こちらでは、ブラジル以外のメキシコを含む南米大陸の音楽を扱っています。

HERMOSA MANANA PARA MORIR DE FELICIDAD / ANEROL DELMONTE

アルバム・タイトル「幸せに死を迎えるための美しい朝」….、なんだかなあ、と思いながら聴いてみると、ちょっとヘナヘナしつつも変に明るいメランコリーが得難いムードを伝えてくれる怪バンド~フォルクローレ系ポップ・バンド=メ・ダラス・ミル・イホスのグスタボ・センマルティンがプロデュース/白いエプロンの大所帯バンド=ロス・コシネロスから2名がゲスト参加~カ …

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CARLOS ANDINO Y LOS PEORES DEL BARRIO / LOCA MURGA DE LOS DESEOS

アルゼンチン~大時代的なロックンロール・サウンドをタンゴ/フォルクローレ/ミロンガ/カンドンベ等とミクスチュアーするカルロス・アンディーノの新作!女性歌手リリアナ・エレーロ、ウルグアイの打楽器奏者カチョ・テヘーラ、バンドネオンのホアン・ダルヘントンほか、ゲストに応じた多彩な曲想を聞かせます!

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YERBA BUENA / FOLLOW ME

アート・リンゼイの片腕として活動し、その後もプロデューサーとして数多くの作品を手掛けたベネズエラ人音楽家=アンドレス・レビン率いるハイブリッドな新世代ラテン・バンド=ジェルバ・ブエナ!彼らは2002年のフェラ・クティのトリビュート・アルバム『レッド・ホット+ライオット』でデビュー。その後03年の『プレジデント・エイリアン』、05年の『アイランド・ライフ』の2 …

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SEBA IBARRA / INFRENABLE PARAISO

2007年デビュー、アルゼンチンの東北部チャコ州在住のSSW、セバ・イバーラの2011年セカンドです。メランコリーなソングライティングと、アコースティックかつハイブリットなアレンジ、パラナ川沿いのフォークロア、チャマメのエッセンスも感じられます。

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NOVALIMA / COBA COBA

人口比1%にしか満たないペルーの黒人系住民による“アフロ・ペルー音楽”は一度は滅亡しかけたものの、戦後に復興の気運が生じ、1960年代~70年代にかけては、若い世代の間でも大きな広まりを見せたとされています。そんなアフロ・ペルー音楽の現役・新旧ミュージシャンのパフォーマンスに、サンプリングやエフェクト、ダブ処理を施したサウンドで現代化をはかったのが、このノー …

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MARIANA BARAJ / MARGARITA Y AZUCENA

フォルクローレ曲をリズム分解し、インプロ・ジャズの手法を用いて再構築した前作から二年。この07年作は、”39度”も好評なシンガーソングライター=リサンドロ・アリスティムーニョがプロデュースした作となりました。No.1若手女性パーカッション奏者が切り拓いたフォルクローレの新境地~マリアナのヴォイス&大平原リズムと、エレクトロニクスが響き …

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SEBASTIAN MACCHI, LUCAS NIKOTIAN

カルロス・アギーレ主催シャグラダ・メドラのカタログの中でも屈指の充実作、”LUZ DE AGGUA” を発表したセバスティアン・マッキによる待望の2013年作はピアノ・デュオ。相方はプエンテセレステのピアニスト、ルカス・ニコティアンという豪華な共演です。内容は言うまでもなく充実しています。耽美、というのではなく、タッチに溺れるわけでも …

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SUSANA RINALDI / EXPERIMETANGO

現在最高の女性タンゴ・ヴォーカリストとも言われるスサーナ・リナルディの2013年新作は、エレクトロ・タンゴに挑戦した意欲作です。近年の音楽的パートナーであるバンドネオン奏者、レオポルド・フェデリコも全編参加。超ヴェテランが打ち込みをバックに、いつもと変わらぬ堂々としたタンゴを歌い綴ります。 >試聴可!?

