LALALA NAPOLI / CAVALLUCCIO

フランスを拠点とする東欧ツィガーヌ(ロマ)バンドの最古参ブラッチのアコーディオン奏者として活躍してきたフランソワ・カスティエロが立ち上げたバンド、ラララ・ナポリの2021年のサード作です。タランテッラやタムリアータといった、ナポリのルーツ音楽のプログレ化とでも言うべき試みが炸裂。ヴォーカルとアコーディオンに、第2アコーディオン、木管&ギター、ヴァイオリン、コ …

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MICHEL GUAY et SIMON MARY / SONGS OF KABIR

1990年代から活動してきたインド系のエスノ・ジャズ・ユニット、ムクタの創設メンバーでフランスはナントのジャズ系ベーシスト/コンポーザー/アレンジャーのシモン・マリーと、カナダ生まれでインドで音楽を習得し、ムクタにも加わることになったシタール奏者/ヴォーカリスト/コンポーザーのミシェル・グアイと組んだ2021年作です。1440年生まれで1518年に没したとさ …

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BRAIN DAMAGE MEETS BIG YOUTH / BEYOND THE BLUE

フランスを拠点に1999年より活動を続ける、Martin Nathanのダブ・ユニット、ブレイン・ダメージの2021年作。これまでラス・マイケルやホレス・アンディ、グラウンデイションのハリソン・スタッフォードをフィーチャーしたアルバムや、2018年作には南米コロンビアの録音となりましたが、本作では1949年生まれのベテラン大物、ビッグ・ユースをジャマイカに訪 …

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BALAPHONICS / SPICY BOOM BOOM

再プッシュします!なるほど、基本アフリカに的を絞りつつ、実に開放的、好きなことやって楽しんでる感じ、十二分に伝わって来る大所帯生演奏が夏向き!ジュピテールが参加しているところも、ポイント高いですねえ。バラフォン奏者を含むアンサンブルが特徴的なフランス発アフロ・ミクスチャー・バンド、バラフォニックスによる2021年のセカンド作です。管楽器セクションを擁し、アフ …

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DOM LA NENA ‎/ TEMPO

久々の新作です。ブラジル~アルゼンチン~フランスと移動しながら独創性溢れる音世界を育んできたシンガー/チェロ奏者ドム・ラ・ネナ、ポルトガル語、スペイン語、フランス語など多言語が混じる言葉の響き、透明感溢れるアレンジは変わらず。   1 Tempo 2:06 2 Oiseau Sauvage 2:26 3 No Tenga Miedo 3:08 4 …

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PARIS GADJO CLUB / CAFE DU BRESIL II, Sambou Sambou

クラリネット、ギター、コントラバスからなるユニット、パリ・ガッジョ・クラブ。マヌーシュ・スウィング系のアンサンブルですが、5人編成で臨む2021年の本作は、ショーロを題材とした17年作に続きブラジル音楽のレパートリーを取り上げた内容となっています。アリ・バホーゾ、アントニオ・カルロス・ジョビン、カルトーラ、ジョアン・ドナート、ピシンギーニャ、ドリヴァル・カイ …

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SAN SALVADOR / LA GRADE FOLIE

2021年ミュージック・マガジン / ワールド・ミュージック部門ベスト10 〜 6位に入ったCDですね、松山晋也さん曰く「伝統音楽の真髄を捉えた欧州現代人の表現の好例」とのこと。>こちらでも紹介されました(無断リンク陳謝&感謝)! フランス中央高地、コレーズ県チュール近くの村、サンサルヴァドルの二組の兄妹を含む幼馴染みの6人が結成したオック語トラッド・グルー …

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HENRI SALVADOR / HOME STUDIO 1969-1978

● アンリ・サルヴァドール(1917~2008)は、フランスで最初にロックンロールを演った人でもあり、アントニオ・カルロス・ジョビンにも影響を与えたともいわれ、またジャンゴ・ラインハルト、ボリス・ヴィアン、ミシェル・ルグランらとも活動をした大御所です。● そんなアンリ・サルヴァドールのキャリアの中でも異色の時期である1969年~1978年に自宅のスタジオで録 …

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V.A. / WIZZZ ! Vol.4, French Psychorama 1966-1974

1960~70年代のフレンチ・サイケロックやポップを集めたコンピレーションの第4集。本作では66年から74年までの16曲を収録。とはいえフランシス・ベベイの再発や変わったフランチもののコンピレーションをリリースするレーベル、BORN BADの製作なのでセレクトや曲順など全て面白いです。若者たちが叛乱を起こした1968年を挟む政治的動乱の時期でもあったわけです …

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LES POUFS A CORDES

パッと見、70年代初め? ヘルス・エンジェルス後ろ乗りゴーゴー・ガールズ、郊外アジトで踊るの図、という感じのジャケですが、全く違います。レ・プーフ・ア・コルドゥ〜仏オクシタニアの女性二人、ヴァイオリン&チェロを弾き、そしてそれぞれに歌うノエリー・ニウル&クレメンス・コニェのデュオによる2019年リリースのセカンドCD(ファーストは14年だそう)初入荷です。& …

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GADJO COMBO / SALVO POP!

ロック出身でシンガー・ソングライター、ケントのギタリストだったマルク・ジュベールが2003年に結成したスウィング・カルテット、ガジョ・コンボ。ジャンゴ・ラインハルト・チルドレンの中でもその大胆な演奏で際立った存在である彼らの2007年のファースト、14年のセカンドに続く3作目〜2020年作です。ジャンゴに辿り着く前にジミ・ヘンドリックスに恋したこともあると認 …

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LILI CROS & THIERRY CHAZELLE / HIP! HIP! HIP! 

センスの良い自作曲を聞かせてくれるフランスの男女デュオ・ユニットによる2020年の4作目。キュートな女声と、鼻に抜けるような優男風男声がハーモニーを奏でながら、ポップで愛らしく洗練されたサウンドを奏でます。レパートリーは、共作を含めいずれもオリジナル。シンガー・ソングライターでもあるフローラン・マルシェとフランソワ・ポッジョが手がけたサウンドは、アコースティ …

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MUSIC ON HOLD / 30 MINUTES OF …

ヴォーカル、ベース、シンセによるフランスのトリオ・ユニット、ミュージック・オン・ホールドの2021年作。ヒューマン・リーグなどの80年代シンセ・ポップ/テクノ・ポップを換骨奪胎して微妙に脱臼させたような、メロウでサイケな抜け感のある、ベッドルーム・ポップの雰囲気を醸し出したサウンド。リリックは英語です。(サプライヤーインフォより) 1. Adam&#8217 …

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V.A. / DYNAM’HIT, Europop Version Francaise 1990-1995

レア音源の復刻で定評あるフランスのレーベル、BORN BAD RECORDSによる2021年リリース・コンピレーション。1990年から95年にかけてのフランスのダンスポップ、10トラックがセレクトされています。ハウス、テクノ、ラップ/ヒップホップ、エスニックなど、アンダーグラウンドだけどトレラントな、時代がくっきりと刻印されたサウンド群。(サプライヤーインフ …

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