EL JILGUERO DE CIENFUEGOS / SU MAJESTAD

1930年シエンフエゴス生まれ、2012年に亡くなったプント・グアヒーロの名歌手で、名曲「カミニート・デ・ササ」でも有名なエル・ヒルゲーロ(イノセンテ・イスナガ)のアルバム『SU MAJESTAD』(MAYPE)のリイシューです。 最近の若手~中堅キューバ女性歌手の中では最も注目すべきマリア・ビクトリアのお父上です。 グアヒーラの真髄と味わいを究めた、自由闊 …

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V.A. / HOMENAJE A RAFAEL HERNANDEZ “EL JIBARITO”

1892年生まれ、1965年に亡くなったプエルトリコの“国民的”作曲家、というより、ラテン音楽史上に輝くラファエル・エルナンデス。「ラメント・ボリンカーノ」「カプジート・デ・アレリ(アレリのつぼみ)」「エル・クンバンチェーロ」といったその代表曲は、もちろんお馴染みのことと思います。 本作は、そんなラファエル・エルナンデス作のナンバーばかり20曲、ヴィンテージ …

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CARIDAD CUERVO

天才少女歌手として、キューバ革命前から活躍し、セリア・クルースをさらにアフロ・キューバ色を強くしたようなスタイルで、彼女の後継者として「ラ・グアラチェーラ」と呼ばれたカリダ・クエルボ。本作は、初レコーディングを含む名盤と誉れの高い60年のパナルト盤『カリダ・クエルボ』(LP-2053)を、曲順はシャッフルされていますが、全曲収めるリイシューです。 まだ10代 …

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COMPITO FLORES VALDES

セプテート・ナシオナールやグロリア・マタンセーラなどに在籍したキューバの伝説的ソネーロ、フロレンシオ・“カルシート”・エルナデスがディレクターを務めるコンフント・フローレス・バルデースのリイシュー。フローレス・バルデース・イ・ス・コンフント・ムシカル名義の『キューバ』と題されたLPに収録されている12曲を曲順はシャッフルされていますが全曲収録しており、195 …

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CARLOS PUEBLA / CANCIONES EN LAS TRINCHERAS

チェ・ゲバラのテーマソングともいえる「アスタ・シエンプレ」の作者として有名なカルロス・プエブラ。彼はニコ・サキートと並ぶグアラーチャの大物で、グアラーチャ特有の風刺を効かせた歌詞で革命前から革命後にわたり革命を賛美する歌を多数作り、キューバを象徴するミュージシャンとして長年愛されていました。 本作は1962年にプチートからリリースされたアルバム『カンシオネス …

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OKAN YORUBA / OKAN YORUBA 2 , ORU IGBODU

★オカン・ヨルバ / オカン・ヨルバ 2 ~オル・イボドゥ~ キューバに伝わるアフロ系民間宗教音楽サンテリーア、3本の両面タイコから発せられるポリリズミックでプリミティヴな音世界、第2弾! ● マンボからサルサ、ルンバ、キューバン・ジャズ~ラテン・ジャズまで、表情豊かなアフロ系キューバ音楽を根底から支え続けてきた、アフリカはヨルバ族の宗教歌をルーツにもつ音楽 …

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SEPTETO NACIONAL DE IGNACIO PINEIRO / SONES CUBANOS

★セプテート・ナシォナール・デ・イグナシオ・ピニェイロ/ソネス・クバーノス(特典CDR付) 本作やイグナシオ・ピニェイロ、さらにはソンの歴史をより深く知る上でとても参考になる特典CD-R:『イグナシオ・ピニェイロ物語』をお付けします。 キューバ音楽の真髄! ソンの魅力を凝縮したセプテート・ナシォナールの大名盤!  故・中村とうようさん曰く、 <キューバ音楽の …

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ANA CARLA MAZA / LA FLOR

今、欧米でもっとも注目を集める若手チェリスト~ヴォーカリスト、アナ・カルラ・マサ。 アーバンでミニマルでキュート、ちょっぴりアヴァンギャルドな独自の世界に、出自であるキューバやチリなどのエッセンスをふりかけ聞かせる、内なる中南米カリブへの小旅行。 ● パリとバルセロナを拠点に活動するキューバ出身の若手チェリスト~ヴォーカリスト、アナ・カルラ・マサ。キューバに …

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REY CANEY ‎/ ENAMORADO DE LA VIDA

元ロス・コンパドレスの片割れ、2016年に90際で亡くなってしまいましたが、長らくビエハ・トローバ・サンティアグェーラのリーダーを務めてもいた、レイ・カネイことレイナルド・イエレスエロが 1999年(73歳の時)に発表したソロ・アルバム、世に知られた名作ですね。中古盤ですが奇跡の入荷です! 50~60年代のレイ・カネイ名義での活躍ぶりを思い出させるパワフルで …

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ROBERTO CARCASSES, ALEXANDER BROWN, ELMER FERRER / JAZZ CUBA TODAY

話題盤『クール・クール・フィーリン』の音楽ディレクターも務めたロベルト・カルカセースを中心に、現代キューバを代表する3人のジャズ・プレイヤーのスタジオ・ライヴを収めたDVD。ロベルト・カルカセースは、ピアニストとして、ソロ&トリオの小編成でプレイを聞かせ、また、元イラケレのトランペット=アレクサンデール・ブロウン、エレキ・ギター=エルメール・フェレールがフィ …

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V. A. / CUBA, SON 1926-1962

キューバの基幹音楽であり、サルサの基盤ともなったソン。その1926年から62年までのヴィンテージ録音72トラックを収めた、仏フレモー社による3枚組アンソロジーです。 セステート・ボローニャ、セステート&セプテート・アバネーロといった名門による古典的編成をはじめ、コンフントやオルケスタを伴い、そこから派生していったヴァリエーションを、録音年代順の並びで味わって …

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SEXTETO HABANERO / SON CUBANO 1924 – 27

セステート・スタイルのソンの最初期の名門グループ、セステート・アバネーロの初期録音集。ベース導入以前、ボティーハ(壺)とマリンブラ(大型親指ピアノ)が低音を担当していた時代の録音も含まれます。スタイルとしてはまだ未完成な部分も聞き取れますが、それ以前の音楽の形態も垣間見られ、音楽自体のヴァイタリティがひしひしと感じられる名演です。キューバ音楽定番ですね。 1 …

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DORIS DE LA TORRE

わたしの記憶が正しければ、ドリス・デ・ラ・トーレの最初のCDはコレ、マスター起こしのマイアミ制作盤です。自分が知る限り、ちゃんとマスターの音源ライセンス元が記入されているのも本CDだけだし、”Para Que Ilusionarme” が聞けるのもこのCDだけだったと思います(ま、マスター起こしだから音がイイというわけじゃありませんが …

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