SAVVERIA MARGIOLA / EROTOGRAFIA

  アントアーツからデビューした(2014)女性歌手、サヴェーリア・マリオラの2016年のセカンド・アルバムです。高名なブズーキ・ヴァーチュオーゾ、ディミトリス・マリオラの愛娘ということですから、さもありなんのトラディショナルぶり。ダラーラスやコースタス・マケゾナスのバックコーラスをつとめて来たというキャリアもダテではありません!〜オールドライカ・ …

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SOKRATIS MALAMAS & V.A. / KATOPTRA

ソクラティス・マラマス、1957年生まれ、ニコス・パパゾグルのバンドでキャリアを開始、1989年ソロ・デビュー、こちら2017年作で、おそらく14作目。幼い頃から父親にブズーキを習い、後にギターを手にします。基本レベーティカのフィールを持ちながらも、ロック世代以降の作曲作法で、シンガーソングライターとして長らく安定した人気を保ち活動して来ました。ハリス・アレ …

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NIKOS PORTOKALOGLOU / EISITIRIO, 14 Nea Tragoydia

1957年生まれ〜1982年ロック・バンド、FATME でデビューのギリシャ、ヴェテラン男性ロッカー / SSW(89年からソロ活動 /ハリス・アレクシウやエレーニ・ツァリゴプールに曲提供常連)、ニコス・ポルトカーログルの今のところ、最新作となります。共作含めると15枚以上、毎年アルバムを出して来た人だけに、4年のインターバルはちょっと長いかも… …

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MANOLIS LIDAKIS / MIKRES LEPTOMERIES

1960年生まれですから既に58歳、評判を呼んだ原点回帰作>こちらに続く2017年末の最新作です。〜1982年にアルバム・デビュー、たぶん25作目のアルバムとなるかと。常にギリシャではシブイところで?安定した人気を保って来た男性歌手マノリス・リダキス、クレタ島出身ながら、レベーティカ・ルーツをダイレクトに感じさせる男(ことに前作は)。ちょっと野太い淡々とした …

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V.A. / CANCIONES Y POEMAS, FEDERICO GARCIA LORCA

20世紀スペインを代表する詩人フェデリコ・ガルシア・ロルカ。本作は、彼にまつわる録音、全15トラックを収めるアンソロジーです。 フラメンコ名歌手エンリケ・モントージャが1960年にリリースした7インチ盤からのトラックをはじめ、フラメンコ・ギターにのせたガブリエラ・オルテガの朗読、ソプラノ歌手リナ・リチャルテの歌曲、ガルシア・ロルカのピアノと共演したラ・アルヘ …

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JULA DE PALMA / TUA

1931年ミラノ出身で、40年代末から70年代半ばにかけて活躍した女性歌手ユーラ・デ・パルマ。本作は、59年のサンレモ音楽祭で第4位入賞した彼女の代表曲「トゥア」を含めた、同時期のシングルをまとめたものと思われる、全12曲入りのリイシューです。 ジャズ・ナンバーなどもこなした彼女の洗練された歌声と、ジャジーなテイストなど取り入れた、これまた洗練されたビッグバ …

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ROBERTO MUROLO

1912年生まれ、2003年に亡くなったナポレターナを代表する大歌手、ロベルト・ムローロ。本作は、ギター弾き語りによる1956年の10インチ盤『Roberto Murolo e la sua chitarra (5° selezione di successi)』(Durium, ms Al 545)を、曲順はシャッフルされていますが、全曲収めるリイシューで …

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DREAMER’S CIRCUS / ROOFTOP SESSIONS

★ドリーマーズ・サーカス『ルーフトップ・セッションズ』 伝統音楽とクラシック音楽の絶妙なハーモニーを通してこのトリオならではの技能と表現力とモダンなセンスを明快にプレゼンテイションした『リトル・シンフォニー』、そして、ワールド・ミュージックからロックやポップス、現代音楽/実験音楽までの射程範囲の幅広さとその柔軟な咀嚼力を証明した『セカンド・ムーヴメント』に対 …

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LUNASA / CAS

ルナサの新作「CAS」が到着しました。 今回の新作はとにかくすごい。ちょっと久々の感動って感じです。まずはボーカル・ゲストが豪華。ナタリー・マーチャントが入ってるところなんか、すごいよねぇ… そしてメアリー・チェイピン・カーペンターやティム・オブライエンも参加してますよ〜。 でも私がこの作品ですごいのはインスト曲だと思う。とにかくオーケストレーションというか …

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V.A. / DISCOVER THE BEAUTY OF BULGARIAN FOLK MUSIC

珍しくもブルガリア盤CD、深い森の中から聴こえて来るような女声ソロ、コーラス、インストゥルメンタル、そして、意外と派手なダンス音楽など、様々なフォークロアのかたち、そこに通底するブルガリアのトラッドな音感が楽しめるオムバスです。   1 Valya Balkanska / Maychinko, stara maychinko 4:17 2 Nadk …

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