NINCHUP / SINEP

  新月の前の細くなった月のことを、アイヌ語で「nincup(ニンチュプ)」という。新しい世界へ旅立つ前の晩の宴。 アイヌの伝統歌、舞踊、世界五大叙事詩ユカラ、アイヌ語のオリジナル曲等、ギターとベースを合体させてできた【ギタンバ】の音色とともに、森と街、新しい世界への憧れ、心の葛藤を、物語のようにライブを展開してゆく。〜https://nincu …

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CANTO DO SOL / AVANT L’EQUINOXE

在仏ブラジル人バンド、こちらが初作になるんでしょうか、ポルトガル語とフランス語の歌詞、ボサ、サンバにノルデスチっぽい曲や、シャンソン、あるいは、カボヴェルデっぽい曲など、軽くチャーミングな発声で歌くれるソフィ・マグナーニ(マニャーニ?イタリア系ブラジル人女性でしょうね)が、なんとも魅力的じゃないですか。そんなソフィの涼しい歌声に寄りそうバッキングが、また、す …

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YENCHIT PHONTHEWI / 12 STYLES, 14 HIT SONGS, Mae Widow Sing series

★イェンチット・ポンテーウィー 『 12のスタイル、14のヒット曲』 1960年、タイ北東部イサーンはコーンケーン県の生まれ、もともと、現地のパブでショー歌手として歌っていた人だそうです。イサーンの音楽家、スムトゥム・バイリムブンに見出され、モーラムを教わりつつデビューしたそうですが、その歌い口にモーラムの味わいは薄く、POPなルークトゥンを歌って80年代初 …

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ON-UMA SINGSIRI / SAO ISAN RO RAK

オーンウマー・シンシリ / 恋を待つイサーン娘 ルークトゥン系女声歌曲の中でも、指折りの大ヒット曲、今もって多くのカヴァーを産んでいる「恋を待つイサーン娘(サーオ・イサーン・ロー・ラック)」が収録されたオーンウマー・シンシリ 1979 年 “Eua Aa Ree Jao Gao”のLP 収録曲を中心に編まれた最初期音源コレクション(1 …

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YEMEN BLUES / SHABAZI, a tribute to the poet

2017年には来日もありました。イエメン系のイスラエル男性、イダン・ライヒェル・プロジェクトのシンガーもつとめていたラヴィッド・カハラーニーのゲンブリ弾き語りを軸とするユニット“イエメン・ブルース”のスタジオ録音3作目(7年ぶり!)。その、いかにもイエメンらしい? ちょっと高い声音の潰れたような歌い口がまず印象的ですが、以前は、現地標準のガンブース(ウード) …

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IDRISSA SOUMAORO / DIRÉ

Diré Idrissa Soumaoro 鍛冶屋の家系に生まれたイドリッサ・スーマオロ(1949-)ですが、バマコで音楽を学んだ後、サリフ・ケイタ、カンテ・マンフィーラ(ギネア出身)等を擁したマリの名門バンド、アンバサドゥール・デュ・モーテル・ドゥ・バマコ(1970-77)に在籍していた人ですね。 その名の通り、モーテルの専属バンドだったアンバサドゥールで …

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V.A. / O’ZBECK YANGI TEREMA

ウズベキスタン男性歌手オムニバス、しかもアーティスト表記なし、 しかも場末カラオケ・ムードさえ漂ようウズベク演歌、とでも? しかも2019年リリースとは思えないオールディー・ムード… 簡易付箋布ケースに入れ替えて、お売りしています。  

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