20万枚、パリジャンに売れたという(最近は20万枚ならプラチナ・ディスク)、ラップ・デュオ 〜ビッグフロー&オリー「本当の人生」今年7月のデビュー作。ストロマエと共作したシングル曲 “Dommage” は YOUTUBE で 7300万ヒット…、だから、どう、ということではないのですが、若くて冴えない感じの二 …
続きを読む20万枚、パリジャンに売れたという(最近は20万枚ならプラチナ・ディスク)、ラップ・デュオ 〜ビッグフロー&オリー「本当の人生」今年7月のデビュー作。ストロマエと共作したシングル曲 “Dommage” は YOUTUBE で 7300万ヒット…、だから、どう、ということではないのですが、若くて冴えない感じの二 …
続きを読む戦前のキャバレー音楽としても定着していたジプシー系オーケストラのSP録音を、パリ、ベルリン、ブダペストとそれぞれ活動の場から集めた編集2CD〜後年、ナチス・ドイツによって、欧州の都市文化から排除されてしまった20世紀初めの中欧、東欧のジプシー系ストリングス・オーケストラの在りし日を偲ぶ、貴重な復刻コレクションかと思います。いわゆるクラシック系オーケストラから …
続きを読む★1950 COOK RECORDINGS / 2006 REISSUE CD ドイツ / スイス国境地帯のツィター奏者、ルース・ウェルカムと、ハンガリーやルーマニアの曲を演じるツィンバロム奏者、ディック・マルタを前半に、後半はウィーンのカフェ・ミュージックをアニタ・アスト率いるストリングス・アンサンブルが演奏した1950年録音 Cook 盤復刻CDRです。 …
続きを読むリカルド・リベイロの5作目(2016年作)。その歌声はますます安定感が増し、体重も増し? 新作のファドのみならず、シャンソン 「Chanson D’automne」シャルル・トレネや、ネルソン・ゴンサルヴィスの「Serenata do Adeus」サンバ歌謡などを取り上げ、自らのファドの恰幅を広げる試みも。ちょっと歌馬鹿(褒め言葉)の雰囲気も漂う …
続きを読む弟のエルデル・モウティーニョは幅広く紹介されていますが、日本ではあまり大きく紹介されて来なかった男性ファド歌手のカマネー、どうですか、この横顔、うつむき加減!?もう、ファドーッ!って、感じじゃないでしょうか?とかなんとか、いい加減なことを言ってますが、でも、youtube リンク聴いてみて下さい。現役最高峰の男性ファド歌手とされているカマネーの評判、それが嘘 …
続きを読むフランスのユニット、ザ・ラム・ランナーズの2017年作。トランペット、テナー・サックス、ギター、ピアノ、ベース、ドラムス、パーカッションのアンサンブルでインスト比高め、曲により酔いどれヴォーカルをフィーチャーしています。サーフロック、ジャンプ・ブルース、ハモンドを配したソウル・ジャズ調やマカロニ・ウェスタン調、そして東風の吹くオリエンタルなエキゾチカの妖しく …
続きを読む南イタリアはカラブリア人の血筋ながら、エジプトはカイロへ移住した両親のもとに生まれたダリダ(1933-1987)、後年フランスへ移住、歌手そして女優として活躍したことは有名ですね。晩年は幾つかの恋に破れ自ら命を断ったということですが、フランス語、アラビア語、イタリア語、英語、ドイツ語でも歌い、そのエキゾティックな歌姫としてのイメージは、洋の東西を問わず知られ …
続きを読む追悼 2023/11/20 〜45歳の若さで亡くなってしまったとのことです。 リスボンで生まれ育ったカボヴェルデ系ポルトガル女性SSW、>サラ・タヴァレス8年ぶりの新作!まったく衒いも屈託もなく、カボ・ヴェルデの島唄を軸にブラジルやカリブのフィールも息づく、のびのびと爽やかなサウダーデを生み出していた以前のサラ・タヴァレスに較べると、これはいったいどうしたこ …
続きを読む多くのウード名手を輩出しているチュニジアでも、1980年代後半からECMレーベルと契約、ジャズとアラブ古典音楽の融合にチャレンジして来たアヌアール・ブラヒム(1957-)2017年録音。既に13作目のCDとなる本作、デイヴ・ホランド、ジャック・ディジョネット、ジャンゴ・ベイツというピアノ・トリオと解け合うような演奏を繰り広げています。30年の年季?全く違和感 …
続きを読む☆ターニ ― ディスコ・ルンバ&フラメンコ・ブギー 1976 – 1979 DJハーヴィーやジェームス・マーフィーをも魅了した70年代スペイン産ルンバ・ファンク&ディスコのレア曲を一網打尽にしたコンピレーション2タイトルが世界音楽名門「ファラウェイ・サウンズ」からリリースに。 こちら第二弾の『Tani: Disco Rumba And Flame …
続きを読む★ダガダナ/メリディアン 68 ポーランド/ウクライナの音楽文化をベースにしたワンダフルな中東欧ミクスチャー・ポップス! 中欧の国ポーランド出身のダガと、東欧の国ウクライナ出身のダナを中心に2007年ごろに結成。隣国であり同じスラヴ文化圏である両国のフォーク・ミュージックを基盤に、ポップス、ジャズ、エレクトロニックなどの要素を加えたミクスチャー・サウンドを聴 …
続きを読むキューバ系の父とシチリア/チュニジア系の母の間にカラカス(ベネズエラ)で生れ育ち、6歳の時にニースに移り住んだという、カリブと地中海を血と肉の中に持ってしまったジェレミー・クーロー率いるトリオ、ジェ・バレティのセカンド作です。 電気増幅したエスピーナ(プロヴァンス伝統楽器)を掻き鳴らし、アフリカやインドなど各種エスノ要素も飲み込んだ、サイケなオクシタン・ダン …
続きを読む★ザ・ブルガリアン・ヴォイセス・アンジェリーテ/パッション、ミスティシズム&ディライト~アンジェリーテ30年の軌跡 2018年1月来日決定! 神秘の歌声〈ブルガリアン・ヴォイス〉の最高峰グループ、その歴史を振り返る限定ボックス・セット 世界中の音楽ファンを驚かせ魅了する東欧ブルガリアの神秘の歌声〈ブルガリアン・ヴォイス〉。その現役最高峰と目される合唱団がアン …
続きを読む★ファド・ムンド 11人の女性ファド歌手が多彩なアレンジのファドを歌う画期的プロジェクト! ファド新世代を代表する女性歌手アナ・ラインスやデボラ・ロドリゲスらを輩出してきたポルトガルの新進気鋭レーベル〈Seven Muses〉からユニークな作品が登場した。数々のアーティストのアレンジやプロデュースを手掛けてきたアンドレー・サントス(クラシック・ギター)とウー …
続きを読むポーランド南部タトラ山地の村々に埋もれた民謡を掘り起こし、自由な解釈と即興を交え演じるポーランドの親子3人トリオ2作目とのこと。おもしろいですねえ(フツー絶対親父となんかバンドやんないでしょ)!ポーランドの古くからの伝統リズム、マズレク(仏マズルカの元と言われるも、マズルカと似て非なる)の、どこか引き吊ったような?前傾ビートに乗せ、息子、即興も交えた素晴らし …
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