フランスはオクシタニアの男声ポリフォニー・グループによる2020年作。18年の前作は、米国のジャズ・ドラマー、ジム・ブラックとのコラボレーションを試みたものとなっていましたが、本作では本来の姿に立ち返り、無伴奏で四声の美しいハーモニーを聴かせてくれています。とはいえ、前作に収録されたオリジナルの2曲目や、そしてビリー・ホリデイの名唱でもお馴染み「奇妙な果実」も再演し、ジム・ブラックとの共演経験を自らのものとして血肉化しています。それにしても、グループの面々の写真を拝見すると、職人の親方みたいだったり、むくつけき髭親父といった風体だったりするのですが、晴朗な歌声に心洗われます。（サプライヤーインフォより）

1. Jorn
2. Sendèrs de tèrra nera
3. Lo purmèr de març
4. Me promenant à l’ombrage
5. La nòvis n’a la corona li tomba
6. Sanctus – Benedictus
7. Lo primtemps qu’ei arribat
8. Aquesta neit n’èi hèit un rève
9. Montsegur
10. La cançon de Grangèr
11. La canta d’Abitenh
12. Kyrie Eleison
13. Strange fruit

Pascal Caumont
Fabrice Lapeyrere
Régis Latapie
Bastien Zaoui