BAVON MARIE MARIE / FOREVER vol.2

バヴォン・マリー・マリー・ルアンボはネグロ・シュクセを率いて 1960年代に活躍したギタリスト。で、OKジャズを率いたフランコ・ルアンボの弟ですね、残念ながら1970年にわずか27歳でなくなってしまいましたが、健在だったら、OKジャズ VS ネグロシュクセ、面白いことになっていたかも知れません…。 1. Mille zaïre pour luci …

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ATESHKHAN YUSEINOV / STRANGE SUITE

バルカン音楽とジャズとの融合を目指したギター・アルバム!  UKの人気レーベルRiverboatから、ブルガリア人ギタリスト、アテシュハーン・ユセイノフのソロ作品がリリースされました。かつてベーター・ラルチェフ、ストヤン・ヤンコウロフと共に“Zig Zag Trio”というユニットで活動していた彼が本作で目指したのは、バルカン音楽とジャズとの融合でした。かな …

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COKI BOLLEMEYER / SUNYOTOK

様々な音楽要素を含んだジャズ・インスト・アルバム!! 米国ミシガン州で学び、90年代中盤から様々なバンドを渡り歩いてきたジャカルタ出身のギタリスト、コキ・ボレマイヤー。その彼が20年もの間抱えていたアイディアを具体化させたというのが、今回のこのアルバム。全体を通してクールでテクニカルな印象の強いジャズ/フュージョン・インスト作品ですが、どこかオーガニックでエ …

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CAMERATA DE VIOLÕES DE CAMPINAS / MOSAICOS

8人編成、ギターだけによる夢見心地の室内楽アンサンブル! 用いている音の選択、同じ音程を複数で奏でることによるコーラス効果、揺れ、あまりの心地よさに微睡みさえ覚えてしまいそうです。音楽の名門、ブラジルはサンパウロ郊外カンピーナス大学(UNICAMP)の出身者たちによるナイロン弦ギター8人編成プロジェクトがこのカメラータ・ヂ・ヴィオロンイス・ヂ・カンピーナス。 …

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V.A. / GUITARE, Grandes Compositeurs Argentins

アルゼンチンの20世紀を代表する音楽家、フォルクローレのエドゥアルド・ファルーとアタウアルパ・ユパンキ、そして、クラシックのアベル・フレウリというギターの名手でもあった3者と、加えて、タンゴのアストラ・ピアソラという、それぞれに音楽性が異なる音楽家の残した曲を、カルロス・マルティネス(フォルクローレ&クラシック)、マキシモ・プジョル(タンゴ)という二人のギタ …

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EDGARDO CARDOZO / LAS CANCIONES DEL MUERTO

1964年生まれ、クラギ正統派の構え(脚の間にギターを挟む)から繰り出される妙技と澄んだファルセットを込んだ説得力抜群の唄声。この6年ぶりとなるソロ・アルバムは一曲以外ゲスト奏者を含まない、声とギターの完全な独奏作。12年前に自動車事故で生死の淵をさまよったというカルドーソは、序盤で人生の境界を描き出すかのようにタンゴやミロンガの様式を元にした、儚く物哀しい …

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TOTI SOLER & GEMMA HUMET / PETITA FESTA

☆トティ・ソレール&ジェンマ・ウメット / ペティタ・フェスタ ジェンマ・ウメットの円やかな美しい歌声と、トティ・ソレールのギターを中心とするアコースティックな小編成アンサンブルによる、心温まる “地中海フォーク”。 ●スペインのカタルーニャを代表するベテラン・ギタリスト、トティ・ソレールの2018年作は、ソロ作が日本盤も発売されている女性歌手ジェンマ・ウメ …

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NARMINE DUCAP / SEGAS INSTRUMENTAUX

レユニオン版レスポール!というか、インド洋のトリオ・エレトリコ?セガのリズムに乗って軽快なトーンでピンクのストラトキャスターを奏でるナルミン・デュキャップの1966~76年録音集2CDです(CD2には近年のソロ演奏も収められました)。50年代はロックン・ロールを演じていたそうですが、60年代になりそのクリアーなトーンのエレキ演奏でセガのインストゥルメンタル・ …

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SAM SHALABI / MUSIC FOR ARABS

自身を曰く “Egypsy Kings”…エジプト在のヴェテラン、アラブ古典音楽家、ウード&ギター奏者、サム・シャラビの14年作です。〜欧米人の楽しみ、としてあるようなアラブ古典音楽からの脱却?文化的植民地主義への番狂わせ?を目指しているのかも知れません。Sun City Girls /Sublime Frequencie …

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DORIS ORSAN & JOHANNES TONIO KREUSCH / TANGOS & CANCIONES

  オーストリア出身、ジュリアード音楽院を出た女性ヴァイオリニストと、ドイツ、ミュンヘン出身のギタリストにしてコンポーザー男性が、タンゴの歴史を辿るようなデュオ演奏を繰り広げた作。   Astor Piazzola (1921 – 1992): L’Histoire Du Tango 1 Bordell 1900 3:42 2 Caf …

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REFREE / LA OTRA MITAD

*レフリー/ラ・オトラ・ミタッド バルセロナの鬼才音楽家が放つ、鋭角的かつアヴァンギャルドなギター・ミュージック! レフリーことラウル・フェルナンデス・ミローはスペイン人ギタリスト/プロデューサー。これまでにヒップホップ・シンガーのラ・マラ・ロドリゲスやカタルーニャの歌姫シルビア・ペレス・クルース、ソニック・ユースのリー・ラナルド、さらにはポルトガルの人気S …

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LIAN PANGGABEAN / MY SON

ジャズ/フュージョン・ファン必聴のインスト作品! 年々加熱するインドネシアのジャズ・シーンにて近年頭角を現してきた凄腕ギタリストのひとり、リアン・パンガベアンの新作がこちら。Fenderのストラトキャスターを巧みに操るあたり、ジェフ・ベックを連想させますが、ややフュージョンよりのサウンドは日本のカシオペアあたりの影響が強く感じられます。曲によってはアクーステ …

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SIBUSILE XABA / UNLEARNING & OPEN LETTER TO ADONIAH

タバン・タバネの『マチャレ』に参加! 南アフリカの新星ジャズ・ギタリストのデビュー作2枚をカップリング! 南アフリカに暮らすズールー人たちの伝統音楽をベーシックに持つジャズ系ギタリスト、シブシル・シャバは、同国を代表するジャズ・ギタリスト、フィリップ・タバネに師事し、彼が作り上げたマロンボ・ミュージックを直接受け継いだ。また最近ではフィリップの息子で打楽器奏 …

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