「ビギンの父」と言われるクラリネット奏者、アレキサンドル・ステリオ。1932年から38年にかけて録音された83曲を収める、仏フレモー社の4枚組です。同社からはステリオがフランスに進出してからの29年から31年にかけての録音を収める2枚組 “INTEGRALE CHRONOLOGIQUE 1929-1931”がリリース済みなので、その続編ということになります。 …
続きを読む「ビギンの父」と言われるクラリネット奏者、アレキサンドル・ステリオ。1932年から38年にかけて録音された83曲を収める、仏フレモー社の4枚組です。同社からはステリオがフランスに進出してからの29年から31年にかけての録音を収める2枚組 “INTEGRALE CHRONOLOGIQUE 1929-1931”がリリース済みなので、その続編ということになります。 …
続きを読むデューク・エリントンに招かれたアメリカ・ツアーから戻ってからのジャンゴ・ラインハルトの1947年の録音、52トラックを3枚組に収録したアンソロジー。クラリネットのユベール・ロスタン、ギターのユージーン・ヴェース、ベースのエマニュエル ソーデュー、ドラムスのピエール・フアドとのクインテットをはじめ、本作表題にあるとおり、エレクトリック・ギターを奏 …
続きを読むジェラール・ラ・ヴィニィ(1933-2009)グァドループで裕福な家庭に生まれたそう。父はピアノをたしなみ、母はプエルトリコ出身の音楽好きで、いつもハミングを口ずさんでいたということです。そんな環境の中で、バイオリンを習い、ギターを弾き、プエルトリコでクラシック音楽を修め(同時にラテン音楽に親しみ)、学士号を習得するも、音楽を生業とすることは父親が許されなか …
続きを読むパリで活躍するアーバン・ディアスポラ・バンド! 2012年に結成されたコレクティフ・メズ・バザールは現在パリを活動拠点としている男女6人組のグループ。アルメニア、トルコ、フランス、アメリカにルーツを持つメンバーが在籍し、それぞれの文化/伝統を取り込んだ豊かなミクスチャーを展開するアクースティックなサウンドを持っています。本作は彼らのサード作で、タイトルの『オ …
続きを読むおおお、 アンダーグラウンド・ライ・ラヴ! この暗さ、本物だ!って、… シェブ・ハスニを愛する アルジェリアはモロッコ国境の街、 トムセン出身の36歳、 03年から、パリの地下鉄2号線で シンセを肩に下げて、 2万時間のライヴをこなし、 その後、グループ・モストラを結成、 これが初のアルバムとなります。 アンダーグラウンド・ライ・ラヴ! 文字通り …
続きを読むJo Privat (1919-1996) メニルモンタンの子 “白いジタン” の名の通り、ミュゼット・アコーディオンの代表格、あのジャンゴ・ラインハルトととも共演、マヌーシュ・ジャズ奏者としても有名だったジョ・プリヴァの戦後録音集3CDとなります。メニルモンタンの子であり、ミュゼットの殿堂バスチーユ「バラジョー」の看板アコ奏者でした。当時のパリのアコーディ …
続きを読む>★ フランスはナンシーのフレンチ・キューバン・コンボ、フーズ・ザ・キューバンによる2019年の初アルバム。といっても、在仏キューバ人ヴォーカリスト、フリオ・ダビ・ロペス・ペレスを中心として、09年に立ち上げられ、3枚のアルバムを放った>ソン・デル・サロンを発展的に解消したとのことで、キューバ音楽をベースに、エレキ・ギターをフィーチャーし、マンディング・ポッ …
続きを読む☆Ky “心地よい絶望/デゼスポワー アグレアーブル” “少なくとも音楽には国境は要らない” エリック・サティが託したヴィジョンが生誕150年の年に再生する。旅する音楽ユニットKy ─ 仲野麻紀とヤン・ピタールが奏でる、これが21世紀のボーダーレス・ミュージック! 素晴らしい二人の演奏家達による極めてプライベートな音世界。 …
続きを読む1995年、マリのバマコでグリオの家系に生まれ、後年、家族とともにフランスに移住、アニメやマンガ大好きなオタク女子としてすくすくと育ち、2014年頃から音楽活動もはじめ、2015年のデビュー・シングルのヒットで話題を呼び、様々なアーティストに招かれ歌い、2017年には鳴り物入りでアルバム・デビュー〜そのシングル曲は6500万ヒットというyoutube での実 …
続きを読む☆輸入盤LP¥3650 在庫あり! ソフィアン・サイディ… な、なんと、あの(ボディービルダーにしてライを語らせたらコーヒー3杯はおかわりする)マグレブ佐藤さんも知らなかったというライの救世主(もちろん即日お買上げいただきましたが)? 久しく “ロボ声” 主流と化したライ・シーンの中、演劇的とさえ言えるほど生声、生歌を強調する男性歌手(40代後半 …
続きを読む2008年それぞれ音楽活動をしていた二人が出会い結成〜2011年デビューアルバムをリリースしたパリの女性デュオ(Sylvie Hoarau /brunette & Aurélie Saada /blonde)、もちろん”ブリジット・バルドーのように”というのがテーマのインディーPOPデュオです。バルドーがモ …
続きを読む戦前のキャバレー音楽としても定着していたジプシー系オーケストラのSP録音を、パリ、ベルリン、ブダペストとそれぞれ活動の場から集めた編集2CD〜後年、ナチス・ドイツによって、欧州の都市文化から排除されてしまった20世紀初めの中欧、東欧のジプシー系ストリングス・オーケストラの在りし日を偲ぶ、貴重な復刻コレクションかと思います。いわゆるクラシック系オーケストラから …
続きを読む1 Madame Louise Et Monsieur Ferera / Echos Hawaïens 2 Madame Louise Et Monsieur Ferera / Kilima Waltz 3 Madame Louise Et Monsieur Ferera / Hawaiian Hula Medley 4 Madame Louise Et M …
続きを読むアンゴラ出身在仏のSSW〜親指ピアノ奏者、ルレンド10年ぶりの新作、もちろんポルトガル語の曲もありますが、>こちらの前作と変わって、センバとかキゾンバとは違って今作では、タイトルはリンガラ語で “光” の意、加えてコノノやカサイのリケンべにも似たキサンジ(親指ピアノ)のプレイをキチンと聞かせています。コンゴ国境をまたいでその地に暮らすバコンゴ系の人なんでしょ …
続きを読む2006年にギター弾き語りSSWの二人、ベノワ・サヴァールとギョーム・ジュスランを中心に結成され(ギター、サックス、アコーディオン、ダブルベースのクインテットとしてスタート)、モンマルトルとサン・ミッシェル、ピガールとバスティーユの範囲で、バーやカフェ、そして地下鉄や路上でライヴを積み重ね、08年にアルバム・デビューしたレ・ジュー・ドゥラ・テット(“目玉が飛 …
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