MARIO PATTERSON Y SU ORQUESTA ORIENTAL

キューバのサンティアーゴ・デ・クーバを代表するビッグ・バンド系名門オルケスタ、チェピン・チョーベンでも活躍したマリオ・パターソンが、1960年代初頭にパナルト・レーベルに残したアルバム(LD-3100)のストレート・リイシューです。
マリオ・パターソンは、セプテートのバンドで活躍した後、トロピカル系のバンドを経て、チェピン・チョーベンに参加。その後、自身のバンドオルケスタ・オリエンタルを結成して活躍。ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブでお馴染みとなったイブライム・フェレールを早くから認め、彼を使った録音も多く残しています。本アルバムでも1曲目と8曲目がイブライムがフィーチャーされているようです。その他にも5&6曲目では、あのフェルナンド・アルバレスを起用しています。
チェピン・チョーベンのブラスのリフとパーカッションが一体となってグルーヴを作っていく、その高揚感あるサウンドを洗練させたようなマリオ・パターソンの音作りは、キューバ音楽好きにはとても魅力的。もしかするとチェピン・チョーベンのさのサウンドのアイデアは、マリオ・パターソンだったのかも知れません。
音質は概ね良好かと思います。紙スリーブ・ジャケに、レコードに模した黒色盤が封入されています。(サプライヤーインフォより)

go top