CUARTETO MARCANO

1902年生まれの歌手ペドロ・“ピキート”・マルカーノが結成したプエルトリコの名流クアルテート。本作は、曲順はシャッフルされていますが、アンソニアからリリースされていたアルバム『カンシオネス・イノルビダブレス第5集』(ANSONIA ALP-1292)の全12曲を収録するCD-Rリイシューです。 プエルトリコの大作曲家ラファエル・エルナンデスをはじめ、キュー …

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SEXTETO HABANERO / SON CUBANO 1924 – 27

セステート・スタイルのソンの最初期の名門グループ、セステート・アバネーロの初期録音集。ベース導入以前、ボティーハ(壺)とマリンブラ(大型親指ピアノ)が低音を担当していた時代の録音も含まれます。スタイルとしてはまだ未完成な部分も聞き取れますが、それ以前の音楽の形態も垣間見られ、音楽自体のヴァイタリティがひしひしと感じられる名演です。キューバ音楽定番ですね。 1 …

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ORQUESTA RIVERSIDE / HAVANA (1965)

1938年の結成で、50年代のキューバ・バンド音楽黄金時代にフル・バンドのゴージャスなサウンドで一世を風靡したオルケスタ・リベルサイド(リバーサイド)。本作は、ブラボ・レーベルからのアルバム『ア・ディベルティールセ・コン・ラ・オルケスタ・リベルサイド』(同タイトルのSirena盤10曲に、Suave盤『オルケスタ・リベルサイド』から2曲を追加したアルバム)を …

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CONJUNTO CASINO DE ROBERTO ESPI (perlas cubano 78)

40年来のフェイヴァリット・ソング!オールド・キューバンでDJやらせていただく時には、 この曲でスタート▽ で、>この曲がラストと決めています(って、数回やっただけですが)。 ロベルト・エスピをリーダーに「リズムのチャンピオン」と謳われた、1940年代からの大人気名門バンド、コンフント・カシーノ。本作は、60~61年録音で62年にマイペからリリースされたアル …

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GLORIA MATANCERA

1927年にキューバのマタンサスでセプテートとして結成され、その後ソノーラとなったキューバの歴史ある人気グループ、グロリア・マタンセーラ。本作は、ネノ・ゴンサーレスやリバーサイド、カシーノなど、人気バンドで活躍し、セネン・スアレスから引き継いだコンフント・コロニアルも率いていた名ヴォーカリスト、ネロ・ソーサが50年代後半にグロリア・マタンセーラを従えリリース …

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TRIO SERVANDO DIAZ

トリオ・マタモロスと共に歴史的にも有名なキューバのトリオ・グループ、トリオ・セルバンド・ディアス。1937年に、リーダーでトップ・ヴォイスのセルバンド・ディエス、第一ギターで第3声のオティリオ・ポルタル、セカンド・ヴォイスでマラカスのクソ・メンドーサ(後に、マリオ・レシオに交代)の3人によって結成され、キューバ国内はもとより全ラテン・アメリカで人気を博し、ニ …

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CELINA GONZALEZ con FRANK FERNANDEZ, ADARBERTO ALVAREZ / COLECCION MEMORIAS

本アルバムは、1987年に、当時飛ぶ鳥を落とす勢いだったアダルベルト・アルバレスと世界的なクラシック・ピアニスト、フランク・フェルナンデスを音楽ディレクターとプロデューサーに迎え、アダルベルトのバンドをバックに、グアヒーラの女王セリーナ・ゴンサーレスが発表したアルバムのストレート・リイシューです。セリーナのいつものラウーなどが入ったバックバンド、カンポ・アレ …

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CELIA CRUZ & V.A. / AZUCAR

A SPECIAL TRIBUTE BENEFITNG THE CALIA CRUZ FOUDATION 女王セリアの追悼DVD決定版です。彼女の名のもとに設立される音楽による青少年育成のための”セリア・クルース基金”ベネフィット・イヴェント実況盤、ということです。とにかく、豪華な面子が揃いました~Victor Manuelle, Jose Felician …

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TRIO MATAMOROS / BIOGRAFIA COMPLETA EN CUBA DVD

「ソン・デ・ラ・ロマ」「ラグリマス・ネグラス(黒い涙)」など、今も多くのアーティストにカヴァーされ続けるキューバ音楽の父ミゲール・マタモロス。そして彼をリーダーにトローバからソンの時代を引率したグループの一つトリオ・マタモロス。本作は、1971年に亡くなったミゲール・マタモロスとトリオ・マタモロスの軌跡を描く、キューバのルイス・フェリペ・ベルナサ監督の76年 …

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MARIA VICTORIA / ENTRE DOS AGUAS

プント・グアヒーロの歌い手として名を馳せたエル・ヒルゲーロの娘マリア・ビクトリアの2014年作。サード作はトレス奏者パンチョ・アマートとの共作だったり、前作ではボレロ/フィーリンを聴かせてくれていましたが、ここでは本来の立ち位置に戻り、グアヒーラで勝負をかけてくれています。しかも、「グアヒーラの女王」として名高いセリーナ・ゴンサーレス(&レウティリオ・ドミン …

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