MIGUELITO VALDES / REBELDIA

何の説明もいらないキューバ音楽史に輝く大歌手、「ミスター・ババルー」ことミゲリート・バルデース。本作は1970年ごろのドミニカ共和国でのライヴを収録したアルバムのCD-Rリイシューです。曲はいずれもペペ・ロペスのナンバーで、パパ・モリーノ指揮によるフル・バンドが伴奏を担当。ドラムス入りのポップス調あり、メレンゲのリズムを用いたり、ドラマチックなボレロがあった …

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SEPTETO NABORI / 20 ANOS

1993年にサンティアーゴ・デ・クーバで結成、現在はヨーロッパを主戦場に活躍するセプテート・ナボリ。デビュー20周年を記念したアルバムです。ルベン・ゴンサーレスのナンバー「ペルラ・フィーナ」など収めていますが、定番曲に頼らず多くのレパートリーをオリジナルで固めています。トラッドなセプテート・スタイルに、ティンバ要素も取り入れた音作りでソン、ボレロ、チャングイ …

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AMILCAR SUAREZ Y SU SALSA MATRIZ / EL HIJO DE CHANGO

2001年にサンティアーゴ・デ・クーバで結成された、サックス奏者/歌手アミルカル・スアレス率いるサルサ・マトリス。03年と07年にイタリアのインディーズ・レーベルから2枚のアルバムを発表し、現在はスペインのマドリードを拠点に活躍する彼らが14年にリリースしたサード作です。曲はいずれもオリジナル(1曲はゲスト歌手ハビエル・ロドリーゲスによるもので、残りはスアレ …

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IVAN ANTONIO, EL SONERO DE CUBA / SOY DIFERENTE

キューバのテレビ番組『ミ・サルサ』によるコンテスト「ソネーロを探せ」を通じてその名が知られるようになったという“エル・ソネーロ・デ・クーバ”こと、シンガー/コンポーザーのイバン・アントニオ。現在はヨーロッパ(ローマ)を拠点に活躍するセプテート・ナボリのリード・ヴォーカリストを務める彼のソロ作です。曲はいずれも自らのオリジナル。基本的には、ラッパー参加曲なども …

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SIERRA MAESTRA / EN CONCIERTO 30 ANIVERSARIO

ソンの現代化を推し進め、キューバにおけるソンの復興を先導してきた代表的グループ、シエラ・マエストラの結成30周年を記念して、多分2006年にハバナの国立劇場で行われたコンサートの模様を納めたDVD-Rです。フアン・デ・マルコス・ゴンサーレス(アフロ・キューバン・オールスターズ、ブエナ・ビスタ)や名歌手ホセ・アントニオ・ロドリゲス(2005年没)らオリジナル・ …

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V.A. / 90° DEGREES OF SHADE, Hot Jump-up Islands from the Caribbean

>こちらの同タイトル写真集をペラペラめくりながら聴くのに最適!ということでしょうか?主に20世紀半ば頃のカリブ海各地から集められたダンサブルなメントやカリプソ、グンベイやメレンゲ、マンボやグァラーチャ、コンパ・ジレクト、ラテン・ジャズやタンボリートなどなど、2CD全32曲!気が効いていると言うべきでしょうね、なるほど、カリビアンムード満載の曲の並びです!加え …

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CHI HUA HUA ALL STRAS / DESCARGA CUBANA

キューバ出身のティンバレス/グィロ奏者オスバルド・“チワワ”・マルティーネスのディレクションによるオールスターズの1964年ニューヨーク録音の復刻アルバムです。ファハルド楽団で活躍したチワワは、59年にニューヨーク移住後、ハービー・ハンコックやモンゴ・サンタマリアらの録音にサイドマンとして参加。そして自らの名を冠したオールスターズで録音した2枚のLPを1枚の …

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Documentary Film by KAZUKO NISHIKAWA / Cuba Cuba Cuba …Whose Art Is It Anyway? 

☆Cuba Cuba Cuba …芸術っていったい誰のもの? 革命から50年以上経ち、社会主義政策をとりながら、おおらかな国民性で、ユニークな国家を築き上げてきたキューバ。映画は、この国の魅力を政治的な観点からではなく、芸術や文化。教育の面から問いかける。 基本的にキューバの国際的に活躍するアーティストや教育者へのインタビューを中心にしたドキュメンタリー映画 …

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ABELARDO BARROSO / CHA CHA CHA

☆アベラルド・バローソ/チャチャチャ “初代キューバの声”アベラルド・バローソ 晩年の円熟期の音源を集めた編集盤! イギリスの名門レーベル“ワールド・サーキット”がキューバの名歌手アベラルド・バローソ(1905~72)にスポットを当てた復刻編集盤を発表した。キューバの基幹音楽として知られるソンの人気グループだったセステート・アバネーロの初期(1920年代)か …

