★マルタ・カンポス / ラ・ネグラ・セ・アルボロタ 本アルバムは、中性的な優しさ溢れる歌声でヒット作『クール・クール・フィーリン』に、一服の清涼感を与えていたキューバの女性シンガー・ソングライターの5年ぶりの2004年作です。全編に感じられるのは、まさにサウダージ感覚。まろやかなヴォーカルと弦が気持ちよく共鳴しあった、フォーキーなキューバ発新感覚なアーバン・ …
続きを読む★マルタ・カンポス / ラ・ネグラ・セ・アルボロタ 本アルバムは、中性的な優しさ溢れる歌声でヒット作『クール・クール・フィーリン』に、一服の清涼感を与えていたキューバの女性シンガー・ソングライターの5年ぶりの2004年作です。全編に感じられるのは、まさにサウダージ感覚。まろやかなヴォーカルと弦が気持ちよく共鳴しあった、フォーキーなキューバ発新感覚なアーバン・ …
続きを読むキューバで1960~70年代に人気を得て活躍した女性歌手アルヘリア・フラゴソ。以前、ミリアム・ラモスとカップリングアルバムを発表していましたが、ミリアムと同世代、オマーラよりひと世代下を代表するボレロ~カンシオーン系のフィーリン第2世代に属する歌い手です。本作は2007年マドリードでの録音で、09年にメキシコでリリースされたアルバム。バックは、シルビア・ペレ …
続きを読むリウバ・マリア・エビアのバックなども務めてきているキューバ人ギタリスト、リノ・ロレスによる2018年作。タイトルに示されているとおりフィーリンを志向した内容です。ギターによる独奏のフィーリン名曲集やギターを主役としたインスト作品というわけではなく、各曲でアドニス・プエンテス、イベット・セペダ、ルナ・マンサナーレス、トビー・アビラ、ポリート・イバニェスらのヴォ …
続きを読むヒット作『クール・クール・フィーリン』への参加や、フィーリンの第2世代を代表するシンガー・ソングライター、マルタ・バルデースの作品を歌った傑作アルバム『パラブラス – マルタ・バルデースを歌う』も大好評を博したキューバの女性歌手アイデー・ミラネース。その父親にしてヌエバ・トローバの大御所パブロ・ミラネースとの愛にあふれる2017年のデュオ作『アモ …
続きを読む現代のボレロ~フィーリン系を代表する女性歌手として、キューバ音楽ファンにお馴染みの存在となったアナイス・アブレウ。2018年作です。才媛マルタ・バルデースのナンバーにはじまり、デスセメール・ブエノによるタイトル曲、シオマラ・ラウガーが取り上げているアルベルト・トスカの名曲、エレーナ・ブルケも歌っているベネズエラのアルデマロ・ロメロの曲、メキシコのアルマンド・ …
続きを読むキューバの女性歌手グラディス・レオンが、1964年にエグレムからリリースしたレア盤『フエゴス・デ・アモール』(LD-3199)のストレート・リイシューCD-Rです。詳しい経歴が分からないのですが、50年代初頭にはピアニスト/コンポーザーのファクンド・リベーロのディレクションのもと、セレステ・メンドーサ、オマーラ・ポルトゥオンド、イサウラ・メンドーサとヴォーカ …
続きを読むドリス・デ・ラ・トーレ、畢竟の名唱、セサル・ポルティージョ・デ・ラ・ルス作の “カンシオン・デ・ウン・フェスティバル” が収められたアルバムですね、ジャケは変わってしまいましたが、たった2枚しかないドリスの主唱アルバムの1枚、ということになります。やっぱり、アルバムで聴きたいですよね! 1.La Sitiera (Guajira Mambo) …
続きを読むキューバのフィーリン・ムーヴメントの最初の15人の1人で、その仲間であったオマーラ・ポルトゥオンド、エレーナ・ブルケ、アイーダ・ディエストロと伝説のコーラス・グループ、クアルテート・ラス・デ・アイーダを結成し活躍したモライマ・セカダ。1980年にリリースされていたらしいアンソロジー『ラ・ラソーン・ノ・バリーア』の第1集と第2集を2in1にしたリイシューCD- …
続きを読むRecorded in Mexico, 1956-1957 1 No Puedo Más 2 El Hombre Que Me Gusta A Mi 3 Triste Verdad 4 Hoy Estamos Solos 5 Como Los Demás 6 Pienso En Ti 7 Un Corazón Que Quiere 8 Cuando Vuel …
続きを読むわたしの記憶が正しければ、ドリス・デ・ラ・トーレの最初のCDはコレ、マスター起こしのマイアミ制作盤です。自分が知る限り、ちゃんとマスターの音源ライセンス元が記入されているのも本CDだけだし、”Para Que Ilusionarme” が聞けるのもこのCDだけだったと思います(ま、マスター起こしだから音がイイというわけじゃありませんが …
続きを読む1960年生まれのキューバのピアニストでヴィブラフォンなどもこなし、プロデューサーとしても名を馳せるエミリオ・ベガ。彼のディレクション&プロデュースによる2018年の作品です。DVD-Rでの流通品となります。 出演は、クラベ・イ・グアグアンコーのディレクターである1945年生まれのアルマンド・デ・ヘスース・デデウ、ロス・バン・バンでも活躍したアンヘル・ボンネ …
続きを読むヌエバ・トローバ第2世代の代表で、メキシコでも人気を掴み、一時そこを拠点に活動をしていたキューバのシンガー・ソングライター、アマウリー・ペレス。2018年の本作は、エレーナ・ブルケなどのバックを務め、モライマ・セカダらを擁したカルテットを率いた1939年生まれのキューバ人名ピアニストで、シンガー/フィーリンの作曲家でもあるメメ・ソリスにオマージュを捧げた内容 …
続きを読むキューバのフィーリン・ムーヴメントの最初の15人の1人で、その仲間であったオマーラ・ポルトゥオンド、エレーナ・ブルケ、アイーダ・ディエストロと伝説のコーラス・グループ、クアルテート・ラス・デ・アイーダを結成し活躍、その後もメメ・ソリスのクアルテートに在籍したり、ソロ歌手としても活躍したモライマ・セカダ。 1984年に54歳でその生涯を閉じた彼女の半生を振り返 …
続きを読む躍動感溢れるキューバ出身の女性ア・カペラ・グループの25周年記念作! 〈センティミエントの女王〉と呼ばれたエレーナ・ブルケによって命名されたキューバ出身の女性ヴォーカル・グループのヘマ・クアトロ。1994年にアルバム・デビューを果たした彼女たちは、フィーリンやボレーロといったキューバの歌謡音楽を、ア・カペラで歌うというスタイルで人気を博し、さらにオマーラ・ポ …
続きを読む1937年ハバナ生まれで、50年代半ばにデビューした女性歌手ヒナ・レオン。本作は、62年にリリースされたアルバム『ヒナ・カンタ・エン・エル・カプリ』を、曲順はシャッフルされていますが、全曲収めるリイシューです。 アドルフォ・グスマン、ラファエル・ソマビージャ、エディ・ガイタンという一流どころのフルバンドのロマンティック&モダンなサウンドをバックに、高く抜けの …
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