MONOSWEZI / THE VILLAGE

ノルウェー出身のジャズ・サックス/クラリネット奏者が、アフリカ南東部に位置するモザンビークのミュージシャンたちとセッションすることによって生まれたのがこのモノスウェジ。ノルウェーのベース奏者、ドラムス奏者の他、ジンバブウェの女性シンガー/親指ピアノ奏者、さらにモザンビーク出身の男性ヴォーカリスト/パーカッショニストによって結成されました。北欧ジャズの洗練、南 …

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AKIN OMO-AKIN / NEW SENSATION

これがデビュー作?よくわかりませんが、ジュジュの若手というだけで注目ですね。トーキングドラムをフィーチュアーしたフジっぽいビートに、ソフトなヴォーカル&コーラス、キメの細かいギター・サウンドを聞かせるニュー・タイプのジュジュ、と言えるんじゃないでしょうか?

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MAHMOUD AHMED / ALEMYE, 1974 – ETHIOPIQUES 19

☆アハムド・アハメド /アレミエ やって来ました!エチオピーク・シリーズ第19弾、しつこいと言う無かれ、最強のアルバムです。キング・オヴ・エチオ・ソウル=マフマド・アハメドの1974年作!いや~ドロドロですね~循環コード!グルグルのオリエンタル・メロディーをブロウするサックス、ほとんど尺八状態のフルート、2人ダブ状態の重低音ベース&変拍子ドラムス、ワウワウ度 …

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V.A. / GUINEE 70, AFRICAN PEARLS

こちらもシラール・プロダクションが買い取った?ギニア国営レーベル=シリフォン音源から、彼の国のPOP黎明期でもある1970年代に焦点を当てた内容で、現行でリリースされている復刻盤には重ならない曲・もしくは現在入困難になっている曲を中心に選んだ編集盤~以前リリースされていた“ディスコティーク70’s”シリーズあたりを買い逃されている方には嬉しい2C …

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SALIF KEITA / M’BEMBA

サリフ・ケイタの05年作です。前作『モフー』のアコースティック路線を継ぎながらも、どこかリラックスした自然体の歌の表情に、サリフの円熟/深化した境地がうかがえます。カンテ・マンフィーラ以下、4者のマンディング系ギタリストたちの演奏も、素晴らしいの一言。おそらく、サリフの21世紀最高作として永く語り継がれて行く作品かと思います。必携!と言えるでしょうね。

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SALIF KEITA / LE DIFFERENCE

モフー/ムベンバと故郷バマコへ拠点を移し秀作を発表~第2の盛期を迎えていたマリPOPのリーダー的存在、サリフ・ケイタ4年ぶりの新作です。自らアルビノとして生まれついたサリフの、アフリカにおけるアルビノ基金へのチャリティーも兼ねた新作ということですが、話題としては米SSW&プロデューサーのジョー・ヘンリーが2曲で参加、パパ/フォロンという過去作品のリメイク録音 …

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ADEWARE AYUBA / FUJI TIME

その後もず〜っと一線で活躍していますが(最近、太りましたが)、これ以上のアルバムはないかも知れません。1990年代デビュー組筆頭の一人ということになるかと思いますが、この欧米発売されたこともある1996年作のスピード感は今いずこ?ドラムス使いのオンリー・パーカッション・ナンバーでスッ飛ばしてくれますよ。今夜はきっと荒れるぜ、みたいな、不穏な空気を感じさせてく …

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SALIF KEITA / SOLO

☆サリフ・ケイタ /  ソロ 西アフリカのマリから飛び出したスーパー・スター、サリフ・ケイタが世界マーケットに向けて初めて発表した、アフリカ音楽の歴史に燦然と輝く、1987年のソロ・アルバム。  アフリカの様々な国の出身者たちにフランスの白人も加えた多国籍プロジェクトによる、衝撃的なサウンドは、サリフの強靱な歌声と火花を散らしあい、他では聞けない高度で熱い音 …

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AFRICANDO / VIVA AFRICANDO

 アフリカ音楽とニューヨーク・サルサとの出会いが起こした奇跡が、いま再び! アフリカ音楽シーンのスーパースターたちと、ニューヨーク・サルサの腕利き演奏家たちとの共演プロジェクトとして知られる〈アフリカンド〉が7年ぶりに再始動した。歌い手側はオーケストラ・バオバブのメドゥーン・ジャロをはじめ、ベンベヤ・ジャズのセクバ・バンビーノ、ブルキナ・ファソ出身のアマドゥ …

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TALA ANDRE MARIE / BEND SKIN BEATS

カメルーンが生んだアフリカン・ファンクの隠れた重要人物タラ・アンドレ・マリーの貴重音源を集めたアルバムがとうとうCDで登場!1975年にジェイムス・ブラウンが発表した「ハッスル(デッド・オン・イット)」の元歌「コキ」を作ったのがこの人~さらに92年には「ベンド・スキン」というファンク・ナンバーをヒットさせるなど、息の長い活動において人気を保ちました。ここでは …

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KONONO NO.1 / CONGOTRONICS

  コンゴ発、親指ピアノ・アンプリファイア&廃物使用メタル・パーカッション・グループのワールドワイド・アルバム2作目~ベルギーのクラムドからリリースです!ミニマル、ガレージ、メタル・ダンス、アフロビート、なぜかレゲエやサンバまで貪欲に飲み込んで、無意識過剰な轟音グルーヴ、暴走しています!  

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VICTOR DEME

ブルキナファソのトゥロバドゥールというか、ブルース・マンというか、グリオというか、46歳ギター弾き語り男性歌手によるデビュー・アルバムだそうです。~首都ワガドゥグの粗末なスタジオでレコーディングされ、曲によってはバラフォンなどの民俗楽器、ピアノやトロンボーンも入っているものの、大半はアコースティック・ギター中心のシンプルな演奏において、飾りない歌を淡々と聞か …

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ORCHESTRE TOUT PUISSANT LIKEMBE , KONONO NO.1 DE MINGIEDI / LUBUAKU, KINSHASA CONGO

伝説の電化リケンベ(親指ピアノ)アンサンブル=旧ザイール/現コンゴ民主共和国はキンシャサで30年近い活動を続けるオヤジ系ストリート・パフォーマンス・グループです!1978年オコラ盤“キンシャサのアーバン・ミュージック”で衝撃的な登場を果たして早26年、とうとうフル“ライヴ”アルバムが欧州で発売される運びとなりました!早くも来春にはニュー・アルバムがリリースさ …

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IDRISSA SOUMAORO / KOTE

 コンゴのおじいさんバンド、ケケレの大成功以来、ベテランたちの復活が相次いでいるアフリカ音楽ですが、またひとり、味わい深いベテラン男性歌手のアルバムが発表されました。  イドリサ・スマオロは1949年生まれ。サリフ・ケイタと同様に名門アンバサドゥールに在籍したこともありますが、その後は音楽教育に没頭し、シーンから離れていました。これはそんなイドリサが長年の間 …

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