MARKOS VAMVAKARIS / FRANKOSYRIANI

Originally released in 1969 on LP by Melo Phone label   マルコス・ヴァンヴァカリス1969年の最初のソロ・フルLPアルバムの復刻盤ですね。CD化は1994年でした。頑固というかディープというか、30年代と、そう変わっていないというか…、64歳のアルバムですね。ハウリン・ウルフより3歳年上&# …

続きを読む>

BABIS GOLES / TSARKA STA PALIA

バビス・ゴレス(1947-2015)パトラ生まれ、幼い頃からレベーティカのSPを聞いて育ち、8歳でギターとウードを弾きはじめ、12歳からブズーキを弾いたといいます。1964年からパトラのカフェでプロとして演奏をはじめましたが、デビュー・アルバムはこちら、1982年のコロンビア録音となります。 古いレベーティカに深い造詣を持ったリヴァイヴァリストとして、多くの …

続きを読む>

LELA PAPADOPOULOU ‎/ SMYRNEIKA, REMBTIKA

レラ・パパドプル(1933-2009)、アテネで生まれ、子供の頃からレベーティカに親しむ傍ら、裕福な家庭に生まれ、ピアノを習い音楽教育を受けるも父の会社が倒産、ピアノをアコーディオンに持ち替え、十代の後半からステージに上がり、マルコス・ヴァンヴァカリスやヤニス・パパイオアーヌはもとより、ヴァシリス・ツィツァーニス、マノリス・ヒオティス、ザンベータス、グリゴリ …

続きを読む>

GIORGOS LAUKAS, PANAGIOTIS MICHALOPOULOS ‎/ TO 13 TO KELLI

  Originally released in 1975 囚人ケリー、番号13、というような意味なんでしょうかねえ…、鉄格子の中で、死刑を待つ男なのかも知れません。ヨルゴス・ラウカス、1919年に生まれ、自らの名を冠したレコーディングは1945年が最初だったようです。ブズーキ奏者であり作曲家として、多くの歌手に曲を提供し、伴奏者として活躍したレ …

続きを読む>

MARISA / TRAGOUDIA TIS PROSFYGIAS

“難民の歌” と題された2002年リリース作、もちろん、1922年9月の “スミルナの大火” 以降、先にオスマントルコから独立していたギリシャ国境内へ、流民として移り住んだアナトリアのギリシャ住民に関する歌だということは、ジャケット(スミルナ、もしくはイズミール港の写真でしょうね)を見てもわかるし、カフェ・アマーン風の伴奏にしても、歌にしても、実にクォリティ …

続きを読む>

PRODROMOS TSAOUSAKIS ‎/ O GIGANTAS TOU LAIKOU TRAGOUDIOU

  けっこう高価なオリジナル・アルバムの復刻CDや、シングル録音集を色々お売りしたあとに、こういう(紙ジャケ非シールド、CDにスリキズありの)廉価盤ベストを紹介するあたり、小商売人だなあと思われてしまうかも知れませんが(ハイ、小商売人ですが)、こういうベスト、現地でもそれなり需要があるようで、意外と入手困難なんですね(特に状態のいいものは)。という …

続きを読む>

IOANNA GEORGAKOPOULOU ‎/ I ARCHONTOREMPÉTISSA 1947 – 1955

サントリーニ島のピルゴス生まれ、イオアンナ・ヨルガコプル(1920-2007)、18歳から歌い始めたレベーティカの女性歌手ですが、例によってヴァシリス・ツィツァーニスに見いだされた女性歌手の一人。ツィツァーニスがマリカ・ニーヌをパートナーとしてからは、ヨルゴス・ミツァキスやマノリス・ヒオティスらと交わり、彼らの曲を歌い続けました。その後、70年代半ば頃まで歌 …

