VANESSA DA MATA / CANTA TOM JOBIM

個性豊かなMPB女性歌手ヴァネッサ・ダ・マッタ。これまでにラテン・グラミーを何度も受賞するなど、ブラジル国外でも高く評価されてきた彼女の新作は、なんとジョビンの作品集でした。「Falando de Amor」 「Eu Sei Que Vou Te Amar」「Wave」などといったお馴染みの有名曲を現代的なニュアンスを織り交ぜ、若い世代に向けた新感覚のボサ・ …

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NOVOS NANIWANOS (MINI ALBUM)

90年代から活動する浪速のフレーヴォ系お祭り歌謡エレトリコ7人組!08年に至って、とうとうデビューMINIアルバムがリリースされました。「大阪を悔い改めよ」というキャッチフレーズも既に有名ですが、ハジケまくったエレキな2ビートに乗せて、浪速への愛憎をハイトーンの男声が歌い飛ばします。日本語がこんなにフレーヴォに乗るとは驚きですが、サイケあり、ヘヴィメタあり、 …

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ROBERTA SA / QUE BELO ESTRANHO DIA PRA SE TER ALEGRIA

大きな人気を呼んだデビュー作に続いて、新星ロベルタ・サーの待望のセカンド・アルバムがリリースされました!プロデュースは前作と同じくロドリゴ・カンペーロ、アレンジ、ギターも担当、ほかハミルトン・ジ・オランダ、マルコス・スザーノ、アルマンド・マルサル&ペドロ・ルイス、レニーニ等々の名手&才人達が集い、サンバを軸としながらも、サンバにこだわらない多彩な展開を聴かせ …

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V.A. / CLUBE DE GAFIEIRA

ブラジルで人気の高いペアで踊るダンス、ガフィエイラのために作られた編集盤ということで、エルザ・ソアーレス、ルイス・メロジア、シコ・ブアルキ、ラウール・ジ・バロス、ビリー・ブランコらの旧録を収録しています。 http://www.youtube.com/watch?v=JVG9q-4W6EE 01. Estatutos de Gafieira – Elza S …

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GILSON PERANZETTA, MAURO SENISE / JASMIN

ピアノ / ジルソン・ペランゼッタ&フルート / マウロ・セニージによる、インストゥルメンタル・インプロ〜タイトル通り?のジャスミンの香りを感じさせるような、柔らかに繊細な音楽。ブラジルに希有なリラクゼーション・ミュージックに仕上がっています!ゲストに、“ガラスマリンバ” 奏者の、アモイ・リバスも参加。  

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YAMANDU COSTA / CONTINENTE

☆ヤマンドゥ・コスタ / コンチネンチ 7弦ガットギターの名手、ヤマンドゥ・コスタの新作です。同じく7弦ギターの若手、アルトゥール・ボニーラとベースのグート・ヴィルッティとのトリオ編成で、テクニカル&リズミカルに細やかな弦インストを聞かせます。ヤマンドゥの故郷、ブラジル南部の伝承曲を弾いているとのことです。

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SANDORA DUAILIBE convida CELY CURADO / A BOSSA NO TEMPO

ボサ・ノヴァを正統に継承したベレン出身、ブラジリア在住の女性SSW サンドラ・ドゥアイリービ、ボサ・ノヴァ50周年に湧いた2008年に女性歌手のセリー・クラードとロベルト・メネスカルを迎え制作された作「A bossa no tempo」が再発となりました。ともに、アルトのちょっとカスレ気味のヴォイス、ボサの名曲カヴァーをコクのあるデュエットで聞かせてくれます …

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SOCORRO LIRA / LUA BONITA, Cantam Ze Do Norte – 100 anos

バイオーンを世界的に広めたと言われる1953年の映画『カンガセイロ』で歌われた「ムリェール・レンデイラ」の作者がゼー・ド・ノルチ。その生誕100周年を記念したアルバムが発売されました。パライーバ州の地方音楽を、現地のリズムとフレージングと自身の澄んだ歌声で綴る女流実力派SSW、ソコーロ・リラの通算4作目です! 豪華ゲスト〜Elba Ramalho, Gera …

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TAIS GUERINO / VOZ DO CORACAO

力強い歌声を聞かせるMPB系若手女性歌手タイス・ゲリーノの新作。ブラジル中部のゴイアス出身という彼女ですが、その地元でかつて人気を博したヒット・ソングをはじめ、カルトーラやドミンギーニョスといった著名なアーティストのカヴァーをここでレパートリにしています。コンサートなどを積極的にこなしている様子で、すでに10年のキャリアがあるようですが、本作はまだ2枚目の作 …

