REY CANEY ‎/ ENAMORADO DE LA VIDA

元ロス・コンパドレスの片割れ、2016年に90際で亡くなってしまいましたが、長らくビエハ・トローバ・サンティアグェーラのリーダーを務めてもいた、レイ・カネイことレイナルド・イエレスエロが 1999年(73歳の時)に発表したソロ・アルバム、世に知られた名作ですね。中古盤ですが奇跡の入荷です! 50~60年代のレイ・カネイ名義での活躍ぶりを思い出させるパワフルで …

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ROBERTO CARCASSES, ALEXANDER BROWN, ELMER FERRER / JAZZ CUBA TODAY

話題盤『クール・クール・フィーリン』の音楽ディレクターも務めたロベルト・カルカセースを中心に、現代キューバを代表する3人のジャズ・プレイヤーのスタジオ・ライヴを収めたDVD。ロベルト・カルカセースは、ピアニストとして、ソロ&トリオの小編成でプレイを聞かせ、また、元イラケレのトランペット=アレクサンデール・ブロウン、エレキ・ギター=エルメール・フェレールがフィ …

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V. A. / CUBA, SON 1926-1962

キューバの基幹音楽であり、サルサの基盤ともなったソン。その1926年から62年までのヴィンテージ録音72トラックを収めた、仏フレモー社による3枚組アンソロジーです。 セステート・ボローニャ、セステート&セプテート・アバネーロといった名門による古典的編成をはじめ、コンフントやオルケスタを伴い、そこから派生していったヴァリエーションを、録音年代順の並びで味わって …

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SEXTETO HABANERO / SON CUBANO 1924 – 27

セステート・スタイルのソンの最初期の名門グループ、セステート・アバネーロの初期録音集。ベース導入以前、ボティーハ(壺)とマリンブラ(大型親指ピアノ)が低音を担当していた時代の録音も含まれます。スタイルとしてはまだ未完成な部分も聞き取れますが、それ以前の音楽の形態も垣間見られ、音楽自体のヴァイタリティがひしひしと感じられる名演です。キューバ音楽定番ですね。 1 …

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DORIS DE LA TORRE

わたしの記憶が正しければ、ドリス・デ・ラ・トーレの最初のCDはコレ、マスター起こしのマイアミ制作盤です。自分が知る限り、ちゃんとマスターの音源ライセンス元が記入されているのも本CDだけだし、”Para Que Ilusionarme” が聞けるのもこのCDだけだったと思います(ま、マスター起こしだから音がイイというわけじゃありませんが …

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VICENTICO VALDES / LOS ARETES DE LA LUNA 

1919年生まれで、1930年代には一時セプテート・ナシオナールに参加、コスモポリタ、マリア・ロメウにも在籍していたこともある大歌手ビセンティコ・バルデース。その後ニューヨークに移り住み、1950年代のマンボ全盛時代にはティト・プエンテ、ソノーラ・マタンセーラなど一流バンドを渡り歩き、またボレロ歌手としてもラテン・アメリカ中で人気を得ました。 本作は、199 …

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RUDY CALZADO / SALSA EN LOS INFIERNOS 

キューバのサンティアーゴ・デ・クーバ出身(1929年生まれ)で、その後ニューヨークに渡り、サルサの時代まで第一線で活躍した、ニューヨーク・ラテンの生き証人的キューバ人大歌手ルディ・カルサド。メキシコのオルフェオンから、1978年にリリースされたLP(12-1075)のストレート・リイシューCD-Rです。 メキシコでの録音で、バックを務めるのはトランペット奏者 …

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FLORIANA ALBA CON EL CONJUNTO DE JULIO GUTIERREZ / EN TU INTIMIDAD

1940年代後半に踊り手としてキューバを訪れて居着き、キューバン・ジャム・セッションなどで名高いピアニスト/バンドリーダー、フリオ・グティエーレスのもとで歌手として活動するようになったというフロリアーナ・アルバ。本作はそのフリオ・グティエーレス率いる楽団をバックにした、パナルトからの1960年リリース作のリイシューです。ヴィブラフォンやアコーディオンも配した …

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FLORIANA ALBA CON EL CONJUNTO DE JULIO GUTIERREZ / ARRIVEDERCI ROMA

1940年代後半に踊り手としてキューバを訪れて居着き、キューバン・ジャム・セッションなどで名高いピアニスト/バンドリーダー、フリオ・グティエーレスのもとで歌手として活動するようになったというイタリア人フロリアーナ・アルバ。本作はそのフリオ・グティエーレス率いる楽団をバックにした、パナルトからの1956年リリース作のリイシューです。ロマンティックな雰囲気で、ニ …

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MAYKEL BLANCO Y SU SALSA MAYOR / QUE TIENE QUE TE MUEVE

弱冠18歳にして自身のバンドを結成し、キューバ音楽界で、ホセ・ルイス・コルテスの再来(実際エネヘー・ラ・バンダをサポートしていたそうです)といわれていたマイケル・ブランコの2019年作。 レパートリーは1曲を除き自作となりますが、ティンバに重心を置きながらも、闇雲に疾走感だけ突っ走るのではなく、ロス・バン・バンやフアン・カルロス・アルフォンソを擁していた時代 …

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GASTON JOYA / MAMA INA

チューチョ・バルデース率いるアフロキューバン・メッセンジャーズなどで活躍、さらに最近では、ロランド・ルナ率いるオマーラ・ポルトゥオンドの小編成バンドのメンバーとしても活躍する、キューバン・ジャズ・シーンを牽引する若手ベーシスト、ガストン・ホヤによる2018年のリーダー作。 キューバのジャズ・シーンに、新しいムーヴメントが根付き始めたことを感じさせるアルバムで …

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