アラブ圏、イスラエル、トルコ、イラン、西アジア、マグレブ諸国、コーカサス諸国などの音楽が並んでいます。

KARSU / CONFESSION

1990年アムステルダム生まれ、両親はトルコ人だったそうです。 7歳の頃からピアノを始め、ショパンやらモーツァルトやらバッハやら、 弾きこなしたそうですが、すぐにジャズやらトルコ音楽に インスパイアされて、そっちの道へ、で、このデビュー作に。 基本、オールドタイミーなJAZZヴォーカル風オリジナルを、 英語で歌っています。トルコとオランダで話題!

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SUADIYE

1991年南部アナトリアのカラマン生まれ、 父親はギリシャのテッサロニキ出身だそうです。 ピアノやヴォイス・レッスン、ダンスを子供の頃から習っていたそう。 トルコでヒットチュのダンス・アルバム〜 デビュー作だそうです。

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YERKARAN / GOMIDAS VARTABEDIN

トルコの人気レーベル KALAN からの新作は、19世紀~20世紀に掛けて活 躍したフォークロア研究家、ゴミダス・ヴァルタベド(1869-1935)がまとめ上げたアルメニア、クルド、トルコの古い民謡の記録を元に、現代の音楽家が再現を試みている意欲的作品です。これまでに録音されたことのない曲ばかりが演奏されているということですから、オリエントな西域古謡好きには …

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ORCHESTRE NATIONAL DE BARBES / ALIK

9年ぶりの新作となった08年作でした。ストーンズ のカヴァーやマグレブのスカコア?伝統シャンソン風、あるいはリンガラ音楽のマグレブ化?サイケデリック・グナーワ?ロックンロール・ライなどなど、多彩なアルバムに仕上がっています。ちょっとアイデア詰め込み過ぎ?惜しむらくは、もし、2枚組あたりで、ゆったりとした構成の中にこの多彩さが展開されていたなら、名作になってい …

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INTIZAR / ALDANIRIM

インティザル(1974年生まれ)の新作です。一応、アラベスク系女性歌手ということで、もう10枚近いアルバムを出しているんじゃないでしょうか。ジャケ写を見較べてみると、だんだん美人に…。ま、その辺はいろいろでしょうが、近年、もともと仄暗い印象の歌を得意としていますが、なんか、ちょっと、うらぶれた感じも出てきて、裏町人生好きの当方としては(なんだそれ …

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PINAR DONMEZ / HAYATA EVET

        イスタンブール生まれ、ヴォーカルトレーニングやクラシックギターを習得、オランダへ移り住み、アムステルダムでも音楽院へ通い、卒業後はアムスでジャズ〜ワールドミュージック系のグループを組んでいたそう。ふ〜ん、そんな感じですね、確かに。爽やかな歌声でギターを弾き語るプナール・ドンメス、こちら帰国後のデビューア …

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KIVILCIM URAL / RUYA RAPORLARI

  イスタンブール育ち、クヴルジュム・ウラル、 デビュー作です。全曲ギター1本弾き語り !! 父親はアナドルロックのギタリストだったそう。 タイトルの意味は “DREAM REPORTS ” 〜歌詞の意味が知りたいものです。 甘いものいっぱいのジャケもストレンジです。 で、突然思い出しました。全然関係ないんですが、 このクヴ …

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ENSEMBLE BADILA / QALANDAR EXPRESS, Chants d’amour des cavaliers mystiques

フランスの民俗音楽専門レーベルから、エスニックでユニークな作品が登場した。  アンサンブル・バディーラは1人のダンサーと、東洋と西洋の音楽家5人が混在したグループ。エスニック音楽研究家でパーカッショニストのバスチアン・ラガッタが中心となって結成され、西アジア~北アフリカまでをも網羅する幅広い音楽性を持つ。本作はパキスタンで巡礼者たちを乗せて走るという列車をモ …

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MINOR EMPIRE / SECOUND NATURE

カナダ、トロントで結成されたサイケデリックなミクスチュアー系ハルク・ユニットのセカンドです。ジプシー系クラ奏者、セリム・セスレルが4曲で参加!2011年のカナディアン・フォーク・フェスでナンバー1になったそうですが、それで、トルコでもリリースされたわけですね。ミスティックな女性ヴォーカル・マニアにはイケるかと。

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KALIM BAGGILLI / KALI CITY

ヨルダンとユーゴスラヴィアという二つの国出身の両親を持つベルギー人ギタリストにして作曲家、ウード奏者、カリム・バジリ4作目のアルバム〜ウードのジューブラン兄弟(パレスティナ)との共演8曲+レギュラーバンド“バジリ&ヒズ・アラビック・バンド”との3曲を収録。東欧風の翳り?も微かに漂う哀愁のアラビック弦アンサンブル・インスト作。

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V.A. / RADIO BEIRUT, Sounds From The 21th Century

●レバノンの首都ベイルート、NYのソーホーのようなボヘミアンなムード漂うアーティスティックなジュマイゼ地区に集う バンドのコンピレーションが誕生!ジュマイゼ地区にはここ数年でカフェやバーが次々に出現し、現地の若者だけでなく欧米の観光客にも大人気で夜毎アコース ティックなライヴを見ることが出来ます。 ●本作はそんな「今」のベイルートの雰囲気を伝えるコンピレーシ …

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EL HADJ M’HAMED EL ANKA ‎/ LE MEILLEUR DU CHAABI COLLECTION, “les Grands Maîtres de la Chanson Algérienne”

嬉しいですねえ、>こちらとも、>こちらとも重なりません!アルジェリアン・シャアビのイノヴェイター、70年前後の録音でしょうか?見逃しなく!   1 Ana Hayrane Ya Rabi 11:48 2 Ya L’hadi 3:12 3 Ya L’hadi 3:23 4 El Mesttehzi 5:49 5 Achi Te …

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MOR KARBASI / DAUGHTER OF THE SPRING

店頭で流した瞬間に「これなんですか?」と酸いも甘いも噛み分けたお客さま二人が反応され、その場でお買い上げいただきましたこの南欧系美女。「確かにジャケはイイ」などと言わないで下さい。イイのは音です。イェルサレム生まれ、モロッコとペルシャ系の血を引き、現在はロンドンで活躍するセファルディー女性モル・カルバシ、2010年末の2ndです(UK盤はジャケットを替えてリ …

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MACADI NAHHAS / KAN YA MA KAN

ヨルダン女性歌手にしてウード奏者、作曲家でもあるマカディ・ナハアスの唯一のCD〜その後も作品はありますが、配信のみとなっています。最初聴いた時には、レバノンかと思いましたがヨルダンとは(だって、フェイルーズの影響大でしょ)…。もちろん、既に入手困難です。 1 – Jaween ahleno2 – Khala shakou3 …

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