STELIOS KAZANTZIDIS / ERHOUNDAI XRONIA DISKOLA

迫力のある顔です。ライカの大ヴェテラン~50年代以降のギリシャで、最も大きな足跡を残した男性歌手の一人、ステリオス・カザンヅィディスの2000年作です。変わらぬディープな哀愁、やっぱりイイですね。翌2001年に70歳で亡くなりました。 1 Πρόλογος Στέλιου Καζαντζίδη 2 Έρχονται Χρόνια Δύσκολα 3 Τι Γ …

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V.A. / IRISH DANCE MUSIC

★V.A./アイリッシュ・ダンス・ミュージックの名手たち 全編にみなぎる躍動感とグルーヴ! 現代のアイリッシュ・ミュージックの原典をぎっしりと詰め込んだ名作!! 多くの音楽ファンをひきつける現在のアイリッシュ・ミュージックのルーツは、20世紀初頭にアメリカで録音されたレコードにある。19世紀以降に数百万単位でアメリカに移民したアイルランド人たちの音楽は、母国 …

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V.A. / GOOD HUMOUR FOR THE REST OF THE NIGHT

★V.A./グッド・ユーモア・フォー・ザ・レスト・オヴ・ザ・ナイト イングランド最北端の地ノーサンバーランドとカンバーランドに伝わるダンス音楽 イギリス各地の伝承音楽を紹介する老舗レーベルのトピック・レコードがリリースしてきた〈民衆の声〉シリーズ。『グッド・ユーモア・フォー・ザ・レスト・オヴ・ザ・ナイト』のテーマはスコットランドとの境界に位置するイングランド …

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FRANCOIS TRUFFAUT / LE MONDE MUSICAL DE

ヌーヴェル・ヴァーグを代表する巨匠フランソワ・トリュフォー(1932-1984)の30 回忌記念盤、パリ・シネマテークでの大回顧展に合わせてのリリース。5枚組CD。年代に沿った全映画音楽集4CD+5枚目のCD は今日のアーチストたち(アレクサンドル・デプラ&トラフィック・クインテット、エレナ・ヌゲラ、ヴァンサン・ドレルム…)によるトリュフォー映画 …

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LEONIDAS BALAFAS / APILIOTIS

レオニダス・バラファス、1981年アテネ生まれ(両親は内陸テッサリアのカルディツァ・オリジン)07年デビューの男性SSWの2014年新作 / 4作目の2CDです。レベーティカ・ルーツをリスペクトしダイレクトな伝統回帰路線にてアコースティックかつディープなソングライティングを聞かせます。ま、故ニコス・パパゾグルーの音楽性をよりレベーティカ風味を濃くして受け継い …

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GEORGIA DAGAKI / PHOBIE

クレタ島出身の両親のもとアテネに生まれ、幼い頃から島唄に親しんで育ち、12歳の時にエーゲ海の擦弦楽器、リラを習い初め、16歳の頃にはクレタのフォークロア・シーンにおいて珍しくも女性として(男性が弾くものとされている)リラの弾き語りを始めたというヨルギア・ダガキ、05年にCDデビューし、本作が2014年9月リリースの4作目となります。去年あたりに、なぜかエリッ …

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NICOLE LOUVIER / …ET SES CHANSONS

☆ニコル・ルーヴィエ / 忘れじのニコル・ルーヴィエ 1953-1957 1950年代。 まだ性の解放も女性の自立も認められていなかった時代。 彗星のごとく現れた、一人の「自由な女性歌手」。 小説においては、同世代のフランソワーズ・サガンと比肩する才能と言われ、シャンソンでは同じ時期にデビューしたジョルジュ・ブラッサンスと比較された。 そして、そのあまりに「 …

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THE KLUBA / AMOR, OLDIO Y RUIDO

バスクの大人気スカバンド、スカラリアクのフロントマン、JSKことJuantxo Skalari率いる新プロジェクト、ザ・クルーバの2012年作。本作ではスペシャルズ直系のツートーン・スタイルは抑え気味に、むしろポーグスやクラッシュなんかの影響を強く感じさせる仕上がりに。アコーディオンやバイオリンの音色が耳に残る哀愁のあるメロディーを軸に、ペガティナやトローバ …

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JPP / LIVE IN DULUTH

★JPP / ライブ・イン・ダルース 世界中の音楽家からリスペクトされるフィンランドの伝統音楽グループ、JPPのアメリカでのコンサートを収録した2枚組アルバム。バンド結成から30年(2014年時)、4本のフィドル、ダブルベース、ハーモニウムでスウィングする彼らの音楽は、商業主義の音楽が忘れてしまった音楽本来の楽しさと豊かさにあふれる。ムーミンやサンタクロース …

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V.A. / FADO – A PORTRAIT OF LISBON

★V.A./ファド~麗しのリスボン 本邦初紹介の歌手や珍しい音源で描く華やかなリスボン ファドの本場はやはりポルトガルの首都リスボン。それ故にファドの歌詞にはこの都市の風景や同地を流れる川を歌ったものが少なくない。そんなリスボンのファド・シーンを彩ってきた歌手の50~60年代の録音をずらりと並べたのがこの作品だ。欧州のなかでも有数の古都であるリスボンの華やか …

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HRISTOS NIKOLOPOULOS, MANOLIS RASOULIS / ME TON OMPAMA ANTAMA

数々のライカ・スターとの共演を重ねて来た熟年ブズーキ奏者クリストス・ニコロプロスと、やはり多くのライカ歌詞を紡いできた老境の詩人マノリス・ラソウリスによる作詞作曲アルバムで、オーソドックスなライカ曲をゲスト歌手達と繰り広げいる佳作ですね(本人ふたりも歌ってますが、はっきり言って味はあるけど、うまくないですねえ)。何の変哲もない代わりに? 何の屈託もないライカ …

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LES DENICHEURS / LA CRISE EST FINIE !

「dénicheur (デニッシュール)」とは鳥の巣から卵を盗む人、転じて物探しのうまい人=発掘者、 転じて女たらし、という意味のパリ語 (パリ弁)。アコーディオン、ギター、歌 (パーカッション) の レトロ・スウィング・トリオで、古いシャンソンのレパートリーを拾ってきて、バル・ミュゼットやバーで老若男女を踊らせ、リフレインを大合唱させるというライヴバンド。 …

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PIETRA MONTECORVINO / ESAGERATA

南イタリアのディープな女性歌手兼女優、ピエトラ・モンテコルヴィーノの2014年ソロ作/5年ぶり8作目が入荷しています!もう、怖い!と言っても過言ではないご容姿になって来ましたが、歌声の方もコクがあると言うか、コクがアリ過ぎると言うか、ほんと、こういう女性歌手の存在を絶賛受け入れ状態のナポリ人の美意識のあり方というものがよくわからない、ということはあるかも知れ …

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