主に在米チカーノ系ほか、合衆国のマイノリティー音楽を扱っていますが、いずれ、当店ならではの北米音楽もセレクトして行きたいと思っています。

LEYLA McCALLA / BREAKING THE THERMOMETER

熱があることを隠すために「体温計を壊す」というタイトルですね。 ハイチ人の両親のもと、ミューヨークに生まれ、ニューオーリンズに住まう才媛、レイラ・マキャーラの新作、4作目です。 冒頭曲では、ヴードゥーっぽいビートで、ハイチ生まれのギタリスト、フランツ・カッスゥ (1915 – 1993) の曲をトゥルバドールっぽいバンジョー弾き語りで聞かせています。 2曲目 …

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SEAN RICHARDS / PLAYING ALONG WITH AFRICAN RHYTHMS

Hard Technique and Drill for Djembe… 米国の大手パーカッション店がリリースした白人ジェンベ奏者のソロ・プレイを収録したCDです。ジェンベ打法のハード・テクニックを収録している模様〜音源サンプルなど、ネット上には全くありませんでした。

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KRONOS QUARTET, RINDE ECKERT, VÂN-ÁNH VANESSA VÕ / MỸ LAI

「ソンミ村虐殺事件」をテーマにヴェトナム戦争の恐怖と悲劇を描き出したオペラ作品〜 サンフランシスコを拠点に活動している弦楽四重奏団クロノス・クァルテット。ミニマル・ミュージックなどの現代音楽に加え、ロックやジャズなどをはじめとするポピュラー・ミュージックとの融合にも取り組み、弦楽四重奏団として無限の可能性を明示してきた。そんな彼らが本作で取り上げたのは196 …

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GABY MORENO / ALEGORIA

グァテマラの両親のもと9歳で初ステージを踏んだという天才少女、二十歳の時に米ワーナーと契約し渡米、09年にアルバム・デビューを果たして以降、米西海岸LAを拠点とする女性シンガー・ソングライター、ガビー・モレーノの7作目ですよ!前作はヴァン・ダイク・パークス翁との共作、大いに話題を呼びましたが、その後のソロ新作、セルフ・プロデュースとなる2022年作がこちら。 …

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V. A. / THE FREMEAUX BLINDTEST, Enregistrements Insolites Et Surprenants 1941-1962

ジャン=バティスト・メルシオルによるブラインドテスト企画として素材となったという録音を集めた異色アンソロジー。ボリス・ビアンによるシャルル・トレネの名曲「残されし恋には」、アンリ・サルヴァドール&クインシー・ジョンズとかビートルズ+トニー・シェリダンの「スウィート・ジョージア・ブラウン」とか、いわくありな録音を、これなんだ式に聴かせて、あーだこーだと愉しんで …

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NINA SIMONE / NINA’S BLUES 1959-1962

  個性的な歌声で知られ、映画『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』でも、際だった個性を見せつけてくれていたジャズ・シンガー、ニーナ・シモンの初期音源を網羅した77曲収録のCD4枚組です。N.Y.の名門ジャズ・レーベル、ベツレヘムからリリースされた記念すべきデビュー・アルバム『Little Girl Blue』以降、絶 …

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JAKE XERXES FUSSELL / GOOD AND GREEN AGAIN

ノース・カロライナ州ダーラム生まれ、ジョージア州コロンバスで育ったSSW、ジェイク・ザークシーズ・ファッセルの4作目です。完璧です。 1 Love Farewell  3:58 -Traditional 2 Carriebelle  3:49 -Traditional 3 Breast Of Glass 4:02 -Traditional 4 Frolic …

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CAB CALLOWAY / THE AMERICAN JAZZ ENTERTAINER 1930-1942 

「ミスター・ハイ・ディー・ホー・マン」ことキャブ・キャロウェイ。U.S.A.のブラック・エンタテイメントの大スターであり、その影響力はU.S.A.にとどまらずカリブにも及んだ希有なアーティストですね。 本作はその全盛期、1930年から42年までのキャブ・キャロウェイ楽団+αによる録音、全36トラックを2枚組に収める、お馴染み仏フレモーのアンソロジーです。録音 …

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GOOGOOSH / TWENTY ONE

まだ、ちゃんと聴いていません。ズボラ決め込んでいるというよりは、あんまり高くなってしまって、ションボリしてしまったからですね…(正直、この価格でも当店的には出血価格というションボリですが、これ以上、高くしてどーする?ということで)。が、しかし、youtube リンク “Nazetke” の1曲のみを聴いて、ほぼ名作と確信し …

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NHU QUYNH / NGUOI PHU TINH TOI

2022年MM誌ワールド・ミュージック BEST 10 において4位入賞した作品、その歌謡としての高度な充実ぶりが評価されたんでしょうね。アジア広しとはいえ、近年これだけ充実した “歌謡曲アルバム” は、なかなかないと思います(北米越南歌手ですが)。〜久しぶりの再入荷となります。一時、品切れ状態が続いていたようで諦めていたんですが、再プレスされたんでしょうか …

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DEWEY KENMORE / BEFORE WE SAY GOODBYE

ロサンゼルスのチカーノ系新興レーベル、COSAからの第3弾はジョー・バターン、ラルフィ・パガーン直系といえるラテン・ソウル・チューン。歌手はDEWEY KENMORE。おそらく初録音。グルーヴィーなオルガンとギター、控えめながら確かな存在感を出すボンゴ、印象的なリフを紡ぐピアノ、そしてブーガルー・フィーリング溢れるベース・・・なんともドラマチックな演奏も秀逸 …

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V.A. / ALL TURNED ON ! Motown Instrumentals 1960-1972

実に、ノーザンですねえ!ジャンル違いですが、コレはもう入荷させざるを得ませんね、たまりません!さっきも、最近、ほとんど誰もいらっしゃらない店の中、一人静かに踊り狂いましたよ!タハハ…それにしても冒頭、サンレモ・ゴールデン・ストリングス、曲名が “フェスティヴァル” サンレモ音楽祭のことなのか、どーか、実に気になるナイス・ダンス・チューン! これは …

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V.A. / LOWRIDERS, Sweet Soul Harmony from The Golden Era

大人気CD『THIS IS LOWRIDER SOUL』のLP化!ローライダーたちの合言葉であるLOW & SLOWの審美眼で選び抜かれた14曲。チカーノ・ソウル研究家であり、ロサンゼルスのローライダー・シーンとも深い関係をもつルーベン・モリーナ氏がコンパイルに協力した大人気CD『THIS IS LOWRIDER SOUL』シリーズのVol.1とVo …

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