THU HIEN / VOL. 17, THUONG LA MIEN TRUNG !

1952年ハノイ郊外生まれ、ベトナム戦争中、北軍の戦闘精神を鼓舞する革命歌をうたってデビューしたそう。戦後は国営の民族音楽グループで歌い、後年、人民芸術家の称号を受け、90年代からはべトナム国立音楽舞踊劇場所属の音楽家グループの責任者だそう。とはいうものの、北の民謡が染み込んだその歌い口、偉そうなところはなし、鄙びた風情さえ感じさせもします。

続きを読む>

ALEKA KANELLIDOU / APÓPSE POU HORÍZOUME

アレカ・カネリドゥ、1946年アテネのプラカ地区生まれ、父はヴァイオリン奏者のヤニス・カネリディスでした(映画音楽作家、ミミス・プレッサスとの仕事で知られる人ですね)。 学生時代、17歳の時に人前で歌うことを生涯の仕事にすることを決心し、父のつてでクラブで歌い始めたそうです。が、彼女自身、ジャズはじめ北米ポピュラー・ソングが好きで、クラブでは主に米国の曲を歌 …

続きを読む>

ALEKA KANELLIDOU / ARGISES

アレカ・カネリドウ、1946年アテネのプラカ地区生まれ、父はヴァイオリン奏者のヤニス・カネリディスでした(映画音楽作家、ミミス・プレッサスとの仕事で知られる人ですね)。 学生時代、17歳の時に人前で歌うことを生涯の仕事にすることを決心し、父のつてでクラブで歌い始めたそうです。が、彼女自身、ジャズはじめ北米ポピュラー・ソングが好きで、クラブでは主に米国の曲を歌 …

続きを読む>

YIANNIS DIONYSIOU / PROTI VOLTA, Protos Prosopikos Diskos

なんと、MM誌2022年ワールド・ミュージックBEST10において3位となってしまい、推薦者の私でさえビックリ!?したヤニス・ディオニシウ 32歳の作です(例によって3者投票制、得点集計による3位ということで、私、ゴリ推しした憶えはありませ〜ん)〜で、後から知ったんですが、本デビュー作発売直後には、ヨルゴス・ダラーラスの白羽の矢を受け、ダラーラスと2枚看板で …

続きを読む>

J.A.K.A.M. / SPIRIT BEYOND BORDERS

繊細な点描を用いた女性のスカルや、花や植物を描くイラストレーション、 独自の書体を生み出したカリグラフィーなど、唯一無二の作品を発表し続けているUSUGROW。 ここ数年は”文化の伝搬”をテーマとした<SPIRIT BEYOND BORDERS>シリーズとして、世界各地の民族舞踊を描いている。 そのテーマにインスパイアを与えたと本人も …

続きを読む>

BERNARD KABANDA / OLUGENDO

久々の再入荷です。ウガンダのギタリスト、バーナード・カバンダ・サロンゴ (1959-1999) の唯一のアルバムです。 ウガンダ首都カンパラの街で、手作りギターを弾いて呑み屋で流しているところを、リアルワールド関係者に発見され、マラカス&バック・ヴォーカルのサミュエル・バッカブリンディ・サロンゴ(たぶん、バーナードの身内でしょうね)とともに本作を録音(99年 …

続きを読む>

DEAD COMBO / ODEON HOTEL

ギターラ名手、故カルロス・パレデスへのトリビュート・アルバムへの参加での出会いがきかっけ、エレクトリック・ギターのト・トリプス、 コントラ・バスほかマルチ・インストゥルメンタリストのペドロ・ゴンサルヴィスによって2003年に結成されたインスト・デュオ、デッド・コンボの 11作目(2018年)。   1 Deus Me Dê Grana 3:41 2 Mr. …

続きを読む>

SUNNY & THE SUNLINERS / Mr. BROWN EYED SOUL Vol.2

★ サニー&ザ・サンライナーズ『Mr.ブラウン・アイド・ソウル Vol.2』 チカーノ・ソウルの王様、サニー・オスーナ率いるサニー&ザ・サンライナーズのベスト第2弾! 前作もベストセラー。甘いだけではない、テキサス・ソウル~ファンク職人集団の燻し銀の歌唱・演奏を伝えるさらにディープな内容。 最も入手困難な「シッティング・イン・ザ・パーク」の極上カバーも遂に収 …

続きを読む>

PANDITH AMARADEVA / SASARA WASANA THURU, Classical collection

パンディット・アマラデヴァ(1927-2016)〜スリランカはシンハラ人の伝統歌謡を、シタールやタブラ、ハルモニウム等の楽器を使用、インド音楽の作法を取り込み、歌い演じたマエストロでした。このアマラデヴァの得た人気を起点として、シンハラ歌謡はポピュラー音楽としてのスタートを切ったと言っても言い過ぎではないでしょう。飾りなく控えめで、決して昂ぶることのないその …

続きを読む>

go top