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SEPTETO NACIONAL DE IGNACIO PINEIRO / SONES DE MI HABANA

キューバン・ソンの決定的名盤(+1曲 “Eterna Primavera” オリジナルLPにはない音源で、ボーナス・トラックとでも〜やや時期は下っていますが)です。ソンを聞くなら、まず、このCDからどうぞ(既に廃盤です!)。1962年の録音=革命後のキューバ録音ですが、グループの活動から遠ざかっていた結成時の中心人物イグナシオ・ピニェ …

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WILSON AND HIS COMBO / MAGIC GUITAR

イーベイなどでアナログがかなり高額で出品されている、1960年前後発売と思われるキューバ音楽珍品中の珍品アルバムのCD-R復刻です。 ジャケット写真の粋な黒人が主役のウィルソン。彼が抱えているのはご存じフェンダー・ギターなのですが、当時のキューバでエレキ、それもフェンダー・ストラトキャスターを持っていること自体珍しく、ウィルソンがにやけているのも当然と言えば …

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ELENA BURKE & FRANK DOMINGUEZ / SUS MAS LINDAS

ホセ・アントニオ・メンデスの再評価やグユンの世界初復刻などで、俄然注目され始めたキューバのフィーリン。1950年代前後にキューバで興った主にコード感を進化させたモダーンな音楽ムーヴメントで、特にヴォーカルものを中心に発展しました。ホセ・アントニオ・メンデスやセサル・ポルティージョ・デ・ラ・ルスなどのシンガー・ソングライターと共に、代表的なアーティストと言われ …

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TATA RAMOS con ERNESTO DUARTE y su Orquesta

キューバ人男性歌手タタ・ラモスが、エルネスト・ドゥアルテ率いるオルケスタをバックにした録音のCD-Rリイシューです。ドゥアルテ自身のレーベルからリリースされていたもので、1950年代後半の作品かと思います。フェルナンド・ムレンス作の「アバーナ」他フィーリン調のボレロや同じくムレンス作の「ソイ・ラ・ルンバ」のようなルンバ、アルゼンチンのソングライターによるナン …

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OMARA PORTUONDO / SINGLES

ワールドやラテン・ファンにはもう何の説明も不要だと思われる、世界的な女性歌手オマーラ・ポルトゥオンド。あのブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブで紅一点の存在としても多くの音楽ファンに名を知られることとなったのは記憶に新しいところです。彼女は、女声コーラス・グループ、クアルテート・ラス・デ・アイダで人気を掴み、1967年から、ソロ歌手として本格的にデビューし、現在 …

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ERNESTO DUARTE Canta TATA RAMOS

1922年生まれのキューバ人バンドリーダーで、ベニー・モレーが歌った名曲「コモ・フエ」の作者としても知られるエルネスト・ドゥアルテ。本作は、男性歌手タタ・ラモスをメインとする50年代後半のものと思われる録音のCD-Rによるリイシューです。ジャズのビッグバンドを手本としたオルケスタで、アグスティン・ララの「クアンド・ブエルバス」やアルベルト・ドミンゲスの「ペル …

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LUIS GARCIA / IMAGENES

メキシコなど中南米でも活躍したキューバのボレロ系歌手で作曲家でピアニストでもあったルイス・ガルシアが1959年に録音発表したファースト・アルバムのストレート・リイシューCD-Rです。メキシコ録音で、バックのオーケストラは、ルイス・ゴンサーレス指揮。このファーストを聞くと、ルイス・ゴンサーレスもやはり、フィーリン・ムーヴメントに影響をおおきく受けた歌手だという …

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SEPTETO NACIONAL DE IGNACIO PINEIRO

アバネーロと共にソンのスタイルを完成させた名門中の名門セプテート・ナシオナール。本作は、1987年にAREOTOから『クラシコス・デル・ソンVOL.1』としてリリースされていたLPのCD-Rによるオリジナル・リイシュー盤です。ヴォーカルと音楽監督は、歴史的大歌手カルロス・エンバーレが担当し、艶のある歌声で、ニコ・サキートの「コンパイ・ガジョ」、イグナシオ・ピ …

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LOS PAPINES / FANTSASIA EN RITMO

古くからのキューバ音楽ファンにはお馴染みのパーカッション・アンサンブル・グループ、ロス・パピーネスの1962録音の名盤『ファンタシア・エン・リトゥモ』のストレート・リイシューCD-Rです。ロス・パピーネスのリーダー、パピンは、ルンバのポピュラー音楽化の最初期グループの一つ、コンフント・グアグアンコー・マタンセーロ、パピン・イ・スス・ルンベーロスを率いたルンバ …

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