RAVI / AFRICAN KORA

アフリカの各種楽器をはじめ、ブラジルの一弦琴 ビリンバウや、倍音唱法(ホーミー/ホーメイ) までも操るという、イギリス人マルチ・ミュージ シャンのRAVI。本作は、西アフリカのハープ・ リュート、コラの魅力を最大限に引き出す試み。 コラの伝統的な調弦、フレーズ、奏法に基づいた 演奏とのことですが、かなりヨーロッパ的に 洗練されており、いわゆる「フィールド録音 …

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SABAN BAJRAMOVIC / MOSTAR SEVDAH REUNION PRESENTS…

ボスニア~ロマ音楽の帝王!だそうです。バックを固めるのはモスタル・セヴダ・リユニオン!長いキャリアを誇るシャバンの歌声は、DEEPかつ余裕たっぷり、懐の深さというものを感じさせます。野性のロマンティシズム溢れるバックのジプシー・アンサンブルもこなれてます。ボスニアン・ロマ音楽の真打ち登場という雰囲気ですね。 1 Jasmina 4:42 2 Pelmo Me …

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MEHMET ALI SANLIKOL, TEODOULOS VAKANAS / MUSIC OF CYPRUS

現在は北米ボストンに住まうというトルコ系キプロス人男性と、同じく在米のギリシャ系キプロス人男性が中心となり作り上げたCDで、キプロスという紛争の島を遠く離れた地でこそ実現した、史上初のトルコ人&ギリシャ人共作によるキプロス音楽アルバムになっています。互いがそれぞれの家族の間で歌い倣わして来た伝承歌を持ち寄って作り上げた作でもあり、歌詞はトルコ語ギリシャ語ほぼ …

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GIORGIO CONTE / LA BELLE VIE…

イタリアはピエモンテ州の歌う弁護士/SSW=ジョルジオ・コンテ(パオロのお兄さん)、近年の録音から~00年作と03年作からのセレクションCDがフランス盤でリリースされました!相変わらず渋くて柔らかなダミ声で、郷愁に満ちたジャズ~シャンソン~ラテン風味を感じさせるハート・ウォーミングなカンツォーネ世界をライトに繰り広げてくれます。/大人のお洒落、たっぷり感じさ …

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MARIA TERESA / ERA UMA VEZ UM JORDIM

前05年作ではカルトーラやシコ・ブアルキなどブラジル音楽をファド・スタイルでカヴァーしていた、ポルトガルの才媛、マリア・テレサによるファド新作です。ギターラ&ギターによるごくごくシンプル&アコースティックな伴奏で、故アマリア・ロドリゲスに代表されるディープなファドとはまた一つ違う、ララバイ風というかボサノーヴァ風というか?~柔らかく軽い発声において、瑞々しい …

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ORCHESTRE NATIONAL DE BARBES / POULINA

1999年作!パリの移民街バルベスから、それぞれ出自の異なる11人が集合~結成したマグレブ音楽ユニットです。グナワ・デフュージョンの好敵手として、現パリ在マグレブ系バンドを代表するユニット~各種マグレブ民俗音楽、そしてライ、ラガ、ファンク、アフロ系の要素を、グルーヴィーに混ぜ合わせ昇華した音楽性が光っています。 *特に問題のない中古盤で在庫あります。¥120 …

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MARIA ANAMATEROU / OPOU AGAPAS KE OPOU GIS

マリア・アナマテルウ、これがファースト / ソロ・アルバムだと思います。1987年クレタ生まれ(というから録音時24歳)!幼い頃から音楽に親しみ、そしてアテネの音楽学校に学ぶ傍ら、17歳の頃からプロの歌い手として様々な歌手のライヴでコーラスをつとめたり、様々なフェスで歌って来たそうです。~で、このファーストCD、エーゲ海の島々や地中海、あるいはアルメニアやセ …

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BALLAKE SISSOKO, VANCENT SEGAL / CHEMBER MUSIC

コラの巨匠とチェロのヴァーチュオーゾによる、アコースティック&ストリングス音楽インテリアのような室内楽~ジャズとクラシック、パリのモダンとアフリカの伝統、アートと瞑想、洗練と成熟、知性と和みがインプロヴィゼーションに溶け合います。人種の坩堝パリで、西アフリカ・マリの伝統楽器コラの巨匠と、絶大な人気を誇る仏のチェロ奏者/プロデューサーの二人が出会って生まれた“ …

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BAKLAVA / ME MANKAS MUCHO

またまたカランから、話題を呼びそうなアルバムが登場しました。現在6人組のグループ=バクラヴァは、北マケドニアで05年に結成され、07年にファースト・アルバムをリリースして後、本作、地元スコピエ録音12年発売のトルコ / カラン盤が、サード・アルバムとなるそうです。表題曲ともなっている “ME MANKAS MUCHO=I miss you ver …

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