こちらでは、ブラジル以外のメキシコを含む南米大陸の音楽を扱っています。

TRIO LOS PARAGUAYOS

1950年代に結成されたパラグアイ音楽の最高峰トリオ、トリオ・ロス・パラグアジョスによる全21曲を収めるリイシューです。コーラスのハーモニー、パラグアイ音楽を代表する楽器アルパ(ハープ)やギター、パーカッションのアンサンブルで、ラテンアメリカ各地のレパートリーを聴かせてくれます。「鐘つき鳥」やトリオ・ロス・パラグアジョスに在籍したディグノ・ガルシア作の「滝」 …

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field rec. by LAURO AYESTARAN / UN MAPA MUSICAL DEL URUGUAY

1913年生まれのウルグアイの音楽学者で、ウルグアイ音楽の研究者として知られるラウロ・アジェスタランが、1943年から66年の間にウルグアイ各地で記録した録音を集成。ギター弾き語りや、アコーディオン、口箏やピアノ、アフロ系パーカッション・アンサンブルなど、ミロンガ、マズルカやタンゴ他の様々な舞曲、カンドンベ、ムルガ、プレゴン、宗教歌といった諸々のスタイルを鳥 …

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NATALIA LAFOURCADE / MUSAS

元アイドル?で、前作まではそれなりにオルタナティヴな歌世界を繰り広げて来たメキシコの女性SSW、ナタリア・ラフォルカデ2年ぶりの新作 / 6作目は、なんと、メキシカン・カンシオーン&ランチェーラ(+キューバン・カンシオーン)の世界〜完全アコースティック作品にて、オマーラ・ポルトゥオンドも参加(フランク・ドミンゲスの「君の教え」を一緒に歌ってます)!バックはミ …

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BANDA DE LOS MUERTOS

メキシコのブラス・バンドの伝統を今に再構築したグループがデビュー! メキシコ移民二世でクラリネット奏者のオスカル・ノリエガとスーザフォン奏者ジェイコブ・ガーチクの2人が中心となり、普段ジャズやクラシックを演奏している実力派音楽家らを集めて結成したのが、ニューヨーク・ブルックリンを拠点にするバンダ・デ・ロス・ムエルトス。伝統的なブラス・ミュージックを40年代に …

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BOMBA ESTEREO / AYO

クンビア×ダブ×ダンスホール×エレクトロニカの金字塔〜こちら、ボンバ・エステレオのアナログ当店初入荷!〜女性Vo.も妖し過ぎ。南米コロンビア・ボゴタ発!話題の新世代クンビア・バンド、一気にインターナショナル・リリースですね!   1 Siembra 4:18 2 Ayo 2:53 3 Química (Dance With Me) 2:42 Feat.– B …

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JESSE & JOY / UN BESITO MAS

06年CDデビューのメキシコの人気兄妹デュオ4作目のアルバム(これまでの作とは一味も二味も違います)!中米のカーペンターズとでもいいましょうか?この、よるべなくも甘いデュオ、なかなかのものですよね。基本POPとして、国境の南ムードをメヒコ側から表現することにおいて、追従する者なし、という気がしないでもありません。実に高水準ですねえ… 1 Echo …

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FLOR DE TOLOACHE / LAS CARAS LINDAS

★フロール・デ・トロアチェ『ラス・カラス・リンダス』 NYで08年に結成された女性4人組。トロアチェとはメキシコの媚薬に使われる花のこと。哀愁溢れる驚異の歌唱力、高い技術が要求される伝統楽器の演奏力…マリアッチの伝統奏法を基調に、新世代ラティーナらしく、フォーク~クンビア~ヒップホップ~アフロ・キューバンまで多様なサウンドを取り込んだ驚異の完成度を誇るセカン …

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MON LAFERTE / TRENZA

チリ、03年CDデビュー、バラーダ系POP歌手兼女優として活動開始、2010年代に入り本腰入れてアルバムを制作、インディーロック系という印象でしたが、この5作目(共作は含まず)となる新作では、これまでになくボレロ、カンシオン、ヌエボ・フォルクローレ、そしてクンビアなどを、インディーロックのフィルターを経た歌心で聞かせて、これはちょっと当店的にも見逃せないなあ …

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LILA DOWNS / SALON LAGRIMAS Y DESEO

メキシコ女性SSW、リラ・ダウンズの新譜はこれまでと違いますねえ、歌い口もしっとりめ、題して「涙と欲望のサロン」? スタンダードなメキシカン・ボレロやカンシオンのカヴァーも多く収められた内容となています。 これまで、自らの出自、オアハカの血を意識してかしないでか、多くレパートリーは、メキシコのカントリーサイド、あるいはメキシコ / 合衆国のボーダーや、カリブ …

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JUAN CARLOS INGARAMO / IMPROVISACIONES

何と音源の完成から3年の月日を経て、フィジカルなCD製品として日の目を見ることになりました。2枚組大作「Imaginario」がここ日本でも音楽通の間で話題となったフアン・カルロス・インガラモの三部作最終章が日本初入荷! 指先を通じて溢れ出るイマジネイティヴな情景、言葉もなしに語られる物語。時に浮遊するepのトーンを用いたりもしながら、インプロビサシオネス= …

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NICOLÁS IBARBURU / CASA RODANTE

3兄弟からなるトリオ・イバルブルでの活動、そしてルーベン・ラダ、ウーゴ・ファットルーソ、フィト・パエスにロリ・モリーナ…フォルクローレ・フュージョンからA.ロックに至るまで数多くのツアーや作品に参加してきたギター奏者のニコラス・イバルブル。S.S.W.としての自身を打ち出したソロ2作目を発表。ニコラス・イバルブルというと、ウルグアイ出身の川沿い音 …

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MANU POZZI / ME VOY

ブエノス・アイレス郊外のペルガミーノ出身の男性シンガー・ソングライター。マオリ先住民族のことばで”渡り鳥”という意味のマヌと名乗るこのサーフィンを愛するミュージシャンは、遊牧民の羊飼いのような雰囲気を醸し出してもいます。最近では10ヶ月間のアフリカなどへの海外渡航を撮影したドキュメンタリー・フィルムの制作にも乗り出しているようなのです …

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LA CHAMBA / ECOS DE LA SELVA

★ラ・チャンバ『エコス・デ・ラ・セルバ~大都会のクンビア』 2012年に4曲入りの傑作EPでデビューした5人組。ペルーの都会に移住したアンデス出身労働者たちが創りだした混血クンビア=チーチャを大都会ロサンゼルスで甦らせた実力派集団。奇天烈なサイケデリアを強調するだけのバンドが多いなか、チーチャの哲学を継承した直球の肉体派サウンドで勝負する大注目バンド。チーチ …

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