こちらでは、主にスペイン語圏カリブや北米のラテン音楽を扱います。

V.A. / VOULEZ-VOUS CHA-CHA? French Cha-Cha 1960-1964

★V.A. / フレンチ・チャ・チャはいかが? 1960-1964 1960年代前後、世界中にキューバ発のリズム、チャ・チャ・チャが広まりそれぞれの地で演奏されていました。本アルバムに収録されたのは、フランスで独自に展開された、おもちゃ箱をひっくり返したような陽気なムードのフレンチ・チャチャ20選です。 ● 1953年、キューバのエンリケ・ホリンがチャ・チ …

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JIMMY SABATER / TO BE WITH YOU

ジョー・キューバ・セクステットでの活躍などで知られるジミー・サバテールの1976年作のストレート・リイシューCD-R。前半3曲(LP時のA面)が当時のディスコ・サウンドを取り入れたラテン・ディスコ、後半4曲(LP時のB面)という構成となっています。 本作の元盤リリース元であるサルサ・レコードなどを立ち上げた名プロデューサー、ボビー・マリンがプロデュース。アレ …

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ANGELIQUE KIDJO / CELIA

>☆無断リンク陳謝&感謝! トーキング・ヘッズに続いて、仏デッカに移籍したアンジェリック・キジョの新譜は、なんともセリア・クルースのカヴァー集でしたよ、興味津津ですねえ。今年58歳のアンジェリック・キジョ、何んだか我々ロートル、ワールド・ミュージック・ファンと指向性がかぶってる?というか、趣味が似てますねえ…?? パリで大学生だった頃にワールド・ …

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LUCHO GATICA / RECORDARE TU BOCA

チリ出身で、ラテン・アメリカ中で人気を得た1950~60年代を代表する大ボレロ歌手、ルーチョ・ガティーカ。典型的ボレロからフィーリンのムーヴメントに呼応した録音まで、真に幅広い歌唱を残してきました。本アルバは、原盤はオデオン(ODEON)ながら、キューバのパナルト・レーベルから発売されていた5枚のアルバムの中の1枚をCD-Rで復刻したものです。 本アルバムで …

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V.A. / AL COMPAS DEL MAMBO

☆V.A/『マンボの祝祭』+『マンボの散歩』(改訂版/2CD) 1950年代に世界で一世を風靡したキューバ音楽「マンボ」 謎の多いその歴史に迫りつつ多彩な音楽性も楽しめる、欲張りなアルバムの登場だ 音楽評論家の中村とうようさんが残されたレコードや資料は武蔵野美術大学に寄贈されました。そんな中村とうようコレクションから、とうとう登場することになったのがマンボの …

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DANIEL SANTOS CON EL CUARTETO ORIGINAL DE PEDRO FLORES / EL LEGENDARIO

ラテン音楽史上に名高いダニエル・サントスと ペドロ・フローレス4重奏団による1941年NY録音、 『なんだかんだでルンバにマンボ』P.194 ご参照あれ! 玄人筋に稀代の名演と言わしめた “OLGA” お聞きあれ! 1 Despedida 2 Mayoral 3 Perdon 4 Esperanza Inutil 5 Amor 6 I …

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NAT ‘KING’ COLE / LATIN AMERICAN TOUR WITH KING COLE

☆ナット・キング・コール/キング・コールと行くラテンアメリカの旅 ナット・キング・コール㊗生誕100年記念アルバム! 全てのヴォーカル・ミュージック・ファンにお勧めしたい国内制作の編集盤が登場することになりました。「モナ・リザ」 「トゥー・ヤング」 「ルート66」 「アンフォーゲタブル」 など、曲名を聞けばその顔が自然と浮かぶような数々の大ヒットを放つも、人 …

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YOSHIRO 広石 / COOL & SENSUAL LATIN FROM JAPAN, GRITO DE VERDAD

☆よしろう広石 / クール&センシュアル・ラテン・フロム・ジャパン ~真実を叫ぶ~ デビューから60年にわたり、日本人歌手としてラテン世界を魅了し続けるYOSHIRO広石が平成最後の年に放つ衝撃の問題作。数々のラテンの名曲が、粋でクールなラテン・サウンドに生まれ変わりました。キューバの至宝オマーラ・ポルトゥオンドとのデュエット<AMIGOS>では圧巻のパフォ …

