ブラジル出身で、1990年代からバルセロナ音楽シーンで暗躍し、当時勃興しつつあったこの街の多文化的なメスティーソ・サウンドの機運にサンバの国の風を運んできたヴァグネル・パ。彼率いるブラズーカ・マトラカの13年作です。ギター、ベース、トランペット、トロンボーンなど曲により入れ替えつつ、小ぶりのアンサンブルによるアコースティック中心の音作りで、小さなバーなどでの …
続きを読むブラジル出身で、1990年代からバルセロナ音楽シーンで暗躍し、当時勃興しつつあったこの街の多文化的なメスティーソ・サウンドの機運にサンバの国の風を運んできたヴァグネル・パ。彼率いるブラズーカ・マトラカの13年作です。ギター、ベース、トランペット、トロンボーンなど曲により入れ替えつつ、小ぶりのアンサンブルによるアコースティック中心の音作りで、小さなバーなどでの …
続きを読む★ピシンギーニャとベネジート・ラセルダ <ブラジリアン・サウンド・コレクション1> 1944-1950年録音 1 André de Sapato Novo2:27 2 Atraente 2:49 3 Um A Zero 2:12 4 Ainda Me Recordo 2:18 5 O Gato E O Canário 2:06 6 Naquele …
続きを読む再入荷!ま、夏は終わっちゃいましたけど、秋のBGMでもイイんじゃないでしょうか?なんてイイ加減なキャッチはともく、田中勝則さんがMM誌9月号輸入盤欄で紹介されていたCDですね。お見逃しなく! マリオ・アジネーの愛娘(小ガッコーのセンセみたいだけど可愛い!)、アントニア・アジネーのサード・アルバムがイイですね!この夏のBGMはコレで …
続きを読むいまだ現役バリバリで活躍する元祖MPBの女王、ガル・コスタ。その彼女が約3年ぶりに新作を発表。マルセーロ・カメーロ、カエターノ・ミルトン、マル・マガリャンエスといった新旧人気音楽家らが楽曲を提供、どこかAOR?フリーソウル?なMPBを決めてくれました。カッコイイ…
続きを読む伝統サンバ・ユニット”É Com Esse Que Eu Vou”のリーダー、アコギをエレキに持ち替えギターバンドを率い、オルタナティヴなサンバ〜mpbを演じる新作です。 1. Alarido 2. Não quer que o mundo mude 3. A Hora da Estrela 4. O Olho da Pedra 5. …
続きを読むKuarupからの復刻作品。1980年代初頭に頭角を現したサンパウロ出身の女性MPBシンガー、エリエッチ・ネグレイロスが1982年に発表したデビュー・アルバムです。管楽器を中心としたオーケストラ・サウンドをふんだんに使ったアヴァンギャルドな作風は、かなりユニーク。エルメートのファンにもフィットするかも?制作&アレンジ by アヒーゴ・バルナベー …
続きを読む母ジョイスのプロデュースの元リリースされた前作『ミス・バランソ』以来となる、2015年クララ・モレーノ新作はジョルジ・ベンジョールの1stアルバム『SAMBA ESQUEMA NOVO』(1963年)全曲丸ごとカヴァー。 クララ本人全曲愛してやまないアルバムであり、その愛を追体験すると同時に新たな冒険であり、チャレンジでもあったという。 ジョルジ・ベンジョー …
続きを読むフランスを拠点に活動を続けるブラジル・ノルデスチのハベッカ奏者/女性SSWヘナータ・ホーザの2015年作。ハベッカと生ギター、パンデイロなどを中心にしたアコースティックなサウンドとノルデスチならではの中世ヨーロッパ的なメロディー(南仏トロバドールの流れを汲む?)が魅力です。 1. ENCANTACOES / 2. JUREMA / 3. SAUDADES D …
続きを読む洗練されたアーバンなコンポージング、ブラジル音楽のリズムとegのリフ、フォーキーなアコーステック楽器とイフェクトなどテクノロジーの複合で生み出すハイブリッドなサウンド。古典や定番ばかりでなく、自分たちの世代のことばで作られた楽曲を、というノーヴォス・コンポジトーレスのシーンのなかで、5人のS.S.W.が横一線に並んでパフォーマンスを行なうというユニークなグル …
続きを読む極めて室内楽的なアコースティック楽器 – チェロ、ピアノ、フルート、ガット・ギターから成るサンパウロのクアルテート。ギターのフェルナンド・コへーアがアレンジをまとめあげるのは、ジョビン”Chovendo na roseria”、シコ・ブアルキ”Choro Bandido”、トニーニョ・オルタR …
続きを読む「これはまさしくブラジルとアフリカの架け橋であり、アフロ・ブラジルそのものである。各曲を録音していたとき、そこにはさまざまな神々が降臨していたのではないだろうか。それほど霊妙不可思議なフィーリングとパワーが感じられるし、しかもすべての人類の記憶の古層を刺激するような叙情性と物語性をたたえている。このスピリチュアルな歌の数々は、どこか懐かしく、聴いていると、心 …
続きを読むネルソン・カヴァキーニョに影響を受けた哀しみのサンバと現代的なエッセンスを融合させ、ソロ作に、ユニットーパッソ・トルトにと活躍するサンパウロのシンガー・ソングライター – ホムロ・フローエス。彼や盟友ホドリゴ・カンポスらをご紹介さしあげる際にエクスペリ・サンバということばをキーワードに用いてきましたが、2枚のアルバムを発表しているパッソ・トルトで …
続きを読むまるで私信を綴るように親密で、センシビリティに富んだミナス、ベロ・オリゾンチ出身の男性S.S.W. マルコス・カタリーナ。 自身の唄とギターに、楽曲も共作するマルチ・プレイヤーのマリオ・ワムザーのギターやドラム、加わってもアコーディオンやサックス一本と至ってシンプルな構成で、コンポージングの秀逸さを際立たせるマルコス・カタリーナのアルバム。ビトゥーカ大学でポ …
続きを読むアフロ・ブラジル音楽の聖地バイーア出身のアフリカ系ブラジル人女性シンガー、ヴィルジニア・ホドリゲス、前作から7年を経て発表された5枚目のアルバム。母性的な包容力と凛と張った祈りにも似た唄声でブラジルのみならず、国外でも高い評価を得てきたシンガーでもあります。今作では5弦ギターと唄の研ぎすまされた表現で人気のチガナ・サンタナが楽曲提供/ギター、唄で参加/プロデ …
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