13アーティスト38曲収録2CD。最高です。海洋音楽らしいポリフォニー・コーラスから、伝統楽器アンサンブル〜オーケストレーション、弾 …
続きを読む最も早く録音されたサンバ「電話で」1917年録音はもとより、カルメン・ミランダ、ノエル・ローザ、シロ・モンテイロなど、サンバ黄金期の大スター達の名曲をコンパイル~サンバ・カンソンやサンバ・ショーロ、サンバ・シンコパードなどといったスタイルが次々に展開し、ブラジル音楽のメインストリームを形成して行くサンバの魅力に迫っています。 1 Canjiquinha qu …
続きを読むジャズより古い歴史を持ち、サンバの重要なルーツの一つでもあるショーロの、20世紀前半の黄金時代の名演を集めたコンピレーション!ピシンギーニャ、ジョアン・ペルナンブーコ、ベネジート・ラセルダ、そしてジャコー・ド・バンドリンというショーロの歴史を飾る名人達の名演を中心に、ショーロの魅力に迫る内容。 1. Flamengo – Jacob Do Ban …
続きを読むギリシャのポピュラー音楽の源流となった20世紀前半のレベーティカ~そのSP音源コレクション決定盤かつ廉価盤4CDボックス、再入荷しています。クロガネーゼさんのブログで取り上げられ、一部で話題を呼んでいたコレクションですが、“ギリシャのブルース”とも呼ばれる窮民街の哀歌~西アジアからの移民の歌、娼婦の歌、ハシシの歌、ギャングの歌…レベーティカを、英国の北米戦前 …
続きを読む北インド古典声楽、カヤール / ヴェテラン女声を代表する存在だったガングバイ・ハンガル(1913-2009)の1930年代SP録音復刻集(50〜60年代音源も数曲収録)DEEP かつPOWERFUL として知られるその声だけに、SP音源の短尺曲でも充分にインパクトあります、ね!
続きを読むV.A. / 在りし日のヴェトナム 1937~1954 “CHANSON DE CHARM, POEMES ET PRIERES 1937-1954” 2014 年は「フランスにおけるベトナム年」であり、この1年間にベトナム文化に関するイヴェントが数多く予定されているそーですが、それはともかく、これはオイシイ!なんか、どんどんやられち …
続きを読む20世紀初め、NYのエイス・アヴェニューへ多く移り住んだアルメニア移民達が楽しんだ、US産アルメニアン・ミュージック/NY現地SPレーベルによる音源の復刻CDです!トルコ/アラブ/ギリシャ音楽の20世紀発展に影の功労を果たしたアルメニア系音楽家達による様々なスタイルの中近東エッセンスたっぷりの歌謡&インスト、そして北米ジャズのスケールを取り込んだ新たなアルメ …
続きを読む『エロ・グロ・ナンセンスとはなんぞや? その答えがここにある』 エロで生まれてエロ育ち 妾しゃ断然エロ娘〜♪ 昭和初期は軽佻浮薄なモダン風俗とスピードと物質文明に踊りくるっていた。 現代の桑田佳祐ばりにフェティッシュな言葉の冒険から発禁レコードまで、エロとイットを歌で綴った70分。 歌謡史からすっぽり抜け落ちた昭和のワンシーンに、 ねぇ興奮しちゃいやよ! ( …
続きを読む出ましたねえ、20世紀初めのグラモフォン “ペルシャ古典音楽” 出張録音ライブラリー300曲のSP音源から選りすぐられた2CD35曲!〜基本、古典音楽ですから、声楽、器楽ともダストガーと呼ばれる古典的旋法に乗っ取っているわけで(Homayun, Shur, Mahur, Segah, Nava, Chahargah と曲目に付されているのは旋法 / モードの …
続きを読む戦前の国際都市、上海の映画/音楽界において1930年代半ばから歌手・女優として最高の人気を誇った人です(戦後、香港へ移住、57年に39歳の若さで亡くなっています)。あのテレサ・テンが周璇を尊敬していたことはよく知られるところですね。英米仏の租界を擁した上海ならではの国際感覚溢れる歌謡~タンゴやルンバ、ジャズやワルツ等を中国の伝統的な歌謡にミックスして人気を得 …
続きを読む『ピシンギーニャ ブラジル音楽の父』 ライス・レコード田中勝則氏・入魂!“ブラジル音楽の父”作曲家・演奏家のピシンギーニャ/1920~40年代クロノジカ ル・ベスト・コレクション!何と言っても、知られざる“フルート演奏家”としてのピシンギーニャの魅力を、ストレートに伝えてくれる30年前後の録音が、 初めてまとまったかたちで聴けるのが嬉しいワケですし、渡欧時に …
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