NIKOS PAPAZOGLOU

ニコス・パパゾグル(1948-2011)~生涯10枚と少しのオリジナル・アルバムしかリリースしませんでしたが、地味ながらイイ音楽家でした。大都市でのライヴよりも、エーゲの小さな島々や内陸の村々でライヴをすることを好み、古いディモーティカやレべーティカに材を求めた自作曲を、バグラマーで弾き語りながら、ギリシャをくまなくまわったというシンガーソングライターでした …

続きを読む>

MARINELLA / TA MEGALA TRAGOUDIA, SYLLOGI 1 (The Great Songs – Collection 1)

Best collection 1967-1976 素晴らしい選曲! というか、 この時期のマリネッラは 無敵です、ね! ギリシャ歌謡曲王道、です。 CD 1 1 Σταλιά – Σταλιά 2 Ανοιξε Πέτρα 3 Απόψε Σε θέλω 4 Οι Αντρες Δεν Κλαίνε 5 Πάλι Θα Κλάψω 6 Πίσω …

続きを読む>

PANOS GAVALAS / OI MEGALES EPITYCHIES ( the greatest hits)

パノス・ガヴァラス(1926-1988)、元はアコーディオンを楽しむ漁師だったそうです。が、ヴァシリス・ツィツァーニスに見いだされ、1956年に初録音、以降、特に60年代にはシングル録音多し、そして70〜80年代を通じても録音を残しました。本3CDは60年代録音を中心としたギリシャならではの哀愁歌謡ベストとなります。 CD 1 1 Φύγε Κι Άσε Μ …

続きを読む>

AFRIQUATUORS

ギネアのセクーバ・バンビーノ、コンゴ共和国バルー・カンタ、コンゴ民主共和国のサム・マングワナらのヴォーカルをフィチュアーしたユーロ・ジャス&チェンバー・ミュージック風セッション。これまでにないアフリカの声の演出を試みた野心作?なのかも知れませんね、 1 Ballaké (feat. Sekouba Bambino) 09:30 2 Introduction …

続きを読む>

DERYA YILDIRIM & GRUP ŞIMŞEK / DOST 1 & 2

デリヤ・ユゥドゥルム、ベルリンを拠点に活動するトルコ系ドイツ人シンガーソングライター。歌とバーラマを担当するバンド “Şimşek =シムセック(雷の意)” で、アナトリアのフォークロアと欧米20世紀後半のサイケデリアを融合させ、2016年よりBongo Joeレーベルから12inch や アルバムをリリースして来ました。本CDは、それぞれLPアルバムとして …

続きを読む>

ANA MOURA / CASA GUILHERMIA

ポルトガルのファド女性歌手、アナ・モウラの近未来ルゾフォニア指向のヒップなファド?とでも言えるでしょうか?〜ヴォーカルは、いつもながらのファド唱法なんですが、伴奏がいつものギターラ中心のそれではなくて、近年のアンゴラやカーボヴェルデの若手に刺激されたんじゃないか?とも思えるようなキゾンバっぽい打ち込みビート仕様で聞かせる問題作!ということに。が、もちろん、い …

続きを読む>

COMMANDANT CADET & LES PYTHONS DE LA FOURNAISE / PREMIÉ VIRAZ

キャデット司令官名義だったレ・ピトン・ド・ラ・フルネーズのファースト・アルバムですね!既に品切れのCD、最後の1枚だよと送ってもらいいました。そっとUPしておきます。 レユニオン出身のルネ・カデとカタプルトのカバーアーティスト、フェリックスが率いるレ・ピトン・ド・ラ・フルネーズは、インド洋上、レユニオンに特有の島唄 “マロヤ” に、ラテン〜カリブ〜東アフリカ …

続きを読む>

THE SECRET TRIO / COEXIST

西アジア〜バルカンまでのジプシー系音楽! アルメニアのウード奏者、トルコのカーヌーン奏者、マケドニアのクラリネット奏者によるインスト・トリオ。2012年にアメリカのTraditional Crossroadsから“Soundscapes”でデビューし、その後2015年にはトルコ伝統音楽の総本山KALANから“Three Of Us”をリリース、トルコ国内でも …

続きを読む>

FAITH I BRANKO / DUHOVI

大人気セルビア系ロマ音楽デュオがさらなる進化を遂げ、待望のセカンド・アルバムをリリース! セルビア出身のヴァイオリン奏者ブランコと、イギリス人女性アコーディオン奏者フェイスによるセルビア系ロマ音楽デュオ〈フェイス・イ・ブランコ〉。デビュー・アルバム『ジプシー・ラヴァー』は、世界中のロマ・コミュニティ内に巨大なファン層を作り上げ、メディアからも熱い期待が寄せら …

続きを読む>

ELIA BASTIDA / TRIBUTE TO STEPHAN GRAPELLI

スペイン・カタルーニャの20歳以下の若者たちによるジャズのビッグバンド、サン・アンドレウ・ジャズ・バンドのディレクターであるジョアン・チャモロの門下生の一人で、前作では大御所スコット・ハミルトンをフィーチャリングしていた、ヴァイオリニストでヴォーカルもこなすエリア・バスティーダ。そんな彼女が、ステファン・グラッペリにオマージュを捧げたアルバムです。 ジャンゴ …

続きを読む>

MIREIA ESPELT / ELEGIA

スペイン、カタルーニャのシンガー・ソングライター、ミレイア・エスペルのファースト・アルバムです。2005年生まれということなので、まだ17歳?(2023年現在)というわけですが、自分自身と、父親、母親、愛する人、亡くなった友人の姿との対話をテーマにした作品と言うことで、封入されたブックレットにも曲毎に、そのイメージを表した一連の写真が載せられていて、コンセプ …

続きを読む>

MARIA DEL MAR BONET

マジョルカ島出身のお馴染みカタルーニャ語女性シンガー・ソングライター、マリア・デル・マール・ボネットの1970年のファースト・アルバムが、新しくマスタリングを施して復刻されました。 13曲中6曲が自作曲。他は、故郷のマジョルカ島とメノルカ島の有名曲を、彼女自身がアレンジして制作した意欲作です。地中海色が濃厚で、アラブの影響も感じられる楽曲を、地中海らしいコブ …

続きを読む>

JULIA SARR / NJABOOT

こちら>after youで紹介されていました(無断リンク陳謝&感謝)! 「パリ在25年のセネガル出身女性歌手(+作詞作曲)。サリフ・ケイタ、ロクア・カンザ、ユッスー・ンドゥール、MCソラールなどのバックヴォーカリストとしてキャリアを積み、これが2作目のソロCD。アフロ・ベースのジャズモード・アルバムとでも…、すべて自作曲ということになります。チャーミングか …

続きを読む>

go top