“レイナ・デル・カリベ”(カリブの女王)と呼ばれた1930年生まれ(1926年という記述も)のドミニカ共和国出身の女性歌手、ミラグロス・ランティ。自国でラジオなどで人気を得て、スペインやメキシコにわたり、エルネスト・レクオーナやエリセオ・グレネー、アルマンド・マンサネーラらとも交流し、彼らの作品の最高の表現者と讃えられるようになったそうです。特に、本アルバム …
続きを読む“レイナ・デル・カリベ”(カリブの女王)と呼ばれた1930年生まれ(1926年という記述も)のドミニカ共和国出身の女性歌手、ミラグロス・ランティ。自国でラジオなどで人気を得て、スペインやメキシコにわたり、エルネスト・レクオーナやエリセオ・グレネー、アルマンド・マンサネーラらとも交流し、彼らの作品の最高の表現者と讃えられるようになったそうです。特に、本アルバム …
続きを読むカッコイイじゃないですか!もたれないじゃないですか!?在仏キューバ人ヴォーカリスト、フリオ・ダビ・ロペス・ペレスの語り口、歌い口!トロンボーンの効いたキューバン・ソンに乗せて、これまで耳にしたことのないうような時にクール、時にハートウォーミングなセンティミエント、結構決めてくれますよ。トレス&ギター、トロンボーン、コントラバス、パーカッションの5人組、09年 …
続きを読む1 Sarandonga (Son) 2 Cuando El Río Suena (Son) 3 Vicenta (Son) 4 Baja Y Tapa La Olla (Son) 5 Los Barrios De Santiago (Conga) 6 El Vendedor De Agua (Son) 7 Descripción De Un Sueño ( …
続きを読むベニー・モレーの随唱をつとめ、コンフント・カシーノを経て56年からソロ歌手となったフェルナンド・アルバレスは、早くからフィーリン系作家の曲を好んで歌ったことでも知られます。こちらはヘマ・レコーズからの3作目”VOLVER”、1960年(?)リリースの GEMA LP の復刻盤(VINTAGE MUSIC 曲順入れ替えはいつもの通りの謎 …
続きを読む革命キューバの1960〜70年代にかけて流行したニュー・リズムのムーヴメントの中、ページョ、パチョ・アロンソとならんで人気者だったエルマーノス・ブラボ(ブラボー兄弟)!その1960年頃にリリースされたキューバRCA盤LP(LD 564)は、RCAビクトールが革命キューバから完全撤退した後に米国でもRCA盤(LPD-558)としてリリースされていました。が、と …
続きを読む1948-49 recordings by Norman Granz : “Machito And His Afro Cuban Salseros – Mucho Macho” (Pablo 2625-712, PACD 2625-712-2)1978年リリースのコンピレーション2LP24曲からの16曲をセレクトしてCD復 …
続きを読む★canta JULIO VALDES 1918年キューバのラス・ビジャス(ビジャ・クララ)生まれ、タンゴなども取り上げる歌手としての経歴に始まり、「カルクラドーラ」や「カイミティージョ・イ・マラニョン」「サブロソーナ」をはじめ、オルケスタ・アラゴーンらに取り上げられたヒット曲のコンポーザーとして、そして俳優/コメディアンとしても活躍し、2010年にマイアミ …
続きを読む1908年生まれの往年のキューバ名歌手ビンビことマキシミリアーノ・サンチェスが、ヴォーカル/マラカスのペドロ・フィリウ、ギター/トレスのルイス・ボッシュと1935年にサンティアゴ・デ・クーバで結成したトリオ。マタモロスに次ぐ存在として登場しましたが、こちらが得意としたのがグアラーチャのレパートリー。グアラーチャやソンのナンバーを、張りのある歌声と歯切れのよい …
続きを読む1960年にキューバの映画公社(ICAIC)で製作されたフリオ・ガルシア・エスピノーサ監督の映画『CUBA BAILA キューバ・バイラ』のオリジナル・サウンド・トラックとして製作されたアルバム(ICAIC-1003)のストレート・リイシュー盤です。音楽監督は、オディリオ・ウルフェで、彼が指揮した楽曲を4曲。さらに当時絶大な人気のあったチャ・チャ・チャ、その …
続きを読む1950~60年代にU.S.A.で録音されたキューバのアフリカ起源の民間宗教サンテリーアの音楽集です。 この音源のはっきりとした出所は全く分からないようですが、ハイチ・ルーツ即ちアフリカ・バントゥ系寄りのサンテリーア音楽を録音したものだと思われます。 タイトルは、サンテリーアを謳っていますが、ハイチ・ルーツということから、サンティアーゴ・デ・クーバ辺りのトゥ …
続きを読む1950~60年代にU.S.A.で録音されたキューバのアフリカ起源の民間宗教サンテリーアの音楽集です。 この音源のはっきりとした出所は全く分からないようですが、本アルバムは同じシリーズのアルバムの中でも、一番民間のお祭りでおこなわれているものに近いものではないかと思われます。ほぼそのまま録音したのでは、というものもあります。 タイコを中心としたものから、トラ …
続きを読むアフロキューバンのグルーヴ感にジャズ的インプロビゼーションをミックスし、そのうえに独特なスキャット・ヴォーカルを挟み込んだユニークでスピード感溢れるサウンドのキューバン・ジャズの鬼才でマルチプレーヤー、ボビー・カルカセースの実に9年ぶりのアルバムです。チューチョ・バルデース、エミリアーノ・サルバドールと共に、1960年代以降のキューバン・ジャズのスタイルを決 …
続きを読むバンニア・ボルヘスが、キューバン・サルサに帰ってきました!! 2013年録音ですが、配信のみだったアルバムのCD-R化のようです。 バンニア・ボスヘスは、バンボレオのオリジナル・メンバーとしてハイラ・モンピエと共に同バンドの顔として大活躍した後、バンボレオを離れソロとして活動。ボレロを中心としたソロ歌手として活躍していました。もともと歌のうまい歌手なので、ボ …
続きを読むキューバ山岳地帯には、他の中南米や北米などと同じように、主にヨーロッパ系白人の農夫たち(いわゆるプア・ホワイト)が、農業を営みながら暮らしています。彼らの音楽は、デシマ(十行詩)やプントなどヨーロッパ起源の音楽を中心に、アフロ系の影響も受けながら味わい深いものを多く持っています。その音楽をルーツに古くからポピュラー音楽も発達し、グアヒーラ、カンペシーナとうジ …
続きを読む1980年代キューバで圧倒的な人気を誇ってきたレベ・イ・ス・チャランゴン。名物リーダー=エリオ・レベが、97年に交通事故でこの世を去った後、その遺志を継いだ息子率いる“2代目”チャランゴンの2015年作です。当方初入荷です。 結成60周年の記念アルバムでもある本作は、エリオ・レベ時代のヒット曲を中心としたセルフ・カヴァー集です。レベ最大のヒット曲「ミ・サルサ …
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