John Hollenbeck, Alban Darche, Sebastien Boisseau, Samuel Blaser / JASS

ベルリン在の米人ドラマー、ジョン・ホーレンベックと同じくベルリン在のスイス人トロンボーン奏者サムエル・ブラザー、仏ONJ のサックス奏者アルバン・ダルシュ、そしてYOLK レーベル主宰者でベーシストのセバスチアン・ボワソーの偶然の出会いのセッション。踊れるジャズを目指しているんだそーです。

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PIGALLE / T’INQUIETE…

ある種、異様な風体のフランソワ・アジ・ラザロ率いる4人組シャンソン・バンド、ピガール4年ぶりの新作、だそう。が、本作はバックのメンバー3者は参加していない模様。フランソワ一人で19もの楽器をこなした多重録音アルバム、だそう。とにかく、トレイラーっぽい youtube 映像をご覧あれ、風体に似合わぬ繊細さも垣間見せるクラフトマンシップ溢れるご機嫌なシャンソン・ …

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ELENI TSALIGOPOULOU ‎/ HROMA

永らくダラーラスのツアー・メンバーもつとめていた人気女性歌手~フォークロアな下地をきっちりと抑えながら、ライカ風味のグリーク・トラッドPOP を展開する実力派!CD1が充実新作アルバム(03年)で、トラッド・ロック的なグリーク・ポップ、そして、進化した透明繊細なライカを聞かせます。/CD2はライヴ録音やミニ・アルバム収録の既発曲等を収録/DVDにはヴィデオ・ …

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V.A. / NORTHERN SOUL, The Soundtrack

ま、当店的にはジャンル外なんですが、その昔、個人的には夢中になったノーザン・ソウル(いわゆる、シックスティーズ英国のロウワー・クラス出身ハイティーンの間で大流行した5大湖周縁ソウル及びそれに類するダンサー曲のこと?シングル盤高過ぎて結局コレクトは断念したものの…)の思い出を懐かしみつつ…、選曲バッチリのタイトルもそのものズバリ英国映画 …

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SALUTI DA SATURNO / DANCING POLONIA

イタリアのガース・ハドソン?歌手兼ソングライター&キーボード奏者のミルコ・マリアーニ率いるアヴァンギャルドでロマンチックで懐古的な音楽集団、サルティ・ダ・サトゥルノ(=土星からこんちは)の2013年新作『ダンシング・ポローニャ(ポーランド踊り)』です。で、このアルバム、「ロマーニャ・ミア」の作者として知られるヴァイオリニストで作曲家、ローマのシュトラウスと呼 …

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BOBO RONDELLI E L’Orchestrino / A FAMOUS LOCAL SINGER

イタリアはトスカーナ / リヴォルノの人気バンド~(トスカーナのバンドとしては全イタリア的支持を受けた数少ないグループでした)1991年結成のオッタヴォ・パディッリォーネのリード・ヴォーカルだったボボ・ロンデーリ13年ソロ新作です。今作では全面的にイタリア式ブラスバンド / バンダ, オーケストリーノとの共演。相変わらず労働者階級の男前全開、頼りになりそーな …

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I GATTI MEZZI / VESTITI LEGGERI

“びしょぬれの猫” というピサ方言による不思議なグループ名。イタリアはトスカーナ地方の古都ピサで2005年に結成、トマソ・ノヴィ(ピアノ)&フランチェスコ・ボターイ(ギター)のヴォーカル作詞作曲家コンビを中心としたユニットの5作目、2013年作です。パオロ・コンテやジョルジオ・ガベールの影響も受けているそうですが、コカコーラがホハホーラに近い発音となるという …

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LA TALVERA / CANCONS DEL CAP DEL PONT

美しいアルビの夜景をジャケット&ブックレットに、オクシタンの老舗フォークロア・ユニット、ラ・タルヴェーロの新作です!その内容は、ガロンヌ川に架かるアルビ橋周辺の地域 “LO CAP DEL PONT” に伝わるオック語歌謡の19世紀の採譜本をもとに歌った22曲〜もちろん、21世紀の耳にも親しめるようにラ・タルヴェーロならではのアレンジ&演奏が施さ …

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BAJKA / ZAIENDNO!

ハンガリー、ブルガリア、セルビア、マケドニア、アルメニア、クレズマー…なんでもござれの超絶5人組バジカ(クラリネット、アコーディオン、トランペット、スーバソフォン、打楽器)。15 年選手にして4枚めのアルバム。「ザイエドノ!」とはセルビア語で「一緒に」という意味。一緒に旅し、一緒に歌い踊る音楽!(サプライヤーインフォより) △参考

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SANDRA BESSIS / CORDOUE 21, Sur les Traces de Sefarad

サンドラ・ベシス(ヴォーカル)とラシッド・ブラヒム=ジェルール(ヴァイオリン、ヴィオラ)をリーダーとする、地中海の北と南にまたがるセフェラード(追放されたスペイン・ユダヤ人たちの子孫たちが受け継ぐ伝統歌謡)の軌跡を追う音楽プロジェクト。グラナダ、コロドエ、イスタンブール、バルカン、チュニジア、アルジェリア、パリ…。48 ページCD ブック(英語仏 …

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YANKELE / RHAPSODIE KLEZMER

パリ郊外セーヌ・サン・ドニ県のクレズマー・クインテット(ギター、アコーディオン、ヴァイオリン、コントラバス、クラリネット)の3枚めのアルバムで、ジョージ・ガーシュイン作品集(オリジナルも若干)全18曲。 >http://www.yankele.net/

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BORIS GREVENCHIKOV / AQUARIUM 1995-2013

「ラシアン・ロックの祖父」と呼ばれる、ボリス・グレヴェンシコフの近年ベスト〜 72 年から今も現役のバンド、AQUARIUM を率いてのディラン的な重い抹香臭さが味わい深い。 因みにザ・バンド(ジム・ワイダー、ガース・ハドソン、リンク・ダンコ…)との共演曲3トラック入り! CD 1 1. BLOOM OF THE NORTH / 2, DEAD …

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ORCHESTRA BAILAM E COMPAGNIA DI CANTO TRALLALERO / GALATA

中世には海洋都市国家として栄えたイタリア北西部のジェノヴァの楽団〜その中世、ジェノヴァの植民地だったコンスタンティノープルの音楽を幻視し再現しようという試み〜ジェノヴァの中世音楽をベースに、トルコ、ギリシャ、ペルシャ、アルメニア、クルド、アラビア、バルカンの文化が交差したコンスタンティノープルの中世音楽という名の下にユニークな汎地中海音楽を演じています。

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LA RUE KETANOU / ALLONS VOIR

2009 年アルバム “A CONTRESENS” から4年ぶりのスタジオアルバムです。ほとんど原点回帰。街頭やカフェテラスでアンプなしで目の前で聞いているような、生ギターと肉声(外れる三声コーラス)とディラン風ハーモニカがシンプル、かつ強烈に。「やつらは森林を切り倒し、遺伝子組み換え植物を植え、やつらのタンカーはクジラの口の中に石油 …

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