こちらでは、ブラジル以外のメキシコを含む南米大陸の音楽を扱っています。

ALISA KAUFMAN / GOTAS QUE CAEN

川沿い音楽のベテラン女性S.S.W.、名盤「Epilogo Lunar」(’04年)を発表している アリサ・カウフマンの4枚目となる新譜。 いつの世も時代の”音”というものがあります。このアリサ・カウフマンの新譜をはじめ、コンプレッションされてない生の息吹を感じさせるようなミキシングが現在のアコースティック音楽の主流となっ …

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NICO FALCOFF Y LA INSURGERNCIA CARACOL / GERMINA

澄んだ声を持つ新たな女性シンガー-ギジェルミーナ・アコスタを迎えたクアルテート編成で土香るアコースティックなフォルクローレを展開、シルビオ・ロドリゲスのカヴァーにラリー・バリオヌエボ(vo)、フアン・パブロ・ディ・レオーネ(flute) らがゲスト参加。メキシコでもリリースが決定しているニコラス・ファルコフの三作目。 南米中のリズムを採集し自らの体得してきた …

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HIERBACANA / FLORECE

太鼓とコーラスの女性3人組のユニット、イエルバカーナの2NDは秀作多々のアルゼンチン現代フォルクローレのシーンでも、ひときわ眩い大傑作を届けてくれました。 ”Canto y Percusi n”がコンセプトのもと01年にラプラタ州で結成。アナ・アルケッティ、マリア・ベルガモスキ、ナタリア・バレラ・オリドの麗しきボーカル&パーカッションの3人組。その使われる太 …

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V.A. / MAYAS “REVELATION D’UN TEMPS SANS FIN”

ケ・ブランリー博物館でこの10 月から来年2月まで開催されるマヤ文明特別展のためのオフィシャルプロダクト。1960 年代末から70 年代初頭にかけてフランソワ・ジューファとセルジュ・ロテルマンがメキシコとグアテマラで録音したマヤ文明末裔たちの音楽とダンス。28 ページブックレット。(既発FA5252 “LES AMERINDIENS” …

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CHICANO BATMAN / Itotiani ; Stoned Soul Picnic

人気のチカーノ・バットマンによる貴重な7インチ盤! チカーノ・バットマンの1stアルバム『チカーノ・バットマン』から人気曲「Itotiani」と最新アルバム『サイクルズ・オブ・エグジステンシャル・ライム』から「Stoned Soul Picnic」のカップリング。テキサスのBreakaway Recordsによる限定プレス。音質良好。お早めに!

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LEANDRO MAIA / SUITE MARIA BONITA E OUTRAS VEREDAS

生ギターの演奏と読み聴かせるように詩的に柔らかく歌われるメロディ、そこにアンドレ・メマーリの流麗な運指のピアノ・アレンジとアコーディオンなどもこなすマルチ・プレイヤーとしての才、ネイマール・ヂアスのコントラバスやビオラ・カイピーラ、アントニオ・ロウレイロのヴィブラフォン(m-7 “Passarim Miguilim”) や、ヴィトール …

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JULIAN VENGAS, LUCAS HEREDIA / PUENTE INVISIBLES

80年代半ば生まれの同世代同士、ロサリオとコルドバと生まれ育った土地は違えども影響を受けた映画・本・音楽…相通じる感覚を持ち得たのでしょう、互いの詩的なエッセンスに共鳴を受けてダブルネームでの本作品の制作を決意したといいます。「見えない橋」と名付けられたアルバムでは、トラック・ナンバー奇数曲をルーカス・エレディアが、偶数曲をフリアン・ベネガスが担 …

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SOL PROJECT / INDONESIAN LATINO GROOVES

インドネシア人とコロンビア人で構成された多国籍グループ、SOLプロジェクトの2007年作。インドネシアのヒット曲をラテンのサウンドで演奏してしまおう、というのが彼らのテーマ。70年代のリント・ハラハップ楽曲からニニ・カルニーナのダンドゥット「Gentingnya Pacarku」、パンク・バンドのネトラルの楽曲まで、様々なヒット・ナンバーを素材にサルサやアフ …

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EL HARU KUROI / SABUNG

LA発!フルアコでボッサのリズムを掻き鳴らし、複数の言葉を繊細に響かせる紅一点エディカ・オルガニスタ、強靭なラインを紡いでいくアップライト・ベースのジャズ・マスター、マイケル・イバーラ、トラップドラムで変拍子を自由自在に創り出す打楽器、ドミニク・ロドリゲス。圧倒的な演奏力をもつ3人組!詩情溢れる佳曲「ディア・デ・ロス・ムエルトス(死者の日)」を収録した傑作1 …

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CARPE / AIRE D

女性シンガー、シルビニア・オロスコのアート性と色香が漂うヴォーカリゼーションに、あるいは突き抜けるほど透明で、沁み込むように滑らかなアグスティン・フローレス・ムニョス(b)のペンによる曲に、4曲収録された秀逸なラティーノ・アメリカーノ・ポピュラーの真新しい解釈に、もしくはゲストのハヴィエル・セプルベダの吹くフルートの旋律や、モノ・フォンタナのプログレッシヴな …

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ADAMANTINO / TIERRA & TERCIOPELO

“フランツ・カフカのボレーロ” “悲惨” “灰色” “海” “人形”…といった曲名だけで、グッと来る方はいらしゃるでしょうね。ブエノスアイレスは3人組=アマンディーノ。ジプシー/クレツマー/バルカン/タンゴ/フラメンコ/フォルクローレの混淆音楽をアブストラクトに演じる注目のアコースティック&ヴォーカル・ユニットです。

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LAURA ROS / DEL AIRE

父は山間部の伝統フォルクローレ、チャマメのアコーディオン・プレイヤー、アントニオ・タラゴ・ロス。マユゲと鼻に入れたピアスの外見からは想像もつかないほど、ヴィブラートの効いた声でソウルフルに唄いあげる若き女性シンガー、ラウラ・ロス。ここでも一曲取り上げているグスタボ・サンタオラージャがそうであったように、フォルクローレの素養がありつつも、ポップ・ソングを表現手 …

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BETO CALETTI TRIO / NOTORIOUS EN VIVO

アルゼンチン人ながらボサノヴァ、サンバ、ショーロなどのブラジル音楽に造詣の深いベト・カレッティーは同郷の先達アグスティン・ペレイラ・ルセーナに師事していたこともあったと云う。モントルーを始めジャズ・フェスでの評判を総なめにしてきたというベトの音楽愛が伝わってくるようなライヴ盤。シコ・ブアルキの名ミュージカル主題m-1を始め、「サウダーヂ・デ・バイーア」(ドリ …

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