LES HURLEMENTS D’LEO / MONDIAL STEREO

ジャヴァでシャンソンでフォーキーでエキゾな地中海フレンチ・ミクスチュアー・バンドとでも言えるでしょうか? 1995年結成(マノ・ネグラやクラッシュに影響を受けて)活動開始、98年にはアルバム・デビュー、レ・ゾグル・ドゥ・バルバックや17ヒッピーズとの共演ライヴ・アルバムもあり、ライヴ共作等含めると通算17作目(!)となる本作〜南西部フランス、海沿いの港町、ボ …

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THOMAS DUTRONC / FRENCHY

80年代末から活動開始(ex Les Enfoirés, Sol En Si)、07年のソロ・デビュー以来、6作目となる本作〜ジャンゴ・ラインハルト信奉者であるところの仏ギタリスト&ヴォーカリスト、トマ・デュトロンの2020年作がなかなかスゴイことになっています。大スタンダード集なんですが、ビリー・ギボンズ !! イギー・ポップやユン・サン・ナ、ステイシー・ …

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TÊTES RAIDES ‎/ 30 ANS DE GINETTE

ポスト・パンクの時代が生んだシャンソニエの一人、とでも、言っていいんじゃないでしょうか? ジャック・ブレルとジョルジュ・ブラッサンスにインスパイアされ音楽活動を開始したという、クリスチャン・オリヴィエが率いるグループ、テット・レッドの30周年ベスト2CD! CD 1 1 Je 3:20 2 Zigo 5:14 3 Guignol 4:48 4 Fragile …

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LES OGRES DE BARBACK ‎/ CHANTER LIBRE ET FLEURIR

1994年グループ結成から四半世紀を経た区切りとして、19年末にスタートした25周年ライヴ・ツアーの記録、コロナ禍により2020年春に中途中止となってしまったものの、オリジナルメンバーの4人兄弟姉妹(フレッド、サム、アリス、マチルド・ブルギエール)の歌声、バンジョー、チューバ、アコーディオン、ダブル・ベースによるレ・ゾグル・ドゥ・バルバックならではの “シャ …

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JULIETTE GRÉCO / LIVE IN PARIS 1956-1961

“パリに生きる” ということで、 ライヴというわけではありません。 一番良かった頃のグレコ14曲、だと思います。 1 Je prends les choses du bon côté -Juliette Gréco, Jeff Davis0 6:18 /1956 2 La guinche- Juliette Gréco, Léo Ferré 03:44 /1 …

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JACQUES VERZIER / CHANTE JEANNE MOREAU, Je Suis Vous Tous

俳優としても活躍するジャック・ヴェルジェが、フランソワ・トリュフォーの『突然炎のごとく』などで知られる女優で歌手、映画監督も務めたジャンヌ・モロー(1928-2017)のナンバーを綴ったトリビュート・アルバム。ジャンヌ・モローの68年のアルバム『Les Chansons De Clarisse(クラリッスの詩)』のほぼ全曲となる16曲を主体に、70年作『Je …

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RODOLPHE RAFFALLI & RENEE GARLENE / AVEC GEORGES BRASSENS, J’ai Rendez-Vous Avec Vous 

コルシカ出身でパリ郊外で育ったギタリスト、ロドルフ・ラファリの代表作となっているのが、ジョルジュ・ブラッサンス作品集ですが、2018年の本作はシャンソン/ジャズ系の女性シンガー、ルネ・ガルレーヌをフィーチャーしてのブラッサンス作品集となっています。ラファリのギター・スタイルはユニークなもので、マヌーシュ・スウィングの影響を受けつつ、カリブ海やサンバ、ショーロ …

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CATHERINE SAUVAGE / ANTHOLOGIE 1951-1959 

レオ・フェレの歌を世界に知らしめた女性歌手カトリーヌ・ソヴァージュの50年代アンロソジー40曲2CD。選曲監修ダニー・ラルマン。24頁ブックレット。 後に映画に出演するほどの美貌。無名作曲家の作品をピック・アップし有名にするバイタリティー。60年代には厳しい世相を表した歌を歌う勇気。そういった意志の強い女性アーティストの姿が、この初期の作品からも伺えます。シ …

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GERMAINE MONTERO / DE L’ESPAGNE A LA FRANCE, Vingt Ans De Chansons 1944-1961 

フェデリコ・ガルシア・ロルカ(1898年-1936年)の歌い手として名高い、ジェルメール・モンテロ(1909年-2000年)のスペイン活躍期が内戦で出国を余儀なくされ、スイスに疎開して歌った40年代、そしてブレヒト『肝っ玉かあさん』の大ヒットなど、詩的シャンソンの最高峰にあった50年代までを追う4CD。 英仏語の28頁ブックレット付き。(サプライヤーインフォ …

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PHANEE DE POOL / AMSTRAM

スイス出身の新世代女性シンガー・ソングライター。2020年のセカンド作です。フランス語のつぶやきのようなヴォーカルは、ヒップホップ以降の感性で、ブリジット・フォンテーヌの『ラジオのように』の系譜を引くものとでも言えるでしょうか。レパートリーはいずれも自身のオリジナルで、トラック作りもキーボードやギターで、ほぼすべてを一人でこなしています。6曲目でピアノ&ヴァ …

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JEROME ANTHONY / MA PLUS BELLE CHANSON

  オールドタイミー、伴奏、実にOK、 ビッグバンド・スィング&シャンソン! しかも、そんなに歌上手くナイス! こんなCDが、今どき成立するなんて、 フランス、やっぱりナカナカ奥行あるなあ、と、 ついオーダーしてしまいましたよ。 が、今調べてわかってしまいました。 ジェローム・アンソニー、この人、 仏の人気TVプレゼンターだそう。 なるほどねえ&# …

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SERGE HUREAU / GUEULES DE PIAF

一癖も二癖にもあるシャンソニエ(というより演劇 / 劇場監督〜もしくはパリの国立演劇芸術音楽院教授、だったそうですが)、によるピアフのカヴァー集です。 01 La ville inconnue 02 Un monsieur me suit dans la rue 03 Browning 04 Paris-Méditerranée 05 Coup de gri …

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CHRISTINA ROSMINI / EL NIMO LORCA

マルセイユ出身の歌手/喜劇役者/舞踊家、クリスティーナ・ロスミーニの2019年作。タイトルが示すとおり、スペインを代表する詩人フェデリコ・ガルシア・ロルカにオマージュを捧げた内容です。 ロルカが採譜したことで知られ、多くのアーティストに歌い継がれてきたスペインの古謡「ラ・タララ」の翻案に始まり、ロルカの詩に基づき自身で曲をつけたものや、やはりロルカが採譜した …

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