ALEX CONDE / DESCARGA FOR MONK

スペイン出身超絶フラメンコ・ピアニスト、アレックス・コンデによるセロニアス・モンク作品集。サパテアール(タップ)にパルマス(手拍子)も加わり、複雑な変拍子が絡み合いながら紡ぎだすジャズ・パッセージが実にスリリングな冒頭曲「プレイド・トワイス」他、多くのジャズの巨人たちによるカヴァーでも知られる「ラウンド・ミッドナイト」、「セロニアス」、「アグリー・ビューティ …

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MARIA BERASARTE / AGUA EN LA BOCA – AU-DELA DU FADO

大西洋のメランコリーにあふれたバスク出身の女性歌手がうたう“ファド” 〜マリア・ベラサルテは、大西洋に面したスペイン・バスク州ギプスコア県の都サン・セバスティアン生まれ。音大生時代にファドを知り、母国語でないにも関わらずとてつもない感銘を受けた。さらにこの音楽を研究し、やがてスペイン(カスティーリャ)語でファドをうたうようになった。本作では元マドレデウスのギ …

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MARIA TERESA DE NORONHA ‎/ O MELHOR DE MARIA TERESA DE NORONHA

マリア・テレサ・デ・ノローニャ(1918 -1993) のBEST CDです。 -1959 / 1961 / 1962/ 1966/ 1969/ 1972年の録音がクロノジカルに並んでいると思われます。寡作の歌い手で。74年には引退、シングル録音のほか、LPアルバムは3枚のみとされていますから、ノローニャのアウトラインを掴むには最低のベストかと。が、ご注意を …

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FRANCOISE ATLAN & EN CHORDAIS / AMAN !

スペインから追放されたユダヤ人の伝統音楽セファラードを歌うフランソワーズ・アトランの4枚目のアルバムは、その離散流浪の到着地のうち、サロニカ諸島(ギリシャ)とオスマン帝国(トルコ)で伝承されユダヤ歌謡に焦点を当てています。トルコ系の歌謡スタイルに影響をこうむり、やや即興的な要素も感じさせるセファラード古謡集となっています。バックはアラブ・アンダルースの雰囲気 …

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OAK TREE / WELL

女性2人+男性1人のトリオ。女声ヴォーカルとポリフォニーとアコースティック楽器(チェロ、アコーディオン、チューバ…)によるネオ・チェンバー・ミュージック。クラシカルだったり、コンテンポラリーだったり、スウィンギーだったり、透明感あふれる演奏と何気ない歌??サム・クック「ア・チェンジ・イズ・ゴナ・カム」のカヴァーなんかもやってます。う〜ん、なんか気 …

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EH! / 36 DE 48

スペインのBoom Pam? もしくはJoe Meek? もしくは懐かしのelレーベルのMarden Hillとか? いや、ガロンドランクかやっぱり!? 冒頭曲からスローな5拍子を刻むジャジーなベース&ドラムスにフリーキーなエレキギターとテルミン。フィルムノワールのサントラのような……続く曲もオルガンとテルミンが怪しげなムード。更にはキャレキシコやマーク・リ …

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RICHARD GALLIANO & SYLVAIN LUC / LA VIE EN ROSE

リシャール・ガリアーノ(アコーディオン、アコルディーナ、バンドネオン)+シルヴァン・リュッ クのデュオによる、エディット・ピアフとギュス・ヴィズールのレパートリー再訪。(エクスポーター資料から) トラックリスト 1. DOUCE JOIE / 2. L’ACCORDEONISTE / 3. LES AMANTS D’UN JOUR / …

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MUZIEK DE SINGE / FERME LE LUNDI

 「お猿の音楽」と名乗るベルギーのインストバンド(コントラバス、サクソフォン、パーカッション、ギ ター、ミュージカルソー、テナー・ウクレレ、口笛…)5人組。マヌーシュ・スウィング寄り無国籍ジャズ・ インストだったファースト(“SWING A FLEUR DE PEAU”2011 年)よりもさらにシュールレアリスムの方向 に …

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JEAN-PIERRE DECERF / SPACE ODDITIES 1975-1979

宇宙に夢中になってるスキに地球がチュー公に盗まれた、あ〜あ、やんなっちゃった… (牧紳二) 60/70 年代、宇宙と電子音に夢中だった人たちのカルトアルバム。ジャン=ピエール・ドセール (1948-2003)のスペース・ミュージックのアンソロジー15 トラック。Born Bad レーベルから(エクスポーター資料から) http://www.bor …

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STELIOS PETRAKIS QUARTET / LIVE IN HERAKLION WALLS

エーゲ海の擦弦楽器リラの魔術師、ステリオス・ペトラキス率いる四重奏団のクレタ島ヘラクリオンでのライヴ。CD+DVD(NTSC) 〜 STELIOS PETRAKIS(lyra, laouto, vo), THANASSIS MAVROKOSTAS (dance, mandura, lyra cello),  ANDONIS STAVRAKAKIS (mand …

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CLICK HERE / BALKANDALUCIA

  ジプシー / ロマで繋がるバルカンとアンダルシアの音楽関係を、欧州横断レイルロードムービー仕立てで紐解く DJクリックの新譜です。マトを射ているとはお世辞にも言えないお気楽CD〜これでバルカンとアンダルシアの関係がわかってしまったつもりになるのは自由ですが、そーゆーこととは全く関係のない、表層の戯れこそがこの人の本領!?   http …

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NOEMI WAYSFELD & BLIK / ALFAMA

  東欧イディッシュ+クレズマーの哀愁+ポルトガル・ファドのサウダーデを融合?スラブ系女性歌手、ノエミ・ウェイスフェルドのちょっとハスキーかつコクのある歌声を前面に、ファーストCDから3年、ノエミ&ブリック(ウード、アコーディオン、コントラバス)のセカンドアルバムが登場。ゲストはSarah Nemtanu (vln), Guillaume de C …

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JAUME COMPTE NAFAS ENSEMBLE / TARIQ

地中海トラディショナルと中近東サウンド。そしてコンテンポラリーミュージックの要素も兼ね揃えた、スペイン注目のアンサンブル。現在、ヨーロッパ中の音楽フェスへの出演が続いている。(インポーター資料から) Musicians/Artist: Enric Pastor, violin, viola and katmanché Maribel Bonnin, viol …

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DUPAIN / SORGA

前作>”LES VIVANTS”(2005年)からなんと10 年ぶりの新アルバム。サム・カルピエニア(vo, mandole)、ピエロー・ベルトリノ(vielle-a-roue)のオリジナルメンバーに加えて、ブルターニュ・トラッドのフルート奏者ギュルヴァン・ル・ガック、インプロ・ジャズ/ノイズミュージック出身のドラマーのフランソワ・ロ …

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ANGELIQUE IONATOS / D’UN BLEU TRES NOIR

ギリシャ女性歌手=アンゲリーク・イオナトスの2000年作〜ギリシャ古代詩に現代風の曲をつけ、地中海海風味たっぷりに歌うその音楽は、欧米では大きな評価を得て来ました。アコースティックなエーゲ=クレタ風アンサンブルに透明な歌声が映えるその過去作品群、ユーロ・トラッド・マニアには、是非オススメです。 1 I Aria Tis Rosas 3:52 2 O Glar …

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