TRIO MAFUÁ / TANTA SAUDADE

ハギレ良く過不足のないギター&パーカッション、しなやか、かつ透明な女声、そして一歩下がって吹かれるソプラノ・サックスと、音数を絞りつつも、なかなかクォリティー高いバランスの取れた演奏です。欧州で活動したブラジリアン中心の録音、かと思われますが、…このジャケはなかったな、と思います。結構、ジャケは大切です。その後、どうしているんでしょうね? 1 I …

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LE LUCI DELLA CENTRALE ELETTRICA / C’ERAVAMO ABBASTANZA AMATI

“発電所の灯り” なるソロ・プロジェクト名を冠されたイタリアはフェレーラ出身のインディー系SSW バスコ・ブロンディの2010年録音。“発電所の灯り”名義では3作目となります。途中からバスコ・ブロンディ名義に代わって、2024年までに通算8枚のアルバムをリリース、新作も良さそーですけど、円安過ぎて仕入れられないのでした…なので、旧作在庫品をHPに …

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DUO EMILIA LAJUNEN & SUVI OSKALA / TOISJALKAINEN

知られざるフィンランドの伝統曲を発掘し、美しくクラシカルにアレンジ! フィンランド出身のフィドル/コントラバスハルパ(同国において約700年前から伝わる鍵盤の付いたバイオリン〈ニッケルハルパ〉の一種)奏者/ヴォーカリスト/民俗音楽研究家:エミリア・ラユネン(1979- )は、同国の伝統的なフィドル演奏を継承/刷新する存在として、目下注目を集める存在。そしてフ …

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ELHO / chante L’Attirail , FAT MAN’S BAR SONGS

>シディ・ベモルのリーダー、エルホ(ことホーシン・ブーケラ)は、グザヴィエ・ドゥメルリアック率いるグループ、>ラティライユの幾つかのレコーディングに歌手として参加していますが、本作においてエルホは、ラティライユの音楽に触発されつつ、様々な言語〜フランス語、ベルベル語、英語、ルーマニア語、カザフ語で10曲を書き下ろしました。これらの歌の中でエルホは、1957年 …

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IBON KOTERON / AIREA

バスクの角笛“アルポカ”をフィーチュアーしたネオ・トッラド系アルバム~ガイタやユーリアン・パイプにも似た音色のアルポカを自在に操るイボン・コテロンが~ガリシアン・トラッドの立役者/蛇腹奏者ケパ・フンケラとの共同プロデュースにおいて、フィンランド、アルメニア、コルシカ、サルディーニャ、ガリシア等のミュージシャン達と共演したインスト・アルバム!汎ユーロ・トラッド …

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CAROLINA DESLANDES / MUSICA FELIZ A TOCAR

可憐な女性SSWが聴かせるアクースティックなアーバン・ポップ! 2010年代より活躍するポルトガル人SSWのカロリーナ・デスランデス(1991- )。これまでに“Carolina Deslandes”(2012)、“Blossom”(2016)、“Casa”(2018) の3枚のアルバムをリリースしてきた彼女が4作目にして初めて発表した2枚組アルバムがこちら …

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MATILDE CID / DESASSOSSEGO

瑞々しさの中にも憂いを感じされる歌声… ファドの新しいディーヴァの誕生! デビュー・アルバム『ピュア』(ライス MFR-8070/2022年)がここ日本でも好評だった若手ファド歌手マティルデ・シド。《ワクワク感と安心感が同居したファドの逸材》として大いに注目を浴びた彼女が、コロナ禍を経て2023年に発表したセカンド作がこれだ。前作同様、伝統ファドを踏襲した伴 …

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LÍTSA YIAGOÚSI / ANEXÍTILA SIMÁDIA

「ギリシャ若手女性歌手=リツァ・ヤグーシの作です。並みいるライカ系美形女性の中、個性派ルックス/ハスキー&自然な発声の実力派ヴォーカルを聞かせ、アーティスティックな傾向もあり、オススメできます。トラッドかつポップ、大胆なアレンジ~これまでの作より、ぐっと力が入った感じで、ひょっとして化けそうな予感…?基本的に生音中心、が、曲によりエレクトロ音=打ち込みも大胆 …

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V.A. / TANGO GRECO

最大手ミノスのスター達のタンゴ曲集〜 ギリシャのタンゴということになります。 サブ・タイトルは〜 “From Argentina to Greece”ということで、 (あんまり、タンゴとは思えない曲も並ぶものの) お楽しみあれ! 1 Háris Alexíou– Για Ένα Tango 2 Marinélla– Θα Καθόμο …

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MINA / NAPOLI

おっさん達のうしろの真ん中にちょっと写っているひと、 個人的にはそんなに聴くことのない イタリアのビッグネーム、女性歌手なんですが… このアルバムは好きです。 淡々とナポリへの想いを歌い綴っています。 1996年の作ですね、 バックもフツーにサイコーです。 職人仕事、というものでしょうね、 1 Aggio Perduto O Suonno 2 A …

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