MANOLIS HIOTIS / TA MEGÁLA TRAGOÚDIA

1950年代半ばに出会ってから、60年代半ばの離婚まで、北米にも出張活躍、人気を博したギリシャ人“ライコ・パルコ”夫婦デュオ、ブズーキのヴァーチュオーゾにして作曲家、マノリス・ヒオティス(コーラスも)&女性歌手、マリー・リンダとのデュオ録音を中心に、ヒオティスのアレンジ&ブズーキ伴奏で歌った当時の人気歌手達のシングル録音を収めた2枚組廉価盤2CDです! ヴァ …

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GAVRÍLOS KOKÓNAS / TO TAXÍDI

ガヴリロス・ココナス、北部エーゲ海、テッサロニキにほど近いタソス島在住の作曲家によるギター弾き語りアルバム。この人、この1995年の作、1枚のアルバムを残しているだけですが、今も音楽活動は続けているようです。 ちょっとレベーティスっぽい嗄れた歌を聞かせますが、どこか、潮の香りもする島唄っぽさも感じます(テッサロニキの故ニコス・パパゾグルを思い出したりも)。ギ …

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OPISTHODROMIKI / STI MESI TIS KOMPANIAS

Originally released  on 1985 on LP by Lyra, Greece ギリシャのレベーティカ復興グループということになるでしょう、 “オピソドロミキ・コバニア” 1982年にファーストをリリース、本作は85年の33作目、グループの紅一点、エレフセリア・アルヴァニターキが6曲歌っています。 その前年、1984年にエレフセリアはソ …

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KATE GRIFFIN & MATCHUME ZANGO

★ケイト・グリフィン&マチュメ・ザンゴ 冒頭爪弾かれるバンジョー、その一音がかつての大西洋を往来し、歴史を乗り越え今アフリカ大陸南東、インド洋に面するモザンビークの伝統楽器であるティンビラとFusing 融合する。(仲野麻紀、ライナーより) 英国のバンジョー奏者、ケイト・グリフィンとモザンビークのチョピ人で、その伝統楽器ティンビラ奏者であるマチュメ・ザンゴが …

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DOMNA SAMIOU / PARADOSIAKA KALANTA AP OLI TIN ELLADA

    ドムナ・サミウ(1928-2012)アテネの郊外、トルコからの帰還難民の居住区に生まれ、その母はスミルナからの帰還者でした。後年、ギリシャ民俗音楽研究家 / フィールドワーカーにして演奏家、自らも歌う研究者となりました。そんな彼女がフィールドワークした、様々な土地のクリスマスソングやクリスマス関連の録音、子どもたちの歌など集めた2 …

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YANNIS POULOPOULOS / 50 HRÓNIA TRAGOÚDI

  ヤニス・プロプロス(1941 – 2020)はギリシャの自作自演歌手であり、1960〜80年代にギリシャでヒット曲を多く生み出し、アルバム総売上数で見ると、ギリシャ業界史上、4番目に売れた歌手だそうです。 アテネ近郊で生まれたプロプロスは、幼い頃から歌うのが大好きだったので、友人に促されて、コロンビア レコードのオーディションを受け …

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VASILIS SKOULAS / STO XÉSPASMA TOU FENGARIOÚ

  ヴァシリス・スクラスは、1946年2月3日にクレタ島レシムノのアノイアで生まれました。彼の一族は音楽と芸術全般において長い伝統を維持していることで知られています。彼の祖父、ミカリス・スクラスは、往年のリラ(擦弦)奏者にして詩人として知られ、彼の父、アルキビアデス・スクラスは、そのクレタ〜アノイアの伝統に材を求めた絵画によって著名な存在です。 ヴ …

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MANOLIS MITSIAS / STIN ELEFSÍNA MIA FORÁ, 56 megales epitychies

  1969年シングル・デビュー、 1stソロ・アルバムは71年リリース、 その後、ソロ・アルバムは約30枚、 コラボレーション or 参加アルバムは70枚以上という オーソドックスなライカ系有名男性歌手なんですが、 な〜んでか?当店ではソロCDを扱ったことがありませんでした。 が、こちら>”ISOVIA” や こちら> & …

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GIORGOS HATZINASIOS / TA MEGALA TRAGOUDIA

  ギリシャのピアニストであり、作曲家、アレンジャー。1942 年サローニカ生まれ、テッサロニキ、アテネ、パリで作曲と編曲を学んだ後、1970 年代初頭から、マリネッラやヤニス パリオス、ディミトラ・ガラーニはじめ、最大手レコード会社、ミノス専属の人気歌手たちをはじめ、多くの歌い手に曲を提供して来たヨルゴス・ハツィナシオスの作品集〜ここでは、ディミ …

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ELENI LAGOU / KATI NA DOSO

自作自演女性歌手、エレーニ・ラグーの2022年のデビュー作となります。エレーニは1994年アテネ生まれでエヴィア島育ち、2018年からこのデビュー・アルバム発表頃まで、アテネ国立音楽院でギリシャ現代歌曲を学んでいたそうですが、なんというか、この身軽さ、涼し気で風通しの良い曲の並び、国立音楽院卒、という感じはしませんよね(アテネ国立音楽院、というところが、どう …

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