MARISA / TRAGOUDIA TIS PROSFYGIAS


“難民の歌” と題された2002年リリース作、もちろん、前世紀前半の “スミルナの大火” 以降、先にオスマントルコから独立を達成していたギリシャ国境内へ、流民として移り住んだアナトリアのギリシャ住民達に関する歌ということは、ジャケット(スミルナ港あたりの写真でしょうね)を見てもわかるし、カフェ・アマーン風の伴奏にしても、歌にしても、実にクォリティーは高いと思います(というか、そのスミルナ伝来の古風な節まわしを感じさせつつ、これほどまでに瑞々しい歌声の新録は聴いたことがないし、あるいは、スミルネイカ・ソングの伴奏として、これほどまでに素晴らしいアンサンブルを聞かせる新録アルバムも、未だ聴いたことがないレベル、ビックリしています。古い歌い手の残したシングルのコンピレーションかとも疑いましたが、その演奏の統一感、録音の音質を鑑みて、どうにも新録アルバムと思えます)。そして、歌い手はマリサという女性歌手、どこのマリサなのか、どこの誰なのか、この1枚のCDアルバムだけを残し、それっきりと思しいのですが(ジャケの古い写真は現在の女性のものとも思えませんし、古い女性歌手のお顔かも知れませんが、誰だかわかりません。もしかして、本作歌い手のお母さんとか、そういうことなんでしょうか?それとも、アナトリアからの帰還者を両親に持つこの時、60歳代ぐらいの現役歌手?70歳代とは思えない発声ですが…)、こういう作がポツンとあったりするから、ギリシャ歌謡探訪、やめられませんね、ホント。

1 Προσφυγάκι
2 Η Μαρίτσα Η Σμυρνιά
3 Ο Ψαράς Με Το Γρι-Γρι
4 Καλλιοπάκι
5 Άντρα Θέλω Εγώ Να Πάρω
6 Ψηλά Μη Χτίζεις Τη Φωλιά
7 Τα Μάτια Σου, Σμυρνιά
8 Μ’ Αρέσει Στην Ακρογιαλιά
9 Για Μια Χήρα Παιχνιδιάρα
10 Αλατσατιανή
11 Όμορφη Μελαχρινή Μου
12  Έχεις Μια Γλύκα Στο Φιλί
 

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