ソクラティス・マラマス、1957年生まれ、ニコス・パパゾグルのバンドでキャリアを開始、1989年ソロ・デビュー、こちら2017年作で、おそらく14作目。幼い頃から父親にブズーキを習い、後にギターを手にします。基本レベーティカのフィールを持ちながらも、ロック世代以降の作曲作法で、シンガーソングライターとして長らく安定した人気を保ち活動して来ました。ハリス・アレクシウへの曲提供者としても知られ、>こちら2007年のライヴ 2CD & DVD はハリスとの連名アルバムでした。
本作では、エレノラ・ゾグネリ、ナタッサ・ボフィリウら人気女性歌手も参加、充実アルバムとなっていますが、まったく気合を感じさせない淡々としたヴォーカルが、いつも通り、イイですねえ。この飾りないブッキラボーな歌こそギリシャの歌謡(でもロックでも)の魅力の源泉、そう思ってます。
with singers,
ELEONORA ZOUGANELI, NATASSA BOFILIOU, PETROS MALAMAS, LABRINI KARAKOSTA