LES HURLEMENTS D’LEO / MONDIAL STEREO

ジャヴァでシャンソンでフォーキーでエキゾな地中海フレンチ・ミクスチュアー・バンドとでも言えるでしょうか? 1995年結成(マノ・ネグラやクラッシュに影響を受けて)活動開始、98年にはアルバム・デビュー、レ・ゾグル・ドゥ・バルバックや17ヒッピーズとの共演ライヴ・アルバムもあり、ライヴ共作等含めると通算17作目(!)となる本作〜南西部フランス、海沿いの港町、ボ …

続きを読む>

JULIEN GASC / L’APPEL DE LA FORET 

ex.ステレオラブのジュリアン・ガスクの2020年リリース作。フレンチ・ロリータな女声ヴォーカルもフィーチャーしつつ、脱力ダンディズムに彩られた、ゆるふわローファイ且つサイケなオルタナ・テクノ・ポップで、独特の存在感を示してくれています。それがまた、60年代後半から70年代前半のMPBとかにも通底していくような、不思議な時空の歪みを発生させるアヴァンなレトロ …

続きを読む>

THOMAS DUTRONC / FRENCHY

80年代末から活動開始(ex Les Enfoirés, Sol En Si)、07年のソロ・デビュー以来、6作目となる本作〜ジャンゴ・ラインハルト信奉者であるところの仏ギタリスト&ヴォーカリスト、トマ・デュトロンの2020年作がなかなかスゴイことになっています。大スタンダード集なんですが、ビリー・ギボンズ !! イギー・ポップやユン・サン・ナ、ステイシー・ …

続きを読む>

TÊTES RAIDES ‎/ 30 ANS DE GINETTE

ポスト・パンクの時代が生んだシャンソニエの一人、とでも、言っていいんじゃないでしょうか? ジャック・ブレルとジョルジュ・ブラッサンスにインスパイアされ音楽活動を開始したという、クリスチャン・オリヴィエが率いるグループ、テット・レッドの30周年ベスト2CD! CD 1 1 Je 3:20 2 Zigo 5:14 3 Guignol 4:48 4 Fragile …

続きを読む>

GAEL FAYE / LUNDI MECHANT

1982年、ルワンダ人の母、フランス人の父のもと、東アフリカはブルンディの生まれ、マルチニックの詩人エーメ・セゼール(1913-2008)を敬愛するSSWにしてベストセラー小説家、ガエル・ファイユの3作目となります(初作は>こちら 2作目は>こちら)。細部に東アフリカ的な音感が散りばめられもするPOPなバック、そして、諦観と希望が相半ばするようなクールかつ柔 …

続きを読む>

LES OGRES DE BARBACK ‎/ CHANTER LIBRE ET FLEURIR

1994年グループ結成から四半世紀を経た区切りとして、19年末にスタートした25周年ライヴ・ツアーの記録、コロナ禍により2020年春に中途中止となってしまったものの、オリジナルメンバーの4人兄弟姉妹(フレッド、サム、アリス、マチルド・ブルギエール)の歌声、バンジョー、チューバ、アコーディオン、ダブル・ベースによるレ・ゾグル・ドゥ・バルバックならではの “シャ …

続きを読む>

MAES / PURE

“マエ” こと本名ワリド・ジョージー(1995年生まれ)は、モロッコのスブラン出身の在仏ラッパー、仏ラッパー、ブーバをフィーチュアーした本作(デビュー作 2018)収録「マドリナ」のヒットで知られます。 1 LDS Composed – Handy Y Kap’z 2 Mama Composed – Cecy-T 3 Billets Verts …

続きを読む>

MAES / LES DERNIERS SALOPARDS

“マエ” こと本名ワリド・ジョージー(1995年生まれ)は、モロッコのスブラン出身の在仏ラッパーの新作〜仏ゴールド・ディスク、というか去年フランスでフィジカル・リリースされた全CDの中、3番めの売上を記録したベストセラーとのこと。ブーバ、ニーニョ、ジュールとフレンチ・ヒップホップを席巻しているラッパー3者が参加! 1.Dragovic 2:51 2.Stre …

続きを読む>

DARIO MORENO / LIVE IN PARIS, 1957-1960

ユダヤ系トルコ人にして母親がメキシコ人という出自を持ちフランスでも人気を博した歌手/映画俳優のダリオ・モレノ(1921-1968)。57~60年録音の23トラックを収める、仏フレモー社による“ライヴ・イン・パリ”のシリーズからの1枚です。 「マラゲーニャ」「シエリート・リンド」「ラ・バンバ」といったラテン、カリプソ、ファド、ブラジル音楽、ナポレターナ、よく知 …

続きを読む>

JEAN-JACQUES BIRGÉ / PERSPECTIVES FOR THE 22ND CENTURY

★ジャン・ジャック・ビルジェ/22世紀への展望 フランスの前衛音楽家ジャン・ジャック・ビルジェによるジュネーヴ民族学博物館との歴史を未来へと運ぶ未知のコラボ。 博物館所蔵の貴重なヴィンテージ楽器や民族音楽のフィールド録音音源も交えながら、タイトルどおり「22世紀への展望」を紡ぎだしたユニークな企画。 前衛ヴァイオリン奏者のジャン=フランソワ・ブロやエックス・ …

続きを読む>

go top