マリのコラ奏者、バラケ・シソコのソロ名義新作、ゲストが多彩です。ことに2018年作のアルバムを最後に引退宣言をしているサリフ・ケイタ72歳が、シソコのコラ伴奏のみで歌った曲が収録されていて、これは貴重ですねえ、そして、なかなかイイ!あの天まで届きそうな歌声というのではなしに、今までになく淡々と歌っているサリフですが、まだまだ歌って欲しいと思わせるイイ枯れぐあ …
続きを読むマリのコラ奏者、バラケ・シソコのソロ名義新作、ゲストが多彩です。ことに2018年作のアルバムを最後に引退宣言をしているサリフ・ケイタ72歳が、シソコのコラ伴奏のみで歌った曲が収録されていて、これは貴重ですねえ、そして、なかなかイイ!あの天まで届きそうな歌声というのではなしに、今までになく淡々と歌っているサリフですが、まだまだ歌って欲しいと思わせるイイ枯れぐあ …
続きを読む世界で最もダイナマイトな女性歌手ベスト5には必ずノミネートされる(自分の中で、ですが)ソンガイ〜バンバラ〜トゥアレグの砂漠のマリアン・ブルース女性歌手、故ハイラ・アルビィ(1959-2018)が、2010年に残したNYライヴ録音〜とうとうCD化されました!ライヴをみたいと思っていた女性歌手ベスト10にもノミネートされていたハイラのこと(自分の中で、ですが)、 …
続きを読むギリシャはエーゲ海、ナクソス出身の島唄〜ニシオーティカ女性歌手、ステラ・コニトプル、1998年作です。リラ&ブズーキを中心としたアコースティックなバックで、どことなく潮の香り漂う歌声を、存分に聞かせてくれます。ライカ風のアレンジも取り入れながら、POPとしての島唄を聞かせもする、この人ならではの熟れたアルバムとなっています。 1 …
続きを読むイディッシュ民謡をベースとしたクレズマーは、ユダヤ系移民によって米国にもたらされ、1920年代に流行し、その後もクレズマティックスらの活躍による20世紀後半にリヴァイヴァル・ブームが沸き起こりました。本作は2つの大戦を挟む時期にあたる1909年から52年にかけての米国におけるクレズマーのヴィンテージ録音40トラックを収める、仏フレモー社の2枚組アンソロジー。 …
続きを読むポルトガルのインスト音楽/楽器名手たちの1950年から62年にかけての歴史的録音を集めた、仏フレモー社の3枚組アンソロジーです。ポルトガル・ギター(ギターラ)を主役の地位に押し上げた立役者カルロス・パレーデスをはじめ、古くからの大学街として知られ学生らの担う地元スタイルを築いてきているコインブラのポルトガル・ギターなどからなる五重奏団、アマリア・ロドリゲスの …
続きを読むモンゴルでものスゴイ人気の “民族ロック・バンド” ですね!デビューは2018年、その最初のクリップ “Yuve Yuve Yu” が、youtube で8千万回以上聴取され、ビルボードのハード・ロック・チャートで1位を獲得、で、ヨーロッパ・ツアーもあったそうです。この春には、来日公演が予定されていたものの、コ …
続きを読む>★無断リンク陳謝&感謝! 1 Nou Kontan 2 Jouwé Tanbou 3 A Pa Jôdi 4 Mi Yo Rivé 5 An Ba Jouk 6 Lagè 7 Ti Jan Ka 8 Donga Èvè Sé Neg Mawon 9 An Ka Sonjé 10 Encore Un Peu Lead Vocals, Flugelho …
続きを読む1 Regresa 2 Dos Almas 3 Ya Ves 4 Callecitas De Antaño 5 Castigo 6 Tu Me Acusas 7 Te Quiero Más 8 Ilusión De Mi Vida 9 Contigo Y Sin Ti 10 Limeña 11 El Payandé 12 Hace Tiempo 13 Soy …
続きを読む1 Montreal 3:45 2 Nightflyer 4:55 3 Persephone 4:22 4 4th Day Prayer 4:11 5 The Runner 4:09 6 Hy-Brasil 5:35 7 The Hunters 5:32 8 All of the Women 5:24 9 Poison Arrow 3:58 10 Joyfu …
続きを読むスペインの実力派女性SSWが美しいフォーク・ポップ・サウンドにのせて 人生の普遍的なエッセンスを表情豊かに歌い上げた一枚 ベートの愛称で知られているスペイン・カタルーニャ地方出身のSSW/女優、エリサベト・ロデルガス。少しハスキーな歌声が魅力の彼女は、2003年のユーロヴィジョン・ソング・コンテストにも出場した実力派アーティストだ。R&B、ポップス、ミュー …
続きを読む★シェズ・ラージャ/テイルズ・フロム・ザ・パンジャーブ 南アジアの血を引く人気ベース・プレイヤーが亜大陸の熟練奏者たちと共に描き出した 色鮮やかなパンジャーブ世界のサウンド・スケープ! 南アジアと英国の血を引く敏腕ジャズ・ベース・プレイヤーのシェズ・ラージャ。青年期より〈インド・ジャズ・ファンク〉を標榜し、ランディ・ブレッカーなどをはじめとする世界的アーティ …
続きを読む★バルカン・タクシーム/ディスコ・テレグラフバルカン各地の伝統音楽を様々な楽器や機材を用いて再構築させたブカレストのプロジェクト! ルーマニアの首都ブカレストを拠点にするバルカン・タクシームは、バルカン半島各地の伝統音楽を現代的な視点で咀嚼し、再構築する試みを行うプロジェクト・ティームだ。マルチ楽器奏者サーシャ=リヴィウ・ストイアノヴィッチによるルーマニア …
続きを読むレアー・ソウル&チカーノ・ソウル系リリースで名の知れた BIG CROWN レコーズの主宰、レオン・ミシェルズが率いる EL MICHELS AFFAIR の新作が CD でも登場(本国では早々に品切れ)ボリウッドとインディー・ロック、R&B、SOUL が入り乱れた、なかなか意味不明の作風。アルバム・タイトルは『イエティの季節』ということで、もしかしたら、ボ …
続きを読むキンシャサのストリート系ROCKオヤジ、ジュピテール 久々新作です!マリオ・カルダートJR(ブラジル出身)制作の北米録音ということで、マルセロD2や、チリの女声MC やら、ニューオーリンズのブラス・バンドとか、フランス人ギタリストなどなど、ゲストも多彩だけれど、もち、主役はジュピテール流儀のコンゴレーズ・ゲットー “ロック” であることに変わりなし!新たにオ …
続きを読むスタヴロス・ズアナコス、1925年ピレウス生まれの作曲家、1948-1964年の間に約140曲のレベーティカ〜ライカ曲を生み出し、自らも歌った人ですね。作曲家として知られることが多いようですが、その独特な哀調をたたえた、なめらかな歌声こそ素晴らしく、ギリシャでは、戦後男性歌手の5指に数える向きもあるようです。が、残念ながら、LP時代に入って、本1974年作1 …
続きを読む