ROSALIZ / DAME SALSA

2012年デビューの若きボーカリスト、ロサリスの2017年新作は超ダンサブルな『ダメ・サルサ(サルサを聞かせて)』。シングルカットされた自作曲の「Mundo loco」はちょっとせつないメロディが魅力的で瞬く間にヒットチャートで5位に入りました。シャープさと繊細さを併せ持った軽やかな歌声が軽快なリズムにぴったりで巧みな節回しなど歌の上手さも光ります。ロサリス …

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LEYENDAS.COM / SABROSEANDO

ビンテージなキューバン・サウンドの魅力を伝えるべく2010年に立ち上げられたレジェンダス.com。ソンやボレロ、チャチャチャなどエレガントな音作りで、往年の名曲を聴かせてくれます。本作にはゴンサロ・グリエルの「ベレーダ・トロピカル」や『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』にも収録された「カレテーロ」、セネン・スアレス、レネ・トゥーゼらのナンバーを収録。アダルベ …

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RUMBAVILA / DEFENDIENDO MIS RAICES

2012年にキューバ中部のシエゴ・デ・アビラで結成されたルンバ・ユニット、ルンバビラによる14年の初アルバム。歌い手、パーカッショニスト、ダンサーからなる基本的な編成ですが、ルンバビラ・フシオーンを名乗ることもあるようで、そのフシオーン(フュージョン)のココロとは、ルンバを基本に、本作の冒頭曲が「FUSION HAITIANA」と題されているように、ハイチな …

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TITO GOMEZ Y LA ORQUESTRA RIVERSIDE / COLECCION MEMORIAS

以前、エグレムから発売されていた『LAS VOCES DEL SIGLO. TITO GOMEZ Y LA ORQUESTA RIVERSIDE』と同内容です。 ティト・ゴメスは革命前から活躍するキューバの大歌手。白人ながらモントゥーノ(コール・アンド・リスポンス)も完璧にこなし、ボレロなどでは独特な乾いた声質を駆使し、甘くもさらっとボレロを歌いこなし、人気 …

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OMAR SOSA & NDR BIGBAND / ES SENSUAL

★オマール・ソーサ&NDR ビッグバンド / エス・センスアル  オマール・ソーサ&NDR ビッグバンド  『エス・センスアル』   10月の来日公演で圧倒的な演奏を披露、各所で大絶賛されたオマール・ソーサの最新作!ジャキス・モレレンバウムがアレンジ・演奏した豪放・華麗なビッグ・バンド・ラテン・ジャズ! キューバ出身の人気ピアニスト、オマール・ソーサの最新作 …

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QVA LIBRE / ROCKDUROMAMI

カルロス・ディアス・ソトを中心としたキューバのオルタナ・ファンク・ロック・ユニット、クバ・リブレによる2016年のサード・アルバム。ファンクやロックに、ティンバ、クンビア、レゲトン、ラップ/ヒップホップ要素などあわせた音楽性で、アバナ・アビエルタらによって開拓されてきたキューバ新傾向ポップを引き受けつつ、メスティサッヘ(ミクスチャー)な音作りに対するキューバ …

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ORQUESTA ESTRELLAS CUBANAS

ファハルド・ス・エストレージャスが1959年に来日し帰路の途中、リーダー、ファハルドが米国に亡命、残されたメンバーを中心に、再結成されたチャランガ・バンド、オルケスタ・エストレージャス・クバーナス。それをとりまとめたのが、このファハルドの他、アメリカやアルカーニョといった一流のチャランガ・バンドで活躍してきたヴァイオリニスト、フェリックス・レイナでした。結成 …

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TRIO SERVANDO DIAZ

トリオ・マタモロスと共に歴史的にも有名なキューバのトリオ・グループ、トリオ・セルバンド・ディアス。1937年に、リーダーでトップ・ヴォイスのセルバンド・ディエス、第一ギターで第3声のオティリオ・ポルタル、セカンド・ヴォイスでマラカスのクソ・メンドーサ(後に、マリオ・レシオに交代)の3人によって結成され、キューバ国内はもとより全ラテン・アメリカで人気を博し、ニ …

