SERGIO SANTOS / S/T

ミナスジェライス州出身のシンガーソングライターの2004年作。サンバ、ショーロ、ボサノヴァの影響を打ち出したメローな作品。アンドレ・メマーリがピアノで参加。〜メマーリの透明なピアノ、ほか、テコ・カルドーゾ、マルコス・スザーノ、トゥッチ・モレーノらの作り上げる極上バックに乗せて、セルジオのファルセットな歌声が響きます。自作&パウロ・セザール・ピニェイロとの共作 …

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GUILHERME DE BRITO / A FLOR E O ESPINHO

★ギリェルミ・ジ・ブリート / 花とトゲ 81歳、古老サンビスタ=ギリェルミ・ジ・ブリート、2年半ぶりの新作(2003)です。これまで彼が綴ってきた自作の曲の数々を、静かに万感こめ歌ったアルバムです。ショーロ・トリオ=マディラ・ブラジルのシンプルなバックに映える哀愁が、しみじみと伝わるイイ作品です。ベッチ・カルヴァーリョ、エルトン・メデイロス、ファグネル、モ …

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WILSON MOREIRA / PESO NA BALANCA

★俺こそがサンバだ! 現代サンバの天才ウィルソン・モレイラが1986年に残した幻の初ソロアルバムがついにCD復刻された。produced by 田中勝則。 現代サンバにおいてもっとも才能溢れる作曲家がウィルソン・モレイラだ。1970年代には名作詞家ネイ・ロペスとのコンビで多くの名曲を発表。ベッチ・カルヴァー リョや故クラーラ・ヌネスらが歌って大ヒットさせた。 …

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WILSON MOREIRA / ENTIDADES 1

黒人サンバの最重要人物、伝統サンバの重鎮ウィルソン・モレイラの最新作です。マリーザ・モンチのプロデュースによるヴェーリャ・グァルダ・ダ・ポルテーラのアルバムでも音楽監督を務めたパウローンがプロデュースを担当。以前からサンバのルーツを探求する姿勢を持っていましたが、このアルバムはさらにその方向性を先に進めた内容となりました。ブラック・ルーツの権化とも言えるルン …

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ARLINDO CRUZ / SAMBISTA PERFEITO

『完璧なサンビスタ』国内配給盤! 元フンド・ジ・キンタール/パゴージ・シーン最大の大物!?アルリンド・クルースの新作~タイトルは“完璧なサンビスタ”、もちろん意欲作/伝統回帰&未来のサンバを見据えた力作となりました!ブラジルでも大きな評判を呼んでいるとのこと。マリア・リタ/マルセロD2/ゼカ・パゴジーニョらが参加!成熟した歌声で、とうとう本領発揮!ですね。

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SANNY ALVES / SAMBA E AMOR

  腕利きベーシスト=ルイス・アルヴェスの実娘、だそうです。かつてネイ・ロペスの元でも歌ったというサニー嬢、03年作に続くこの新作(2009)はサンバです。フェミニンでいて、少々ヴァイタルな声質がいかにもサンバ向きですね!

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BIXIGA 70 / 3

世界中のディープでファンキーなアフロ・サウンドを再構築したミクスチャー軍団! アフリカに由来し、世界各地に拡散された〈黒っぽい音楽〉をかき集め、21世紀らしいセンスで再構築した融合サウンドを披露する注目のバンドがビシーガ 70(セテンタ)だ。彼らは2010年にブラジル・サンパウロで結成。アフロビートをはじめ、エチオピアやモロッコなどアフリカ大陸に息づく音楽を …

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7 SONORA / ANTITESIS

●ラテン・キューバ音楽を中心に、歌って踊る「NANA Cantarina」と、ラテン音楽をはじめ様々なジャンルで叩いて歌う「とくじろう」、そしてブラジルの7弦ギター Violao de 7 cordas を操る男「山田や~そ裕」の三人の有機的な絡みから生まれる、スピリチュアルなアーバン・ポップ・ユニット。それが、7SONORA(ナナ・ソノーラ)。 ●ラテン音 …

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TAXI SAUDADE / BOSSA MONK

☆タクシー・サウダージ / ボッサ・モンク タクシー・サウダージの音楽を“枯れた味”なんて言葉だけで片付けることはできない。 人生の年輪に裏づけられていても、今の彼の音楽はまぎれもない“タクシー・モシダーヂ(=青春)”だ。 中原 仁 ●2014年7月に発表されたデビュー作『JA-BOSSA』が大きな話題を呼び、その年の年末には同じく2014年デビューを果たし …

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PAULINHO DA VIOLA & ELTON MEDEIROS ‎/ SAMBA NA MADRUGADA

2大サンビスタによるサンバの大定番、久々の再発!上品な音で、ショーロの要素もかなり含むのでショーロ好きにもおすすめ。後にナラ・レオンがカヴァーした曲、古典的名曲のメドレーも含み、こういった内容のものはなかなかCDで手に入りませんよね、サンバの新世代作品 1968年の名盤です。 01 Arvoredo 02 Maioria Sem Nenhum 03 14 A …

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ROMERO LUBAMBO / SETEMBRO

“A BRAZILIAN UNDER THE JAZZ INFLUENCE” 1955年リオ生まれのギタリスト、 2015年リリースのUS盤です。 サブタイトル通り、ブラジル音楽に於ける 北米ジャズの影響を、ギター1本のソロプレイで 表現しようという端正なギター・アルバム! 1. INFLUÊNCIA DO JAZZ 2. DARN …

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ARRANCO DE VARSOVIA / NA CADENCIA DO SAMBA

カルトーラのカヴァー集もありましたよね、女声3人&男声2人によるメロウ&トラッドなサンバ・コーラス・ユニット2005年作再プレスです。生前のドリヴァル・カイミ(09年没)やレイ・レマ(コンゴ)がスペシャル・ゲスト!ジャケもイイ感じですね。

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STEFANO SILVESTRI E TONINHO HORTA / NO HORIZONTE DE NAPOLI

最高のブラジリアン・ギタリスト、トニーニョがナポリ音楽とコラボ!   ブラジル・ミナスを代表するギタリスト、トニーニョ・オルタ。2013年にはイタリア人ジャズ・ギタリスト、アントニオ・オノラートとの作品が話題となったが、今度はナポリの男性歌手ステファノ・シルヴェストリとの共演作を発表した。ステファノはナポリ音楽だけなくクラシックからジャズまで幅広く理解を示す …

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CARLOS BADIA / ZEROS

ガーシュインやD.エリントンの楽曲をボサ・ノヴァのスタイルに仕立て直し人気を博したブラジルはポルト・アレグリのグループがデリカテッセン。女性voを擁したこのグループでアレンジを書いていたのがギター奏者のカルロス・バヂアですが、2012年のグループ離脱以降に書き貯めた楽曲を自ら率いる新グループと共にインストゥルメンタルと歌ものの二枚組として発表したのが本盤。歌 …

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CONRADOPAULINO QUARTETO / CLIMAS

ホーザ・パッソスやアライヂ・コスタなど錚々たる面々の歌伴や編曲を務めたり、またインストゥルメンタリストとして舞台音楽からジャズ・ミュージシャンとの共演、と広く活躍するサンパウロのギター奏者、コンラード・パウリーノ。デボラ・グルジェル(p)、マリ―ニョ・アンドレオッチ(b)、ペルシオ・サピア(drs) らとのクアルテートを中心とした本作では、サンバ・ジャズなど …

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