JOSEPH GAUTIER “ZUZEP” / GIPSY BELCANTO

チコ&ザ・ジプシーズの一員として活躍してきたヴォーカル/ギターのジョゼフ・ゴーティエ・“ズゼップ”による2020年のファースト・ソロ作です。『ジプシー・ベルカント』とのタイトルに相応しく、ルンバ・フラメンカの軽快なサウンドに乗せて、ベルカントの堂々たる歌声でナポレターナのお馴染み曲「オー・ソレ・ミオ」を取り上げる他、アルマンド・マンサネーロの名曲ボレロ「テ・ …

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EMILE VACHER / 50 TITRES 1927-1952

本作のサブタイトルに謳われた「バルス・ミュゼットとジャヴァの創始者」などと呼ばれる名アコーディオン奏者/作曲家エミール・ヴァシェ(1883-1969)。タイトルにあるとおり、1927年から52年までの録音50曲を収めた、没後50年となる2019年リリースの2枚組アンソロジーです。代表曲「真実のミュゼット・ワルツ」「3連音符」「ミュゼットの女王」他、ピアノやバ …

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CHAMAD SHANGO / APOKOLO LIBIDO

フランスの男女デュオ・ユニットによる2020年の初アルバムです。ソングライティング/ギター/キーボード他と、女性ヴォーカルに、ヴァイオリン&ヴィオラが一部加わるという構成ですが、エレクトロニカにソウル、スウィング要素などをほどよくミックス。ハスキー系の雰囲気あるヴォーカルが印象的ですね。レパートリーはいずれもオリジナルで、詞は英語となっています。(サプライヤ …

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MADIOKO / R’N BROUSSE, Vol. 1

仏ファンク・バンド、マルカ・ファミリーの、メンバーが、マリ、セネガル、ベリーズ(中米)の音楽家達と共演した2004年作。西アフリカ音楽マニアにとって、15年を経た今聴いても古臭さを感じさせないバランスの良いミクスチャー〜AFRO FUNK が楽しめます。最盛期コバルト・レーベルが残した1枚。 1 Raggoni 5:37 2 Percussion 4:51 …

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AZIZ SAHMAOUI & UNIVERSITY OF GNAWA / BEST OF

なぜか唐突にリリースされたアジズ・サハマウイ率いるグナワ大学のベスト盤、でも、考えてみれば、これまでリリースされた3枚のアルバム、既に入手困難?そうか、欧州では売れてるんですね、良かった良かった。 1. Un homme bon (feat. Alioune Wade) Bonus Track (4:41)* 2. Ana Hayou -Remastered …

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L’ATTIRAIL / FOOTSTEP IN THE SNOW

前作に引き続きシディ・べモル(アルジェリア)3曲で歌っています、地中海バルカン周縁空想的トラッド・ミクスチュアー系サーフ・インストバンド、ラティライユの新作タイトルは『雪の上の足跡』…いつまで経っても意味不明…?? 1994年結成、以前『ラティライユの冒険また冒険』が国内盤発売され話題となった、フランスの一風変わった器楽アンサンブル、 …

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V.A. / TCHIC TCHIC, French Bossa Nova 1963-1974

★V.A. / チキ・チキ – フレンチ・ボサ・ノヴァ 1963-1974 1963年から74年に発表されたフレンチ・ボサのヴィンテージ・トラックを22曲集めた、珠玉のアンソロジー。 ● 1950年代後半、ブラジルでボサノヴァのムーヴメントがわき起こると、U.S.A.を始め世界にそのブームが広がりました。 ● そんな中、フランスとボサノヴァとの相 …

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LOUISE VERNEUIL / LUMIÈRE NOIRE

>こちらで紹介されていました(無断リンク陳者&感謝!)、聴いてみれば、なるほど、カストール爺さんが絶賛するだけのことはある仏女性歌手のデビュー・アルバム、聴き応えありますねえ!遅ればせながら… 1. Désert 2. Blue Sunday 3. L’Evadée-Belle 4. Fugitif 5. Le Beau Monde …

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VIOLIN / CIMES

フランスの4人組インディ・ロック・バンド。2019年のセカンド作です。フランス語の響きにマッチした気怠さを内包したようなヴォーカルに、エレクトロ要素を加味した音作り。レディオヘッドやポーティスヘッドなどに影響を受けたという、アート性高めのサウンドです。(サプライヤーインフォより) 1. Descendre en soi 2. Cimes 3. L&#8217 …

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GEFILTE SWING / KLEZ N’ZAZOU 

フランスのクレズマー系アンサンブル、ゲフィルテ・スウィングによる2019年のサード作です。クレズマー&スウィングを2本柱に、シャルル・トレネの第二次大戦中の流行歌「優しきフランス」のイディッシュ語カヴァーや、ジョン・ゾーンのナンバー、レゲエにロックなど、女性歌手、クラリネット&サックス、トランペット、アコーディオン、チューバ、ドラムスなどのアンサンブルを活か …

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RACHID TAHA / ROCK’N’RAÏ

去年、最後のアルバムを残し、死に至る難病との戦いを終えて逝ったラシッド・タハのベストがリリースされました。CD タイトルは『ロックン・ライ』ということで、ロックの感性を持ってアルジェリア〜アラブ系音楽に取り組み、一つの潮流と時代を生み出したラシッド・タハにふさわしい追悼ベストとなりました。冒頭ハレド&フォーデルとともにパリはベルシーのステージに立った1998 …

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NO TONGUES / LES VOIES DE L’OYAPOCK

ブラジルはアマゾンの奥地、仏領ギアナとの国境を流れるオヤポク川沿岸に住まう住民との交流、その音楽、環境音の採取を通して得た境地をここで聞かせる仏ジャズ・ユニット4人組2作目。2本のコントラバス、トランペットとサックス、あるいはベースクラリネットによるシンプルでミニマムながら、強烈な演奏、あるいは、そこに、採取した自然音やオヤポク川沿岸住民の音響的演奏もミック …

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