DORIAN PIMPERNEL / ALLOMBON

ドリアン・ピンパーネルは2007 年に日本のラリーレーベルから7曲入りCD “HOLLANDIA” で世界先行デビューしてます。当時の日本なので「タヒチ80 に続く…」とかそういう売りでレトロ・ソフトロックの優れものという紹介でした。7年のブランクの後、仏BORN BAD RECORDS からのフルアルバムです。70 年代 …

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SANDOR LAKATOS ET SON ORCHESTRE TZIGANE, FLORIKA SAVA ET SON VIOLON FOU

1950-60 年代の超絶技巧のツィガーヌ・ヴァイオリンのスター2人。ルーマニア出身のフロリカ・サヴァの1959 年録音の12 曲と、ハンガリー出身のサンドール・ラカトスの1961 年録音の7曲。フロリカ・サヴァは「ロシニョール」(夜鳴き鶯)の異名をとり、かたやサンドール・ラカトスは「アルエット」(ひばり)と呼ばれました。どちらも本当に良く鳴くヴァイオリンで …

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DEO LINDA / MUNDO PEQUENINO

ポルトガル!紅一点キュートでトラッドな歌い手をフィーチュアーするギター&ダブルベース&ウクレレの男子3人= 計4人組のフォークロア・ユニット“デオリンダ”2013年作〜トラッドPOPとでも言いましょうか、リスボンのファドはもちろん、カントリー・サイドの民謡や、古来からの学生都市コインブラのフォーキーなファド等々を、キュートな女性ヴォーカルと最小限の音数のシン …

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RP QUARTET / GOAT RHYTHM

ジャンゴからコルトレーンまで、 Hot CLub 型パリ風スウィングを追求する RP クワルテットの2枚めのアルバム。 〜EDOUARD PENNES(g solo), BASTIEN RIBOT (vln), REMI OSWALD(g rhythm), DAMIEN VARAILLON (cb) + guests BRICE MOSARDINI(tp) …

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KARSU / CONFESSION

1990年アムステルダム生まれ、両親はトルコ人だったそうです。 7歳の頃からピアノを始め、ショパンやらモーツァルトやらバッハやら、 弾きこなしたそうですが、すぐにジャズやらトルコ音楽に インスパイアされて、そっちの道へ、で、このデビュー作に。 基本、オールドタイミーなJAZZヴォーカル風オリジナルを、 英語で歌っています。トルコとオランダで話題!

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IVA BITTOVÁ, BANG ON A CAN ‎/ ELIDA

映画女優でもあるチェコのヴォイス・パフォーマーにしてヴァイオリニスト、イヴァ・ビトヴァが、クラシックの室内楽風演奏をベースに、現代的なミクスチュアーを展開するNYのバング・オン・カン・オールスターズと共演した2005年作。 1 Malíři V Paříži 2:44 2 Bolíš Me, Lsko 5:50 3 Ladná Čeladná 4:19 4 …

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VANGELIS TRIGAS / 12 ORGANIKA GIA TRiCHORDO BOUZOUKI

ギリシャ、ブズーキのヴァーチュオーゾ、ヴァンゲリス・トリガスによるブズーキ・インストゥルメンタル・アルバム。3弦ブズーキに較べて、4弦ブズーキの方が表現の幅に優れているという偏見を覆すために録音した04年のファースト・アルバムだそう。って、本作を聴いても、そういう意図は汲み取れない異邦の耳には、ただただ、ブズーキの弦の響きの心地良さでしかありませんが、本作と …

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KAL / ROMOLOGY, ROCK’N’ROMA

ベオグラードの人気バンド、KAL〜2006年に結成以来これまでに400回を超えるライヴをヨーロッパ中で繰り広げてきたそうですが、ロッキンロマを標榜しつつ(ロマスティディの方がピッタリじゃないかと…)、サービス精神満点、気取ってません、アリだと思います。  

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ILIAS ZOUTSOS / SIMEIO

with ROSS DALY / GIORGIS XYLOURIS / MARIA ANAMATEROU !! 〜ということで、当店一推しのギリシャ若手女性歌手、マリア・アナマテルウ嬢が参加しているところ、得点高いわけですね。が、本CDの主はアテネ生まれながらクレタ&エヴィア島の系譜を引く男性ヴァイオリン&リラ奏者にしてSSWの、イリアス・ズーツォスというこ …

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NATASA THEODORIDOU / S AGAPO

紙ジャケ廉価盤で再入荷〜が、例によって、もともとシールドかぶせていませんので、些少経年劣化しています。 ギリシャ美人歌手ナターシャ・テオドリドゥ2013年末の13作目です。これまでにリリースした12枚のアルバムはギリシャにおいて、すべてプラチナムもしくはゴールド・アルバムとなっています。1960年以来の統計ですべての女性歌手の中で12番目にレコード&CDを売 …

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LOS MAMBO JAMBO / IMPACTO INMINENTE

前作に引き続き全員リーゼントでビシッときめたバルセロナの変態?4人組、ロス・マンボ・ジャンボ。バンド名はペレス・プラード節絶好調の有名曲を冠し、50~60年代のロック/ロカビリー、R&B、スウィンギンなジャズ&レトロなストリップティーズをクール&ヒップに演奏します。ディック・デールを模したサーフロックな映画のサントラ風レトロフューチャー感覚、好きな人 …

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ESTRELLA MORENTE / MI CANTA Y UN POEMA

フラメンコの大物歌手、エンリケ・モレンテの娘という「血統書」付きのエストレージャ・モレンテ、2001年の初ソロ作 です。フラメンコ・ギターのマエストロ、ペペ・アビチュエラやマノロ・サンルーカル、ケタマのカルモナ兄弟らをバックに、モノクロームのジャケが示すよう な落ち着き払った音作り、堂々とした歌いっぷりは、熱く、貫禄が漂います。(サプライヤーインフォより) …

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THE NORWEGIAN RADIO ORCHESTRA with MARYAM SAID HADUM, MOHAMMED ISSA ‘MATONA’ HAJI & RAJAB SULEIMAN / SYMPHONIC TARAAB

ターラブは、東アフリカ沿岸のスワヒリ文化に花開いた音楽。「ジャンボ」というあいさつの言葉でおなじみのスワヒリ語はインド洋を通したアラブ 圏とアフリカ東海岸との貿易によって生まれました。さらにそこにペルシャ語やインドの諸言語、またポルトガル語など交易を行なっている国・地域の言語の語 彙なども取り入れられ発展。そのようにいくつもの言語、ひいては文化が混じりあって …

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UXIA / MEU CANTO

ウシーア、2011年の最新作はなんとブラジル録音!ゲストに御大レニーニ、注目のSSWフレッジ・マルチンス (Fred Martins)、ソコホ・リラ(Socorro Lira)らに、プロデューサー兼ミュージシャンとしてジャイミ・アレン(マリア・ベターニャのプロデューサー&ギタリスト)、セルジオ・タヌスを迎えて います。ウシーアが暖めてきた企画を実現させたとい …

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ZULU 9.30 / TIEMPO AL TIEMPO

スカ、レゲエ、サルサ、サンバ、ルンバ・カタラーナ、ヒップ・ホップ、キューバンまでミクスチャーするバルセロナの雄、スルー・9.30の11年作~カル リーニョス・ブラウンやマカコ、スーコ103らの前座としても活躍したバンドです。一時はメンバーが10人前後に膨らんだようですが、現在は5人編成で ボーカル、ギター、ベース、パーカッションにサックス。とはいえシンプルな …

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