続きを読む>

V.A. -OST. / TO MINORE TIS AVGIS

The Songs From The TV Series Of Fotis Mesthenaiou   戦前ピレウス派レベーティカの人間模様を描いた(マルコス・ヴァンヴァカリスの名曲のタイトルを冠した)80年代ギリシャTVシリーズ『夜明けのマイナー(?)』のサントラ盤で、多くはドラマ挿入歌が収録された1983年リリース2LPの復刻CDとなります。歌 …

続きを読む>

REMPETIKI KOMPANIA ‎/ EPITYCHIES

70年代初めに結成されたレベーティカ復興の中心的グループ、レベーティキ・コバニアのベスト盤〜75/78/83年リリースのオリジナル・メンバー時代に残された3作のLPから選ばれた18曲! 1 Manólis Dimitrianákis / Ta Blé Paráthyra 2 Dimítris Kontogiánnis, Manólis Dimitrianák …

続きを読む>

PANAGIOTIS MICHALOPOULOS ‎/ OTAN KAPNIZEI O LOULAS

  “OTAN KAPNIZEI O LOULAS” というタイトルもいっしょですが、>こちらと、いっしょのジャケ、ほぼ使いまわしのミハロプロスのアルバムです。元はLPでしょうね、でも、LPアルバムの発売年もわからなければ、CDリリースの時期も特定できないアルバムです。たぶん、アポストロス・ニコライダスの73年作  “OTAN KAPNIZEI O LOUL …

続きを読む>

STRATOS PAGIOUMTZIS ‎/ ASTERIA TOU ELLINIKOU TRAGOUDIOU no.1

      1.ΞΑΝΑΡΧΙΖΩ ΤΑ ΠΑΛΙΑ ΜΟΥ 2.ΠΑΛΙΟΠΑΙΔΟ 3.ΕΓΩ ΤΟ ΠΙΝΩ ΚΑΙ ΤΟ ΛΕΩ 4.ΦΑΛΗΡΙΩΤΙΣΣΑ 5.ΤΟ ΣΑΚΑΚΙ 6.ΧΑΣΟΥ ΚΙ ΕΣΥ ΦΕΓΓΑΡΙ 7.Ο ΤΑΣΟΣ 8.ΟΙ ΜΑΓΚΕΣ ΕΧΟΥΝ ΧΡΥΣΗ ΚΑΡΔΙΑ 9.ΚΑΚΑΒΙΑ 10.ΜΑΝΑΚΙ …

続きを読む>

ANNA HRYSAFI ‎/ MIN PARATRAVAS

アンナ・フリサフィ、1921年、小アジアからの帰還者を両親にアテネで生まれました。はじめ、裁縫の仕事につきましたが、数々の女性歌手を世に送り出したブズーキ奏者にして作曲家、マノリス・ヒオティス、ヴァシリス・ツィツァーニスらに歌い手としての才を認められ、1949年、現在も続く名高いロッシニオル酒場で歌うようになり人気を博します。1950年にはシングル・デビュー …

続きを読む>

LOUKAS DALARAS / OLES OI EPITYCHIES

ブズーキ奏者として活躍していたルカス・ダラーラスの、1974年のソロ名義ファースト・アルバムに加え、続く1975年のセカンドをカップリングしたCDです。その2枚のレベーティカ系アルバムを残した後、1977年に50歳で亡くなってしまいましたが、その名の通り、ヨルゴス・ダラーラスの父親です。1940年代の終わりから、ヴァンヴァカリスや、プロドロモス、カザンツィデ …

続きを読む>

PRODROMOS TSAOUSAKIS / NA PETHANIS ATACHTI

*PANIVAR’s EU/ 2’nd Press CD of “NA PETHANIS ATACHTI”   >こちら初CD化盤の再発盤ですね、1976年の、結局、遺作となってしまったLPアルバムの復刻+6曲どこから引っ張って来たのか、同時期の録音と聞こえますから、遺作となったLPの拾遺トラックなの …

続きを読む>

go top