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LHASA / THE LIVING ROAD

メキシコ系女優を母に持ち、スペイン文学研究者を父に持ち、自らも一時期メキシコに住まったという~ニューヨーク生まれの若手女性シンガーソングライター、~ラサ(1972年生まれ)のセカンド!ファーストは30万枚のスマッシュ・ヒットとなったそうですが、こちら新作~メランコリックでアンニュイなメキシコ歌謡=ランチェーラ風を中心に、フランス語、英語の歌も交えて、より不思 …

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PASCUALA ILABACA Y FAUNA / DIABLO ROJO DIABLO VERDE

『赤い悪魔と緑の悪魔』 ●パスクアラ・イラバカは、1985年、チリの港町バルパライソ生まれ。6歳で初ステージ、両親の影響で世界中を旅しながら音楽に親しみ、学び、楽んできたという彼女。アコーディオンを中心にピアノやタブラなどの打楽器をも奏でながらその歌声を披露してくれます。 ●ファーストアルバムは2008年、チリ出身の伝説の歌手であり、民俗学者でもあるビクトル …

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MARTIN ROBBIO / PARRESIA

ノーラ・サルモリア率いるオルケスタ・スダメリカのメンバー=若手ピアニストのマルティン・ロビオによるトリオ作品。フォルクローレを再構築するような作品です。リズムもフォルクローレやジャズを行ったり来たりと自由度高めのインストゥルメンタル。ゲストはノーラ・サルモリアにメルセデス・ソーサやペドロ・アスナールの諸作にも参加のヴェテラン、ファクンド・ゲバラ等。

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JERZ LE CAM QUARTET / OFOFOF

ブエノスアイレス出身タンゴ・ピアニスト兼作曲家のクァルテット新作。90年代前半にフランスに移住から後、“バルカニック・タンゴ” なる未楠チュあー路線を標榜して来ました。今作でもその独自路線を推し進めています。モサリーニら在仏タンゴ・アーティストらが参加。〜毎度、マニャーナ・レーベルならではの飛び出す絵本スタイルのジャケも楽しいですね!

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LAS HERMANOS CARONNI / VUELA

アルゼンチン出身のチェロ&クラリネット双子姉妹〜基本タンゴ&ミロンガ系インスト・デュオですが、グナワやジョルジュ・ブラッサンス、ラヴェルやコルサコフまで演じています。ピアノでフアン・カルロス・カサーレス、LO’JO のドニ・ペアン、グナワのファリッド・シュアリが参加しています。 △参考

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BATATA Y SU RUMBA PALENQUE & GUESTS / RADIO BAKONGO “THE KING OF CHAMPETA”

コロンビアのカリブ海沿岸部から、これは面白いオヤジが飛び出した!元々アフリカ系の血の濃いこの土地ならではのパーカッション音楽なんですが、トトー・ラ・モンポシーナが本道伝承派なら、このバタータ、やや脇道伝承派とでも言えるでしょうか。打楽器アンサンブル&アコーディオン、トレス、トランペット、女性コーラスは伝統的…、が、そんなアンサンブルに、曲によりヘ …

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ABELARDO CARBONO / EL MARAVILLOSO MUNDO DE…

コロンビア北岸(カリブ海沿岸)の黒人コミュニティー(元はと言えば逃亡奴隷の隠れ里、パレンケの子孫たち)から発したアフロ・カリビアン音楽 “チャンペタ” シーンにおいて、1980年代に大きな人気を誇ったギタリストにしてバンド・リーダー、アベラルド・カルボノのベスト盤がヴァンピソウルからリリース!コロンビア北岸ならではのミックス感覚で、クンビア&ソン・カリベーニ …

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V.A. / MEXICAN BOLEROS SONGS OF HEARTBREAKING, PASSION & PAIN 1927-1957

キューバ経由でメキシコに根づいたボレーロの魅力を教えてくれるオムニバス/プエルトリコやキューバとまた一味違った~メキシコならではのロマンティックかつメランコリックなボレーロの味わいが、たっぷり楽しめる20曲です!ペドロ・インファンテ、トーニャ・ラ・ネグラ、ロス・トレス・アセス、アグスティン・ララ、ペドロ・バルガス、カルロス・メヒア…等々のメキシコ …

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