直訳「わたしを機械と交換しないで下さい」というタイトルのCD。ウード&サズを弾きまくるエジプトの兄弟デュオと、フランスのドラマーによるコラボレーション。ドラムスと近東の弦楽器のインタープレイが生み出す非マシンナリーな音楽、と、そういうことになりますか、工事現場と思しきジャケット写真も面白いですね。互いに自由に音を出し合うことで一つの音楽が生まれ …
続きを読む直訳「わたしを機械と交換しないで下さい」というタイトルのCD。ウード&サズを弾きまくるエジプトの兄弟デュオと、フランスのドラマーによるコラボレーション。ドラムスと近東の弦楽器のインタープレイが生み出す非マシンナリーな音楽、と、そういうことになりますか、工事現場と思しきジャケット写真も面白いですね。互いに自由に音を出し合うことで一つの音楽が生まれ …
続きを読むトルコを代表するジプシー・クロスオーバー/クラリネット奏者ヒュスニュ・シェンレンディリチによる名トリオTAKSIM TRIOをそのまま真似した二番煎じ(?)と思われますが、メンバー3人の音楽キャリア、実力はそれ以上ということに。その記念すべき2012年のファースト(Traditional Crossroads盤)がアナログLP化! A1 WITHOUT YO …
続きを読むトルコの古典声楽の一時代を築いたムニール・ヌーレッティン・セルチュク、そしてその後輩でもあるゼキ・ミュレンのバックをつとめたばかりでなく、アラブ世界の同世代人、ウム・クルスームやムニール・バシールらとも共演したトルコのウード名人、ヨルゴ・バカノス(1900-1977)のSPレコーディング復刻集となります。トラディショナル・クロスロードからリリースされていたC …
続きを読むオオッ、あの名盤がトルコでアナログ化されていましたよ! イスラーム世界における最もポピュラーな弦楽器がウード、トルコにおいてその伝説的な演奏者といえば、このウディ・フラント(1901~1978)となります。トルコ領内のアルメニア人の両親の元に生まれた彼は盲目ででしたが、そのキャリアの中で様々な革命的演奏法を生み出しました。1930年代にはアメリカでもトルコか …
続きを読む現在最高のイラク人ウード奏者がアラブの仲間と共に平和を祈るアルバムを発表! 2017年に『イラクからの手紙〜ウードと弦楽五重奏』を発表し、現在ワールド・ミュージック・シーンでもっとも大きな注目を集めるイラク人ウード奏者が、ラヒーム・アルハジだ。その彼が今回トリオ編成で取り組んだのが、いまだ緊張状態が続く中東の和平問題に取り組んだインストゥルメンタル作品だった …
続きを読む★ハムザ・エル=ディン / ナイルのうた – ハムザの世界 1 Oud Duo, ウード・デュオ 8:532 Arafa, アラファ 4:033 Samai, サマイ 3:534 Amen, アーメン 5:195 Hamalaya, ハマラヤ 6:256 Anesigu, アネシグ 2:577 Hela Lisa, ヘラ・リサ 3:378 E …
続きを読む多くのウード名手を輩出しているチュニジアでも、1980年代後半からECMレーベルと契約、ジャズとアラブ古典音楽の融合にチャレンジして来たアヌアール・ブラヒム(1957-)2017年録音。既に13作目のCDとなる本作、デイヴ・ホランド、ジャック・ディジョネット、ジャンゴ・ベイツというピアノ・トリオと解け合うような演奏を繰り広げています。30年の年季?全く違和感 …
続きを読むパレスティナの難民キャンプで生を受けた若手ウード奏者と、パレスティナで生まれ現在はパリを拠点しているパーカッショニストのデュオ作品。今回はダブルベースとブズーキのゲストもあり。それにしてもイイCDジャケ〜これは地中海、と思いたいと(インド洋かな?)。近年のウード/インスト/インプロ系アルバムの中では、なかなか聴き応えあるアルバムかと。しばし静寂のメロディーに …
続きを読む1990年代末から2000年代初めにかけ、ザンジバルのターラブやコモロ諸島の音楽、あるいはケニア&タンザニアのスワヒリPOPなど、東アフリカ~インド洋音楽専門の充実アイテムをドッとリリースし、大きな話題を呼んだのものの、その後、全然音沙汰がなくなってしまった独 “DIZIM RECORDS” のデッドストックが、今はドイツの山深くで隠遁生活するという DIZ …
続きを読む1987年UKグローブスタイルからリリースされた名盤、まだストックあったんですねえこのCD!スーダン名歌手、往年の節まわし、今聴いてもグッと来ますよ、ホント。ハルツームはヌビアン・スタイルの帝王ワルディとはまた一つ違います。青ナイル流域ワード・マダニーのスーダニーズ音頭真髄!サイコーです。 *特に問題のない中古盤で在庫あります。¥1650 ▽未 …
続きを読むアラブ~トルコの偉大なウード奏者たちの演奏を辿る2枚組! アルバムには録音年の表記はありません(ペルシャ語では記載されているかも知れませんが、如何せん読めないので)が、音質から判断すると、SP時代のものであることは確かだと思います。ということは、1910年あたりから1950年代までの録音と思われます。現代の奏者に比べると、どの演奏も野趣溢れ力強いのに驚かされ …
続きを読むニューオリンズでジャズギターを学んだアメリカ人演奏家Brian Prunkaがギターをウードに持ち替え、ニューヨークに暮らすアメリカ人のトランペッター、フルート奏者、ギリシャ人のベーシスト、ジョージア人とレバノン人のパーカッショニストと結成したアラビック・ジャズ・バンド。最盛期のアブデルワッハーブを思わせる美しく、大がかりなメロディーの自作曲を丁寧にゆったり …
続きを読むNikos Stratakis: lute, guitar, electric bass, percussion, vocals 1 KRYFO FILI – SOKRATIS MALAMAS 2 MELISSA – VASILIS SKOULAS 3 HROMATISTO ONIRO – GIORGOS STRATAKI …
続きを読むKYの仲野麻紀さん、ベイルート買い付け商品です。レバノン在住のパレスチナ人ウード奏者で、黄金期のフェイルーズやファリド・エル・アトラシュの伴奏で活躍したジョージ・アバヤドの晩年1994年の作品。正統派アラブ古典マカームに沿ったタクシーム集です。
続きを読むAMAR(Arab Music Archiving & Research)からの新リリース。ウーム・カルスーム、アスマハーン(レバノン)、レイラ・ムラッド(モロッコ)という20世紀のアラブ系女性名歌手の作曲家・ウード奏者として知られる近代アラブの音楽家において、五指に数えられるムアマド・アル・カサブギ(1892-1966)の歴史的録音復刻2CD。56 …
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