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SUSANA DAL POZ / SO SAMBAS

これはちょっと注目!若手女性サンバ歌手のスサーナ・ダル・ポスはリオ・デ・ジャネイロの出身で、トラディショナルなサンバのスタイルを今に受け継ぐ実力派。これまでにもカルトーラのナンバーを取り上げた事もある彼女ですが、このアルバムでもノエール・ローザの名曲「何を着てゆくの?(Com Que Roupa?)」ほか、サンバ伝承派らしい選曲を聞かせています。爽やかな歌声 …

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WILSON SIMONINHA / ALTA FIDELIDADE

2008年の『メリョール』以来となるシモニーニャの新作が登場! 収録された12トラックにはサンバ、MPB、ブラック・ミュージックなど、多彩なサウンドが満載。5年もの時間を掛けて、自身最高のサウンドを作り上げてくれたんじゃないでしょうか!?

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MILTINHO / ANOS 60 VOL. 2

 70年代に残したドリス・モンテイロとのデュエット作品でも有名なサンバ歌手、ミルチーニョが人気絶頂だった60年代前半の作品がボックス・セットで一挙に復刻されることとなりました。1928年にリオデジャネイロで生まれた彼は今年で85歳。それを記念してのリリースです。5年前には80歳を記念して2枚組編集盤がリリースされたので、その愛されぶりがうかがえます。 幼少の …

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MILTINHO / ANOS 60 VOL. 1

 70年代に残したドリス・モンテイロとのデュエット作品でも有名なサンバ歌手、ミルチーニョが人気絶頂だった60年代前半の作品がボックス・セットで一挙に復刻されることとなりました。1928年にリオデジャネイロで生まれた彼は今年で85歳。それを記念してのリリースです。5年前には80歳を記念して2枚組編集盤がリリースされたので、その愛されぶりがうかがえます。 幼少の …

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SERGIO RICARDO / BOSSA ROMANTICA & TRILHAS 1959-1964

ボサ・ノーヴァのムーヴメントにおいて忘れてならない男性歌手のひとりが、このセルジオ・リカルド(1932-2020)です。トム・ジョビンやジョアン・ジルベルト、ジョニー・アルフといった面々とも親交のあった彼の、生誕80年を祝してリリースされたのが、この5枚組ボックス・セットで、まさにボサ・ノーヴァ全盛の時代に残された珠玉の作品たちを集めたものです。 ピアニスト …

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SANDY / SIM

かつてサンディ&ジュニオルのメンバーとして活躍していた女性ポップ歌手サンディの自らのディレクションとなるソロ第2弾となる2013年新作がやっとのことで再入荷(半年かかりました)!〜で、これまで通りポップ&スウィート!なスタイルは健在です。が、それにしても、なんと、飾りないフツーの発声、衒いなく、屈託皆無、素直で可愛らしい歌声!シンプルな伴奏に乗せて、ただただ …

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MONOBLOCO / ARRASTAO DA ALEGIRIA

サンバからフレーヴォ、ファンキなどを打楽器中心で演奏するカーニヴァル集団モノブロコの新作は、これまで未発表だった彼らの古いレパートリを収録したものです。イヴェッチ・サンガーロ、ファギネル、ペペウ・ゴメス、ロベルタ・サーといった豪華ゲストが参加しています。

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V.A. / BRAZUCA!

オランダ、<キンドレッド・スピリッツ> からの新譜です。 〜Samba Rock & Brazillian Groove From The Golden Years (1966-1978) by DJ Paulão from Sao Paulo, 〜ということで、以下収録曲です。 1. Marisa Rossi – Quem Vem La …

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TOQUINHO & VINICIUS

ボサノヴァの詩人ヴィニシウス・ジ・モライスと、若手ギタリストのトッキーニョ。30歳以上年齢が離れていながらも、ヴィニシウスの晩年まで数々の作品を生み出した名コンビの1971年作品、初国内盤化。ポップな旋律と親しみやすい雰囲気がなんとも爽快!すべてのブラジル音楽ファンにおすすめの、MPBの傑作。解説:ケペル木村/オノ セイゲンによるDSD 5.6MHz リマス …

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CHICO BUARQUE / NA ITALIA

シコ・ブアルキがイタリア亡命中に残した、全編イタリア語による作品集~友人であるトッキーニョの協力で企画された本作は初期3 部作からの選曲が中心で、3 部作の番外編としても楽しめる好内容!オリジナルとはアレンジが異なる「ラ・バンダ」は特におすすめです。

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CHICO BUARQUE / VOL.3

MPB ファン待望~シコ・ブアルキの1968年発表3作目で、のちにジョアン・ジルベルトのレパートリーにもなったジョビンとの共作「黒と白のポートレイト」、カエターノがカヴァーした「カロリーナ」等、名曲揃い/哀愁を帯びたメロディーに艶が増した歌声、初期の3部作の完成形といえる作品です!

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