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V.A. / INVITACION A LA RUMBA EN NUEVA YORK

★V.A./ルンバの神話(改訂版)ニューヨーク篇(2CD) 武蔵野美術大学「中村とうようコレクション」シリーズの第3弾! 1930年代に世界で一世を風靡したキューバ音楽「ルンバ」の歴史を紐解く ドン・アスピアス楽団、アントバルズ・キューバンズなど  田中勝則が主宰するディスコロヒアから、武蔵野美術大学の「中村とうようコレクション」シリーズの第3弾が登場するこ …

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V.A. / CUBA 1923-1995

キューバ音楽の名曲、名演といわれる録音を年代順に並べた2枚組。したがって、ほぼキューバ音楽の歴史をざっと知ることの出来るアルバムでもあります。 マリア・テレサ・ベラやエウセビ・デルフィンのトローバ(トラディシオナール)から始まり、ナシオナール、マチン、マタモロスらのソン、リタ・モンタネールのミュージカル・レビュー音楽、アントニオ・マリア・ロメウのダンソーン、 …

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GIRALDO PILOTO Y KLIMAX / MIS 21 ANOS 

★ヒラルド・ピロート・イ・クリマックス / ミス 21 アニョス ティンバ・シーンを、その揺籠期から引っ張ってきたヒラルド・ピロート率いるクリマックス。2013年(録音は2012年)以来実に4年ぶりとなる2017年(録音は2016年)新作は、各曲毎に豪華ゲストが参加した記念碑的アルバムとなりました。 ●1990年代半ばから2000年代に掛け、キューバ音楽界を …

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ORQUESTA HERMANOS CASTRO

1929年に、カストロ4兄弟によって結成された、キューバで最も早いジャズ系ビッグ・バンド、オルケスタ・エルマーノス・カストロ。このグループが1931年にニューヨークで録音した「セントルイス・ブルース」がキューバ音楽とジャズをミックスした最初の録音といわれているそうです。また、このバンドにいたメンバーの何人かが独立し、あのオルケスタ・カシーノ・デ・ラ・プラヤや …

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SON CLAVE DE ORO / CHEPILLA, MOSCOVITA Y CASCARITA

1940年代からメキシコで人気を博したキューバ人とメキシコ人の混成グループ、ソン・クラーベ・デ・オロ。女性歌手トーニャ・ラ・ネグラのためアグスティン・ララが編成したソン・マラブーを前身とするとのことですが、バリバリのキューバン・スタイルなサウンドを聴かせてくれます。黄金期メキシコの音楽映画『コンガ・ロハ』などに登場し、オルケスタ・カシーノ・デ・ラ・プラージャ …

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MARIO PATTERSON Y SU ORQUESTA ORIENTAL

キューバのサンティアーゴ・デ・クーバを代表するビッグ・バンド系名門オルケスタ、チェピン・チョーベンでも活躍したマリオ・パターソンが、1960年代初頭にパナルト・レーベルに残したアルバム(LD-3100)のストレート・リイシューです。 マリオ・パターソンは、セプテートのバンドで活躍した後、トロピカル系のバンドを経て、チェピン・チョーベンに参加。その後、自身のバ …

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WALFREDO DE LOS REYES, JR. / CUBAN JAM SESSION 

デスカルガ(キューバン・ジャム・セッション)の歴史的重要人物であるドラマー/ティンバレス奏者、ワルフレード・デ・ロス・レジェス。ティンバレスの奏法に、ドラムのスティック・コントロールを持ち込んだ人物ともいわれています。本作は革命前キューバで録音~リリースした『サボール・クバーノ』から1曲(「ポコ・ペロ」)をマイナスした復刻盤です。 ピアノにジョジョ・カステレ …

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