FRANCO126 / MULTISALA

イタリア、1992年生まれのラッパーです。 シングルデビューは2016年、10枚ほどのシングルを リリースした後の、初アルバムが本作、 もともと、彼の国の人気カンタトゥーレの中には、 ラップ寸前?語る言葉をメロディーに乗せるような 歌い口を聞かせる人も多かったわけで、 この人のイタロなラップはストレートに ヒップホップというには、あまりにもメロディック? カ …

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BRUNORI SAS / CIP

そしてブルノリ・サスが残ったという感じでしょうか…??(本名 ダリオ・ブルノリ)1977年生まれ、南イタリア / コゼンツァ(カンブリア州)を拠点とするカンタトゥーレ(09年にデビュー・アルバム)の5作目。フォーキーなカンタトゥーレというか(ダンテやディマルティーニョとの交友がスタンスを物語っていると思いますが)、ポスト・ロック世代のカンタトゥー …

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GALEFFI / SETTEBELLO

91年生まれ、2017年アルバム・デビュー、こちらは2020年の2作目。かまえたところのない、ブッキラボーだったり、感情任せで明け透けだったりする歌声が、まず、悪くないですよね。そんな、どこかロックを溶かし込んだような歌いまわしが、ラフなリズムに乗って、いかにもイタリアなメロディーに沿って上向きに放たれる感じ、これもまた21世紀のカンタトゥーレ!? というこ …

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MANNARINO ‎/ APRITI CIELO

ローマ1979年生まれ、22歳で音楽活動をスタート、シアトリカルな音楽パフォーマンスを続けて来たそうですが、30歳でCDデビュー、ノスタルジックかつ演劇的な歌世界を繰り広げるシンガー・ソングライターの4作目となる2017年作(見逃していました…)、イタリア Spotify のランキングで1位なったり(2000万ストリーミング!)、1〜4作目の本作まで、イタリ …

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NICCOLO FABI ‎/ TRADIZIONE E TRADIMENTO

1968年ローマ生まれのカンタトゥーレ、ローマ大学でロマンス語学を専攻したそう。1997年にファースト、2019年の本作は11作目のアルバムとなります。旧世代の感覚に近い、正統派、と言えるでしょうか。高音域の浮遊感ある歌声が、ピアノ&ギターを軸としたシンプルなバックに映えます。 *盤面に薄いコスレ些少ありますが、特に問題のない中古盤です。 1 Scotta …

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VINICIO CAPOSSELA ‎/ BALLATE PER UOMINI E BESTIE

ブルースやシャンソン、ジャズ、そして、レベーティカやカンシオン・ランチェーラといった音楽をアルバムごとに遍歴し、自らの歌の糧として来た南イタリアはナポリの東、イルピニア・ルーツのカンタトゥーレ、ヴィニーチョ・カポッセラ(生まれは1965年のハノーヴァー)16作目のCD&BOOKボックス仕様アルバムです。 タイトルは『男と獣のバラード』…ということ …

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GIANMARIA TESTA / PREZIOSO

ジャンマリア・テスタ、1958年生まれ、1990年にシンガーソングライターとして音楽活動を始めました。イタリア語を中心に、フランス語でも歌いました。並行して、イタリアのピエモンテ州のモナコにほど近いクネオという小さな街の駅長を、2016年に癌で亡くなるまで勤めあげました。その死後3年を経て発表された遺作です。デモとして残された未発表曲、ギター弾き語りを彼の妻 …

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