PLIRI DAXI / TRITOS DISKOS

  もう、これは渋いとしか言い様ナシ!古風な1920-30年代レベーティカ、ディモーティカ・カヴァー目白押し、しかも微妙にオルタナティヴ?2012年結成、テッサロニキのオールディーGREEKソング・バンド3作目!男女入れ替わるヴォーカルもサリゲナサ過ぎる?  

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MANOLIS LIDAKIS / AFTOS POU ANIGI TO HORO

  マノーリス・リダーキス(と、昔はラストひとつ前の母音を伸ばして発音してたのは、ま、南欧風だったのでしょうか?)の新作ですが、コレが原点回帰の朴訥レベーティカ仕様、その甘く緩い歌い口、フツーのライカPOPを歌うと、もうひとつしっくり来ないところがありましたが、硬派コンセプトの中では活き活きとした歌いまわしを聞かせる人、80年代デビュー以来、五指に …

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GEORGE DALARAS & NIKOS PLATYRACHOS / TA ASTEGA

昨年(2015)年末ギリギリのダラーラスの新譜です! FEELGOOD RECORDS なるレーベルからの発売で、とうとう、御大ミノスを離れたか!?と、ビックリしましたが(未だ詳しいところは不明)、共同名義の作曲家、ニコス・プラティコス関係のレーベルみたいですね。ニコス某は1965年アテネ生まれ(両親のルーツはクレタ)、アテネの国立コンセルヴァトリーで作曲と …

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ILIAS GKIKAKIS, MARIA KAKOURI / REBETIKA STEKIA OPOS PALIA

*Lyrics by Marias Kakouri *Composed by Ilias Gkikakis *Songs by Katerina Albani & Royla Aravani なんと地味なCDでしょう。でも、聞けば聞くほどに滲むギリシャの街角、場末の詩情、とでもいいますか、一回しか行ったことのないアテネの曲がりくねった路地にたたずむ、 …

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TRICHORDON / THE SOUND OF OUR SOUL

コスタス・パパドプールを中心に、ブズーキ奏者、ディミトリス・クリストドゥール、スピロス・ロアニディス、スピロス・ロイシスといった名手が揃ったブズーキ・インスト&レベーティカ・アルバム!2001年の作のリプレス盤です。”我々の魂の音” いいタイトルじゃありませんか! Bouzouki – Δημήτρης Χριστοδούλου, Σπύρος …

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MARIA SIMOGLOU ENSEMBLE / MINORE MANES, Rebetika songs of Smyrna

水夫と受刑者の物語、泣き濡れた恋とハッシシュの夢、よこしまな誘惑、帰還なき追放の旅… そんな主題が20 世紀初頭ギリシャとトルコの港町のいかがわしい酒場に生まれた「レベーティカ」にはつきまとう。感傷的な恋歌と社会的な抵抗の歌と東洋の詩情にまたがるこの魅惑的なレパートリーから、港町マルセイユに住み着いたギリシャの歌姫マリア・シモグルー(地中海アンサ …

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V.A. / A GUIDE TO GREEK MUSIC

“地中海のブルース”レベーティカを中心に ギリシャ独特の大衆音楽の全貌を解明 『ギリシャ音楽入門』 選曲・解説:中村とうよう 1.Réna Dállia/ Ta Pedhia Tou Perea 2.Markos Vamvakaris/ Bouzouki Solo 3.Vasilis Tsitsanis/ Baglamas Solo 4.Alekos Kar …

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V.A. / REMBETIKA 2 , more of the secret history of greeces underground

ギリシャのポピュラー音楽の源流となった20世紀前半のレベーティカ~そのSP音源コレクション決定盤かつ廉価盤4CDボックス、再入荷しています。クロガネーゼさんのブログで取り上げられ、一部で話題を呼んでいたコレクションですが、“ギリシャのブルース”とも呼ばれる窮民街の哀歌~西アジアからの移民の歌、娼婦の歌、ハシシの歌、ギャングの歌…レベーティカを、英国の北米戦前 …

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V.A. / REMBETIKA, GREEK MUSIC FROM THE UNDERGROUND

ギリシャのポピュラー音楽の源流となった20世紀前半のレンベーティカ~そのSP音源コレクション決定盤かつ廉価盤4CDボックス、再入荷しています。クロガネーゼさんのブログで取り上げられ、一部で話題を呼んでいたコレクションですが、“ギリシャのブルース”とも呼ばれる窮民街の哀歌~西アジアからの移民の歌、娼婦の歌、ハシシの歌、ギャングの歌…レンベーティカを …

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REMBETIKA HIPSTARS / KAFENEION

>こちらで試聴可!ということで、カナダのカルガリーで活動するレベーティカ・グループです(カルガリーといえばダイナマイト・キッド!?という話はまた別の話…いや、カルガリー・ハリケーンズか)。それにしても何でまたカナダでレベーティカ?不思議だ…、ということもなくて、実は北米にはギリシャ系移民、もしくはその2世3世が、合衆国には130万人、 …

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LEONIDAS BALAFAS / APILIOTIS

レオニダス・バラファス、1981年アテネ生まれ(両親は内陸テッサリアのカルディツァ・オリジン)07年デビューの男性SSWの2014年新作 / 4作目の2CDです。レベーティカ・ルーツをリスペクトしダイレクトな伝統回帰路線にてアコースティックかつディープなソングライティングを聞かせます。ま、故ニコス・パパゾグルーの音楽性をよりレベーティカ風味を濃くして受け継い …

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GIORGOS ALTIS / LEI I ZOI

既にレアー盤ですね!久々の再入荷です。ブズーキのヴァーチュオーゾ(クァルテート・ブズーキオン・ラストのメンバー)にしてギリシャ音楽関係の著作もあるヨルゴス・アルティスの09年セカンド・アルバムです。渋いですねえ、その歯切れよくもオリエンタルでブルージーなブズーキ・プレイ!保守本道のアレンジにおいて、メランコリックかつディープな曲想の古いレベーティカ、ライカ曲 …

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V.A. & MARKOS VAMVAKARIS / SARANTA HRONIA

Originally released on LP in 1966  マルコス・ヴァンヴァカリス、デビュー40周年を記念し(タイトルは『40年』)、ヴァンヴァカリスの手になる13曲を自身で2曲歌うほか、バグラマー奏者としても参加したと思しき1966年のオリジナル・アルバムとなります。ヴァンヴァカリス初のLP吹き込みということに。 集った歌い手は、ディミトリス …

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KATERINA TSIRIDOU / OPOU KI AN EISAI GURISE

ギリシャ大衆音楽の源となった戦前のレベーティカ〜戦後ライカの揺籃期にこだわり、ピアノ、ギターほかギリシャの弦楽器を弾きこなす才能豊かな女性歌手、カテリーナ・ツィリドゥ(1974-)の2013年作です。ブズーキ&バグラマー、ギターというレベーティカの基本伴奏において、マルコス・ヴァンヴァカリスやヴァシリス・ツィツァーニスはじめ、20世前半〜半ばの曲を、この人ら …

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VANGELIS KAZANDZIS / EXO APO TA METRA

1982年生まれ、ギリシャ中央部の地方主都、ラミアで育ち、そのラミアの交響楽団でクラシックギターを弾いていたそうですが、しだいにサズやブズーキほか、オリエントな弦楽器各種も弾くようになり、音楽教師なんかもしていたそうですが、しだいにレベーティカに傾倒。〜ということで、2010年にレベーティカ&フォーキーロック風のファーストをリリース。でこのセカンドを2013 …

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