こちらでは、主にスペイン語圏カリブや北米のラテン音楽を扱います。

V.A. / VOODOO, Rare Ritual Sounds & Jazz Interpretations 1955-1960

なんじゃ、こりゃ〜!?の十枚組CDボックス! キャサリン・ダナムから、イッサ・エル・サイエー、チロロ、と、入手困難なハイチ=ヴードゥー系音源が並ぶかと思えば、プエンテ、プラードはまだイイとしても、アーサー・ライマン、レス・バクスターまで収録!?の振り幅の広さ、…ま、安いんで許しますけどね、だって、ダナムもイッサも、もうCDは絶対手に入りませんから …

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ROBERTO Y SU NUEVO MONTUNO

  プエルトリコ人ベーシストのロベルト・ベリオスにより1970年代初頭に結成されたオルケスタの72年作。パポ・ココテによる、エクトル・ラボーを彷彿とさせるようなセンティミエントあふれるヴォーカルで、ティテ・クレー・アロンソやハビエル・バスケスのナンバー、エディ・パルミエリの名曲「ムニェカ」のカヴァーなどを演じています。ジャジーなピアノの絡むボレロ・ …

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JUSTI BARRETO / APARECIA EL REY

フスティ・バレートは、キューバのパーカッショニスト&コンポーザーで、従兄弟のモンゴ・サンタマリーア、シルベストレ・メンデスらと同様に、早くからメキシコに渡って活躍した後、U.S.A.でも活躍、サルサのミュージシャンにも大きな影響を与え、特にアフロ・キューバンのリズムの神髄を何枚かのアルバムで伝えたミュージシャンズ・ミュージシャンでもあります。 本作は、198 …

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OKONKOLO / CANTOS

今年のNYラテンもので一番スリリングなアルバムはこちら!? ハバナを飛び越えNYからダイレクトにヨルバへ回帰? カッコイイですねえ、実に! ジェイコブ・プラッセ(ロス・アチェーロスのリーダー的存在、最近は、キューバに乗り込み>オルケスタ・アコカンをプロデュース、つくづく面白い男です)の制作で、ブロンクス及びブルックリンのサンテリア・シーンの人脈と作り上げたサ …

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COKE

ギタリストのポール・“ポリート”・ガルシアをリーダーに、マイアミで結成されたラテン・ロック/ファンク・バンド、コークによる1970年作のストレート・リイシューCD-Rです。『CUBAN ROCK』というコンピ盤に収録されていたことがあり、マイアミという土地柄からして、キューバ系を主体としているのではないかと思いますが、音のほうはというと、オルガンやブラスの入 …

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YAMBU / Al Santiago Presents

元アレグレ・レコーズ社主、NYラテンの仕掛け人にして作曲家、アレンジャーのアル・サンティアゴ設立のモントゥーノ・レコーズ1975年リリース作の嬉しい再発復刻!ファンキー・モサンビーケ、“サニー” サルソウル風カヴァー、スィンギーなサルサからハードボイルドなボレロ、デスカルガ・マナーのラテン・ジャズまで、いろいろ楽しめますよ! 1 Dinamita 4:50 …

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TITO RODRIGUEZ / 1958

プエンテと並ぶマンボ時代の大スターで、ボレロ歌手としてもラテン世界では絶対的な人気のあるティト・ロドリーゲス。本作は、ティコからリリースされた1958年作『セニョール・ティト・ロドリーゲス』を、曲順はシャッフルされていますが、全曲収めるリイシュー盤です。 フル・バンドをバックにしたチャチャチャやグアパチャー、グアグアンコーにボレロ。エレガントな名盤です。マス …

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