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CAL TJADER (VINTAGE MUSIC)

モンゴ・サンタマリアにウィリー・ボボ、後年はポンチョ・サンチェスらを従えるなど、米ラテン・ジャズ・シーンに大きな功績を残した人気ヴィブラフォン奏者カル・ジェイダー。本作は、1959年にファンタジーからリリースされたアルバム『ジェイダー・ゴーズ・ラテン』の全11曲中9曲を収めるリイシューです。 参加メンバーは、件のモンゴ・サンタマリアとウィリー・ボボ、ベースの …

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DAMIRON / PIANO MERENGUES WITH RHYTHM 

1908年生まれ、92年に亡くなったドミニカ共和国出身のピアノのマエストロ、シモー・ダミロン。本作はアンソニアからリリースされたアルバム『ピアノ・メレンゲス』の第3集(ALP-1263)を、曲順はシャッフルされていますが、全曲収めるリイシュー盤です。 ダミロンのピアノとリズム・セクションの小ユニットに、男女のヴォーカルはダミロンとロス・アレグレス・トレスを編 …

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RAFAEL SOLANO / SOLO MERENGUE

1931年ドミニカ共和国生まれのピアニスト/コンポーザー/バンドリーダーで、ユネスコ親善大使も務めたというマエストロ、ラファエル・ソラーノ。本作は、82年のアルバム『ロス・ガジェーロス:メレンゲ・ソロ・メレンゲ』(GEMINI-028)のリイシュー盤です。曲順はシャッフルされていますが、全曲を収めています(LPのタイトル曲が、歌詞に応じ「アイ、カランバ」に差 …

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JOE VALLE / PLENAS PUERTORRIQUENAS

プエルトリコ人トランぺッター/コンポーザー/アレンジャー/バンドリーダーのセサル・コンセプシオーン(1900-1974)の楽団で、47年から54年までメイン・ヴォーカルを務めたジョー・バジェ(1921-1980)。本作は、セサル・コンセプシオーンと連名で、アンソニアからリリースされたアルバム『プレーナス・ファボリタス』(SALP-1305)から2曲を除く、1 …

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RUBEN BLADES, ROBERTO DELGADO & ORQUESTA / MEDORO MADERA

…いかにもキューバの爺さんと見受けられるCDジャケに写る男、メドロ・マデーラっていったい誰? ルーベン・ブラデスがプロデュースした謎のソネーロ? とか思いましたが、違いました。この爺さんは ルーベン・ブラデスの “オルター・エゴ” のイメージだというルーベン側の説明があります。ということは、別人格(オルター・エゴ)をルーベンが演じている、というこ …

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RUTH FERNANDEZ

1919年ポンセ生まれ、2012年に亡くなったプエルトリコの大女性歌手ルス・フェルナンデス。66年にティコよりリリースされたアルバム『ジョ・ソイ・ラ・ケ・ソイ』(Tico TRLP-1132)から2曲(「コモ」「ディス・イズ・プエルトリコ/エスト・エス・プエルトリコ」)をマイナスした復刻盤です。 セリア・クルースの向こうを張るような、ソウルフルな力強い歌声で …

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AVENIDA B / SALSA NO PARARA

    トニー・パボンとか、70年代前半の RICO RECORDS とかの復刻かと思いましたよ、 70年代テイスト横溢、というかそのまま、ですね。 ある意味、マニアを超えて、変態ですね、 でも、悪くないですね、 というか、イイですね! ジャケ、もうちょっと工夫して欲しかったですが、

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V.A. / NOSTALGIQUE PORTO RICO 1940-1960 Plenas, Guarachas, Boleros y Canciones

*懐かしきプエルトリコ1940-1960、プレーナ、グアラーチャ、ボレロ、ヒバロ サルサの故郷プエルトリコのルーツ音楽に迫ったヴィンテージ録音集 ● カリブ海に浮かぶ島プエルトリコは、米国合衆国の自治連邦区ながら、独自の文化を育んできました。キューバとは「鳥の両翼」とたとえられるほど、政治的、歴史的、文化的に関係が深く、音楽も類似性が高いと言われます。 ● …

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