「音楽を通じて世界を掘り起こす」をモットーに2015年にスタートしたフランスの謎の新レーベルAkuphone。その第一弾リリースは台湾のマンダリン女性歌手、趙曉君ことLILY CHAOの1968年のアルバム「民歌唱片」(民謡カヴァー集)の再発です。1948年生まれ、ジュディ・オングと同年齢の彼女は、19歳の時に家計を助けるため、台湾のナイトクラブで歌い始め、 …
続きを読む「音楽を通じて世界を掘り起こす」をモットーに2015年にスタートしたフランスの謎の新レーベルAkuphone。その第一弾リリースは台湾のマンダリン女性歌手、趙曉君ことLILY CHAOの1968年のアルバム「民歌唱片」(民謡カヴァー集)の再発です。1948年生まれ、ジュディ・オングと同年齢の彼女は、19歳の時に家計を助けるため、台湾のナイトクラブで歌い始め、 …
続きを読む「音楽を通じて世界を掘り起こす」をモットーに2015年にスタートしたフランスの謎の新レーベルAkuphone。新作は1960〜70年代の知られざるシンハラ&タミル歌謡の二枚組CD(or LP)30曲のコンピ盤。歌うは老若男女、中には少女の歌手まで。一曲目のパウル・フェルナンド以外は全く知られていない歌手ばかりですが、豪華ジャケに24ページの英文解説&フォトB …
続きを読むキンシャサ80年代の有名サップール(今どうしてるのか知りませんが)、ストゥルボス・ニアルコスの80年代後半音源集!ということで、ご本人の歌はともかく、パパ・ウェンバ、ボジ・ボジアナ、ルシアナ、エヴォロコ、ファタキとコンゴレーズ / ルンバロックのスター歌手の面々が曲ごとに、そしてリゴ・スター(ギター)も参加!ということで、80年代後半スターそろい踏みアルバム …
続きを読む1976年アディス生まれ、2001年デビュー・アルバムをリリース、2nd アルバム “Yasteseryal” 2005年作 が大ヒット(ハイレ・セラシエ賛歌など、ポリティカルな内容を持つ収録曲4曲が現政府により放送禁止となるもベストセラー)、00年代エチオピアで最も人気のある歌手となり現在に至っています。そして …
続きを読む1. Sendekalama (ሰንደቅ አላማ) 2. Tekelekele Alu (ተከለከለ አሉ) 3. Abay Negadie (አባይ ነጋዴ) 4. Sew Yale Sew (ሰው ያለ ሰው) 5. Ehiedalehu Harer (እሄዳለሁ ሐረር) 6. Zemnanit (ዘመናኒት) 7. Lesergua Teterahu …
続きを読むデビュー作!エチオピア/ アムハラ系男性歌手。既に10年ほどスーダン関係の音楽マネージメントをいていたという変わり種らしいんですが(というか、エチオとスーダンの音楽的関わりを知りたい!)、6年ほど前から自らも歌っていたようです。で、アディス下町人情を歌うかと思えば、イイ車に乗ってアディスのナイトライフをエンジョイしたり(って、歌詞わかんないので、youtub …
続きを読むルンバ・コンゴレーズの人気グループ Wenge Musica BCBG のJBムピアナ〜コンゴ第4世代を代表する男性歌手の2011年二枚組。BCBG(ベセベジェ=お洒落の意)ですねえ、確かに。 21世紀コンゴレーズにドップリの方は気づかないかも知れませんが、キンシャサ発ダンス音楽世界のデコラティヴな感覚、あるいはCDジャケひとつとっても、そのセンス、意匠のあ …
続きを読むエチオピアのシャンキラ音楽スタイル(シャンキラは漠然と“黒人”を意味する蔑称) を代表するというイフンネ・ベライ、米国から帰国しての2014年作です(〜スーダンと国境を接する西部エチオピアのゴジャミ1961年生まれ、1987年ソロ・デビューの伝統派)。エチオ・カントリーサイド歌謡が好きな人には堪らない仕上がりと言えましょう。〜とにかく素晴らしい …
続きを読むORIGIALLY RELEASED ON LP BY “SOUND OF THE CARIBBEAN” IN 1973 1 Lady Trixie / Baptism 2:52 2 Black Czar / Rookoombey 2:58 3 Two-Gun Smokey / Bush 2:55 4 Sir Jablon …
続きを読むマリー・リンダ(1935-1966)との夫婦デュオでも知られるマノリス・ヒオティス(1921-1970) と、そのマリノス亡き後、頭角を顕したフリストス・ニコロプロス(1941-)という、世代の異なるブズーキ奏者 / 作曲家 のカップリングCDとなります(それぞれのベスト的選曲、作曲作品集でもあり)。要するに20世紀後半のギリシャを代表する二人のブズーキ奏者 …
続きを読む当方リリースのパームワインSP時代コレクション2枚組CD(2017)の解説を執筆されていた深沢美樹センセーが、パームワイン・ミュージクのことを改めて調べていた時に、ネットで発見したという素晴らしいCD! 深沢さん曰く、「ヒップライフが全盛の今、なんとパームワイン音楽を取り入れたアルバム ”Higher Life On Palm Wine” を今年7月に発売。 …
続きを読むタイトルは「夜明けのディミトラ・ガラーニ」1995/1996年の “Χάραμα(夜明け)” に於けるライブ・レコーディング集です。 1 Να Με Θυμάσαι 2 Με Πνίγει Τούτη Η Σιωπή 3 Η Πιο Μεγάλη Ώρα 4 Πυρετός 5 Πρασινομάτα 6 Ακρογιαλιές Δε …
続きを読むOriginally released on LP in 1974 1 Groover’s Paradise2 Devil Heart3 Houston Chicks4 For The Sake Of Rock ‘N Roll5 Beautiful Texas Sunshine6 Just Groove Me7 Girls Today …
続きを読む魂を揺さぶる音楽ドキュメント。2002年に渡仏、ジャズ・サックス奏者として主にフランスで活躍してきた著者が、ブルキナファソやレバノン、伊勢志摩、モロッコなどで出会った土地と暮らしに根付いた音楽。そこで見た“音の立ち上がる原風景”とは? 仲野/麻紀 1977年名古屋生まれ。2002年渡仏。パリ市立音楽院ジャズ科卒業。演奏活動の傍ら2009年から音楽レーベル、コ …
続きを読む