アラブ~トルコの偉大なウード奏者たちの演奏を辿る2枚組! アルバムには録音年の表記はありません(ペルシャ語では記載されているかも知れませんが、如何せん読めないので)が、音質から判断すると、SP時代のものであることは確かだと思います。ということは、1910年あたりから1950年代までの録音と思われます。現代の奏者に比べると、どの演奏も野趣溢れ力強いのに驚かされ …
続きを読むアラブ~トルコの偉大なウード奏者たちの演奏を辿る2枚組! アルバムには録音年の表記はありません(ペルシャ語では記載されているかも知れませんが、如何せん読めないので)が、音質から判断すると、SP時代のものであることは確かだと思います。ということは、1910年あたりから1950年代までの録音と思われます。現代の奏者に比べると、どの演奏も野趣溢れ力強いのに驚かされ …
続きを読む古き良きペルシャ古典声楽の名歌手=エグバル・アザール、う~ん、素晴らしいですね!1866年生まれということですが、105歳まで生きた人だということです。う~ん、長生きですね!19世紀には既に名歌手として誉れ高かったということですから、さぞかし古典古典した歌唱なんだろうなあ、と思ったら大間違いですね。どちらかと言えば、昨今の古典歌手を代表するシャジャリアンや、 …
続きを読むエグバル・アザールのLP時代に入ってからの円熟期・録音集ということになるでしょう。7分ぐらいの曲から、長尺22分の曲まで、全74分、おそらく50年前後の録音集だと思われます。1866年生まれのエグバルですから、既に相当な高齢となっていたハズですが、信じられないような声の張り、タハリールも存分に聞かせてくれます。タールの名手ゴラム・ホセイン・ビグジェーハーニ( …
続きを読むキューバのクララ・ビジャ出身で、1950年代後半に名歌手オルランド・コントレラスを擁したトリオをプロデュースし、「ラ・セルピエンテ」「ラ・コパ・デ・クリスタル」といった曲で評価され、その後やはりオルランド・コントレラスが歌い大ヒットとなった「アミーゴ・デ・ケ」を生み出したアルティ・バルデース。革命前後に、U.S.A.に活動の拠点を移したことで、従来のキューバ …
続きを読むキューバの歌手で女優だったソライダ・マレーロ名義で出ていたアルバム『LA RONDA DE CUBA』(SUAVE S-1163)1959年作 のストレート・リイシュー(曲順はシャッフル)CD。といっても彼女が歌っているのは、10曲中6曲。残り4曲は、フィーリンの男性歌手、フェルナンド・ゴンサーレス。こちら4曲分のオリジナル収録アルバムは、『PEQUEÑA』 …
続きを読むキューバの中央部の古都トリニダ出身のピアニストで、十台半ばでハバナに出て、レクオーナなどに認められ、オルランド・デ・ラ・ロサとピアノ・デュオを組んだり、フリオ・クエバスやリタ・モンタネール、レネ・カベルといったスターたちのバンドで活躍。キューバでは、特にラジオの音楽番組で活躍したようです。その後ハイチやドミニカ共和国、プエルトリコなどでも活躍しています。プエ …
続きを読むジゼーラ・ジョアンが在籍したバンドが 名ファド歌手とコラボレイト 今注目のファド歌手ジゼーラ・ジョアンが以前在籍していたポルトガルのバンド、アトランティーダの2011年作(SPHM-0001)を以前紹介しましたが、同バンドの2015年をご紹介。これがファド新世代を代表する一人、マファルダ・アルナウトをヴォーカルに迎えたコラボレーション作となっています。マファ …
続きを読む砂混じりのアフロ・サウンドに豊かな弦の響きと北欧のテイストを練り込んだ新感覚ミクスチュア! 2000年以降のワールド・ミュージック・シーンのキーパースンのひとりであり、ロバート・プラントのバンド〈センセーショナル・スペース・シフターズ〉のギタリストとしても活躍するジャスティン・アダムズが、久々にソロ名義でアルバムを発表した。今回は北~西アフリカの伝統音楽や砂 …
続きを読む高い評価を得た前衛的な2016年作にリミックス・アルバムをプラス! 60年代から活躍を続け現在に至るまでずっと最前線でブラジルの音楽シーンを牽引してきた、偉大な女性歌手エルザ・ソアーレス。彼女が2016年に発表した約8年ぶり通算34枚目となる新作『世界の果ての女』は、ブラジルの先鋭音楽シーンをリードするギリェルミ・カストルッピがプロデュースを担当、サンパウロ …
続きを読むマルク諸島、アンボンに近いハルク島にルーツを持つヴォーカリスト、モニカ・アキハリー / ジャズ / シンガーソングライター的サウンドにインドネシアン・フュージョンも交えたエネルギッシュな2000年作。時代ががった音もありますが、ガムラン的音階なども混じり、気分のいい音楽です。(サプライヤーインフォより) Monica Akihary (vo), …
続きを読むアンボンに近いハルク島にルーツを持つヴォーカリスト、モニカ・アキハリーとオランダ人ギタリストとのユニットBOI AKIH 〜マルク諸島の民謡を題材に、ジャズをベースに現代的に再構築した2005年作。2003年のEnja盤に続きチェリスト、エルンスト・レイスグルが参加。 Monica Akihary (vo), Niels Brouwer (g), Sean …
続きを読むパキスタンの宗教音楽カッワーリーがロック・サウンドと融合した! ロック+カッワーリー=ロッカッワーリー! 〈世界一強靱な歌声を持つ男〉と呼ばれた故ヌスラット・ファテ・アリー・ハーンの活躍によって広く知られるようになったパキスタンの宗教音楽カッワーリー。積極的に異文化コラボレーションを行った御大ヌスラットの意思を継ぎ、ここに新たなカッワーリーに取り組む若手が登 …
続きを読む人気作『ザ・ラフ・ガイド・トゥ・サイケデリック・ボリウッド』(ライス WNR-288)がジャケットと選曲を一部変えてアナログ化!サイケ&グルーヴィな楽曲がたっぷり! Side A 01 R.D. Burman & Asha Bhosle Duniya Mein Logon Ko 02 Mohammed Rafi Chand Mera Dil 03 A …
続きを読む>http://bunboni.livedoor.blog/2017-07-02 (リンク感謝!今回はちゃんとリンクのお断りを致しました…) アラブ圏における歌劇 /ミュージカルというと、1930年代にトーキー映画というメディアに組み入れられることで、より広いポピュラリティーを持つことになるわけですが(1930年代後半にはウム・クルスームが6本 …
続きを読む島の哀愁が滲んだ伝統混血ダンス音楽 “コラデイラ” の1973-1988年シングル音源復刻集です。この時期ともなると、コラデイラも、欧米ディスコの影響もモロに受けてしまっていて、それでも、というか、かえって、逆に浮かび上がってしまうカボ・ヴェルデのクレオール臭、というか、クレオール的音感、そこんとこがたまらんわけですね!アナログ・アフリカに続き、NYのレーベ …
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